帰国したがっているお嫁さん。
それも、単なる一時的帰国ではなく、永住的帰国。
どうぞ、と帰国を奨励すれば、怒り出すのは目に見えています。
それで、見かけ上の引き留め工作として、ワタシが中国の
悪い処を調べチクることを続けています。
中国政府にお金がないので、外国製医薬品が品薄なんだって。
麻酔薬も品薄になっているそうだよ。
それで中国製を使うが、品質悪いので
手術の途中で麻酔が切れて大騒ぎになったんだってさ。
こんな記事を紹介してみました。
「どうだあ? 中国は怖いぞ。病気にもなれない」
「大丈夫ヨ。小江は丈夫だから、病気になりませんです」
何しろ、健康優良児みたいな女性ですから
この例は、いささか説得力に欠けたようです。
しかしです。
「日本からお金を持っていっても
人民元に変えられてしまうぞ」
と脅したら、さすがにビビっていましたが
それでも帰還する気持ちは揺るぎませんでした。
そんなある日のことでした。
「ヨ~チャン、マジメな話があります」
と、いつになく姿勢を正した真剣な態度のお嫁さんが
ワタシを呼びつけます。
正面から、ワタシをにらみつけます。
眼が、力強く光っています。
「な、なんだ? 改まって・・」
「大切な話です」
遂に来たか、と思いました。
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