中国人のお嫁さんをもらいたくなる?ブログ

中国人女性との日常を日記にしたものです。
強い。何しろ強い。世界最強という説も納得。

お腹が痛い その8

2022-12-25 08:50:53 | Weblog
そんな妄想を片手に、他の若い看護婦さんの手を
観ると、どの看護婦さんの手も芸術品のようでした。

手フェチになりそう・・・。

それにしても・・・・と
首をひねります。

こんなこと、前回はまるで感じなかったのに
今回に限って感じるのはどういう訳なんだろうか。

何か、原因があるはずです。
色々考えますが、判りません。


さて、採血ですが。
ワタシは血管が見つけにくい身体のようで
どこの病院でも看護婦さんを悩ませます。

「ここかなあ、あ違った。こっちかしら」

若い看護婦さんも、苦戦中で、あちこち針を刺しまくったので、
ワタシの腕には注射痕が5個も出来ました。

あの~・・・・痛いんですが・・・。

看護婦さんが笑顔でぼやきます。
「これで出来なかったら引退ですよ」

結局出来ず、ベテラン看護婦さんに頼んで採血に至りました。
ワタシも歳食って図々しくなったのか
看護婦さんをからかいます。

「引退するんじゃなかったの?」
「そんなこと言わないで下さいよ」

思わず笑いますが、その途端に腹に激痛が走ります。

「わ、笑わすな」
「あら、ごめんなさい」

何しろ、ゴックンしたり、くしゃみ、咳をするだけで腹に激痛です。
これはたまりません。

お腹に力を入れることが出来ないので
自力では、起き上がることも、横になることもままなりません。

そうこうしていると、女性の医者さんが
来て、色々と注意です。

「痰は飲み込まないで、出して下さい」

と言って、無造作に箱からテッシュを二枚も取り出します。
思わず、ケチ根性が出ます。

(何で二枚も・・一枚で十分でしょ)

そのテッシュは、と箱に目をやると
ワタシの名前が入ったシールが貼られていました。

入院時、ワタシが持ち込んだものは、病院の指示で、総てこの
シールを貼ってあったのです。






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お腹が痛い その7

2022-12-18 04:12:09 | Weblog
拘束を解かれた両の手を見ると、乾燥した血が
こびりついていました。
手に血?

「沢山出血したんだそうですよ」
と看護婦さん。

それにしてもですね、患者の手まで血だらけになるんかい?

お腹に目をやると、おへそを避けて、真ん中が縦に
バッサリと切られていました。
長さは30センチ近くもあるでしょう。

手術後の傷は医療用ホッチキスで留められており、その上から
ガムテープみたいな細長い透明の絆創膏が貼られています。

この疵は死ぬまで残るな。

若い女性だったら、これはかなりキツい
だろうな、と思いました。

ふと、気がつくと
首筋と腕にチューブが沢山着いています。

これは以前と同じですが、違うのは
左脇腹にもチューブが差し込まれていることです。

看護婦さんが説明します。
「これはですね。手術の時に出た血を出すドレンです」

ははあ。
こうなると、人間もただの「物」ですね。
エアコンみたいです。

以前と同じくち○ぽの先には、おしっこの導管が入っているんでしょうが
自覚は全くありません。

ここは集中治療室のようで、医者さんとか看護婦さんが
忙しそうに行き来しています。

やがて、若い看護婦さんが来て採血を始めます。
マスクをしているためか、美人に見えます。

ワタシの左腕を掴み、あちこちいじくり回しますが
どうやら血管を探しているようです。

血管を探しているその手と腕が真っ白で、滑らかで
脂が乗って、思わずため息だ出そうで、まぶしいほどです。

若い女性の手や腕がこれほどキレイなものだったのか。

思わず見とれます。

まさに「この世のあらゆる美は女性が源泉である」
です。





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お腹が痛い その6

2022-12-11 04:15:00 | Weblog
手術室で緑色の手術着を着た女性スタッフに、
氏名と生年月日、それと手術内容について
説明しろと言われます。

人間違いの手術を防ぐためなんでしょう。

それも終わり、浴衣姿のママ手術台に横たわります。

周囲をぐるりと、7~8人ぐらい、手術スタッフが取り囲みます。
ひんやりした無機質の台の冷たさが浴衣を通して感じられます。

果たして無事に帰ってこられるか。

どういう訳か、悲壮感は全くありません。
淡々とした、のんきそのものでした。

麻酔を打たれます。

その後の記憶はありません。
異世界への窓 ■ も今回は見ることは出来ませんでした。


気がつくと、ベッドに両の手を固定され、
仰向けになって横たわっていました。

煌々と光る、天井の蛍光灯が眼にまぶしいです。

目覚めに気づいた看護婦さんが説明します。

「今はね、手術した翌日の朝なんですよ」

喉には例によって、呼吸を助ける
太くて長いプラスチック棒が挿入されていて
一言も発声出来ず非常に不快です。

かみ切れないか、と歯でゴリゴリしますが
びくともしません。

そうこうもがいていると看護婦さん。

「あら、けいれんしているのでは?」
「違うでしょ・・かみかみしているだけよ」

やれやれ、どうやら手術は無事に済んだらしいです。

「その喉の呼吸器と拘束帯はすぐに外しますからね」

やがて、言葉通りに数分後に解放されます。

やれやれ。

開放感が半端ではありません。

前回もでしたが、この拘束ほど辛いモノは
ありませんでした。

これだけで拷問になりそうです。
何でも自白してしまいます。

術後、麻酔の副作用で幻覚を生じ、暴れる患者が
出ることがあるので、拘束する、という説明でした。

どんな幻覚なのか、一度見てみたいものです。








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お腹が痛い その5

2022-12-04 03:37:53 | Weblog
看護婦さんに案内されて、いよいよ個室です♪

るんるん気分で引き戸を開けると、左手にトイレがあり、
その奥に洗面が設置されているのが眼に入りました。

突き当たりは窓で、その手前に大きな
電動ベッドが据えられています。

ベッドの手前には、食事用でしょう。
小さなテーブルが置いてありました。

部屋の作りはホテルと酷似しています。
広さは、20平米ぐらいでしょうか。

単身赴任ならこれで十分生活が出来ます。


入院初日は、検査検査で日が暮れます。

入院二日目は、手術の下準備ということで
更に色々な検査をやり、夕食後の飲み食い一切禁止を
言い渡されます。

その間、持ち込んだ書籍やタブレット端末で
時間を潰します。

お嫁さんにも電話を入れます。

風呂が無い、といったら非常に気にしていました。
手術よりも、そっちの方が心配みたいです。

そういえば、夫婦ケンカの時、風呂に入らない
と宣言したことがありましたが、珍しく狼狽していましたっけ。

一晩眠って、さあ手術の日です。

勿論ですが、朝食は抜きです。

パンツ一丁に浴衣をまとい、マスクをして車椅子で
看護婦さんに手術室まで連れて行かれます。

手術前だから、普通に歩けるのですが
どういう訳なのか、車椅子でした。

マスクはしたまま手術台に横たわるそうです。

この使い捨てマスク。
なにせ数年使い込んでいますのでボロボロです。

それで、手術中捨てられてしまったのでしょう。
術後、目覚めたら、無くなっていました。

貴重なマスクを、なんとももったいない話です。

少しムカつきました。

損害賠償請求してやろうかしら。
なにせ、こちとら嫁さんに命じられて
数千円のために訴訟した前科があるんですから。







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