さて、病院で首尾良く、お目当ての
漢方薬を手に入れたお嫁さんですが、
ついでに、脚に出来た腫れ物の
薬も、もらってきました。
腫れ物といっても、小豆ほどの小さいやつで
少しかゆい程度だそうです。
ワタシは大の医者嫌いで、よほどでないと
病院などへは行かないのです。
そのツケが廻って入院の羽目になったわけですが。
そんなワタシに比べ、お嫁さんは、病気に関しては、
非常にフットワークが良く
何かあると、即、病院に飛んでいきます。
「そんな程度のモノで、わざわざ病院へ行くのかよ」
「うるさいヨ」
さて、その薬ですが、練り薬でチューブに入っているのですが
入り口にアルミの薄板で作られた覆いがあり、お嫁さんはその
開け方が判りません。
それで、ワタシに開けろ、と命令、いや「開けて」と哀願します。
「おい、プラスチックで出来た帽子みたいな蓋があった
はずだが、それはどうした」
「ハイこれ。こんなモノ、何に使うの?」
「これはだな、こうやって使うのだ」
蓋の裏についているとんがりで、アルミの覆いに穴を開ける、という
模範演技を見せてやります。
お嫁さんは眼を見開いて驚きます。
「こんなこと、どうして知っているの!?」
ワタシは胸を反らして自慢します。
「俺が文化人だからだ」
「日本人ならみんな知っているのか?」
「いや、日本広し、と言っても、知っているのは
俺ぐらいなものだ」
「それは、完全的にウソです」
「ウソじゃない。ヨ~チャンは偉大なのだ」
ALA!中国
漢方薬を手に入れたお嫁さんですが、
ついでに、脚に出来た腫れ物の
薬も、もらってきました。
腫れ物といっても、小豆ほどの小さいやつで
少しかゆい程度だそうです。
ワタシは大の医者嫌いで、よほどでないと
病院などへは行かないのです。
そのツケが廻って入院の羽目になったわけですが。
そんなワタシに比べ、お嫁さんは、病気に関しては、
非常にフットワークが良く
何かあると、即、病院に飛んでいきます。
「そんな程度のモノで、わざわざ病院へ行くのかよ」
「うるさいヨ」
さて、その薬ですが、練り薬でチューブに入っているのですが
入り口にアルミの薄板で作られた覆いがあり、お嫁さんはその
開け方が判りません。
それで、ワタシに開けろ、と命令、いや「開けて」と哀願します。
「おい、プラスチックで出来た帽子みたいな蓋があった
はずだが、それはどうした」
「ハイこれ。こんなモノ、何に使うの?」
「これはだな、こうやって使うのだ」
蓋の裏についているとんがりで、アルミの覆いに穴を開ける、という
模範演技を見せてやります。
お嫁さんは眼を見開いて驚きます。
「こんなこと、どうして知っているの!?」
ワタシは胸を反らして自慢します。
「俺が文化人だからだ」
「日本人ならみんな知っているのか?」
「いや、日本広し、と言っても、知っているのは
俺ぐらいなものだ」
「それは、完全的にウソです」
「ウソじゃない。ヨ~チャンは偉大なのだ」
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