紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

花火を撮る…1

2009-07-05 09:00:14 | 写真
北海道も、少しずつ暖かさが増し、日によっては25度以上の真夏日も出るようになりました。夏直前といった感じです。メルヘン広場に集まる修学旅行生や観光客の服装も白一色になってきました。夏となれば花火のシーズンです。

今回は2回に分けて花火撮影について取り上げたいと思います。単純に打ち上げられる花火だけを撮影しても、ありふれた写真になってつまらなくなります。出来る限り、周囲の風景と絡めて撮るといいと思います。

上の花火は、東京府中競馬場で打ち上げられた花火のフィナーレで、数百発の花火が連続して打ち上げられたときのものです。内馬場の芝生で座ってみていた観客も、思わず立ち上がり、歓声を上げています。(H20壁紙.COM/写真部「夏の思い出」フォトコンテスト 銅賞「フィナーレ」)



次の画像は、東京大華火祭のもので、お台場から撮影しました。レインボーブリッジの向こう側に打ち上げられて、ライトアップされた橋が写りこみます。残念ながら、この日は、暑い雲が低く垂れ込めて、大きな花火はすべて雲の中に隠れて、見ることが出来ませんでした。かろうじて、数枚撮れた内の一枚です。

下の画像は、調布市の花火大会のもので、花火の名称は分かりませんが、たまたま、カラフルに撮れました。素人には、場内アナウンスの解説やプログラムを確認しても、どのような形の花火が打ち上げられるのか、殆ど分かりません。そういう点では、偶然任せになって、撮影後初めて分かることが多くなります。



予算に限りのある地方都市の花火大会では、先ず、上のようなゴージャスな花火にお目にかかることは少ないと思います。ですから、そこでできる限り周辺の風景などと組み合わせて撮るのが良いと思います。

さて、以下は小樽ウイングベイが実施した花火を撮ったものです。ウイングベイの花火は、10分程度と打ち上げられる数が少ないですが、3-4週にわたって毎週土曜日に打ち上げられることが多いのです。クリスマス・年末の前にも打ち上げられます。

   

冬に打ち上げられる花火は、マリーナのヨットが電飾されていますので、ヨットと花火の組み合わせがベストです。上段右の画像がそうです。

また運よく、マリーナの海面が穏やかであれば、海面に花火が映り込む事もあります。下の画像がそうです。この部分だけを切り取っても面白い画像になります。



以上極めてノーマルな撮影方法を見てきましたが、次回は、カラーフィルターや、ズーミングを駆使して、単純な花火に変化をつけてみましょう。参考までに下の画像は、赤と青のセロハンをレンズの前に当てて撮ったものです。

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