せっさたくま

広島ペット霊苑がお贈りするブログです。ペットの事や他愛も無い話まで、色んなことを綴っていきたいと思います。

七夕飾り

2022年07月07日 | 広島ペット霊苑 創業記

こちらのブログすっかりご無沙汰となってしまい、申し訳ありません。最近何かと忙しく、ゆっくり机に向かうことが少なくなってしまい、更新を怠っておりました。

 

そんな中ですが、今年も皆様からお預かりした、沢山のメッセージカードのついた七夕飾りが、熊野霊園にお目見えしました。

 

今回は、納骨施設契約者さんのお手伝いも頂き、例年にも増して立派な仕上がりになっているのですが、聞けば、今朝も6時から熊野の責任者が頑張って設置してくれたそうです。

 

思い起こせば4年前の昨日、西日本豪雨災害が起こったのは、記憶に新しいと思いますが、夕方警報が出て急いで熊野の自宅へ帰ろうとしましたが、どこもかしこも大渋滞で途中まで登っていた矢野峠をUターンして、矢野ニュータウンの道へ入った所で、新・旧道路とも土砂が流出して寸断されたことをずぶ濡れの中、交通整理をして下っていた自衛隊の隊員さんから聞かされ、その日は矢野ニュータウンの道路で車中泊をしました。

 

途中何度もスマホの警報が鳴り、ラジオからは『命を守る行動を!』とたびたびアナウンスがありました。その時はまさかこんな大事になっているとは思っていませんでしたが、車中で流れるラジオからその被害の全容が徐々に聞こえてきて、改めて事の重大さに気づきました。

 

そんな中で眠れない朝を迎えましたが、一向に動ける気配はないまま、ようやく昼頃になって、熊野道路が開通し、急いで熊野霊園にずたずたに寸断された道路を何とか通って到着したのは、確か13時を回った頃でした。

急いで全体を見て回りましたが、多少の土砂が流れていた程度で熊野霊園の被害は大したことなく、納骨堂前には、霊園の居候達がゴロゴロしていて、ようやく体中の力が抜けたのを今でも鮮明に覚えています。

その日にも、前日にスタッフがつけてくれていた七夕飾りは、さすがに短冊や飾りなどは一部取れていましたが、しっかり天の川に向かって立っていました。

あれから4年、今でも行方不明者の方や仮設住宅で生活を余儀なくされている方々がいらっしゃると聞き、胸が痛みますが、またいつこんな災害が襲って来るかは本当にわかりません。

 

あの時それぞれが思ったことを忘れずに、七夕の日をこれからも迎えていくようにしたいと思います。

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