ゴジラの卵 その３１

な、何？　ゴジラの卵？

不覚にも、一瞬ですが、中国だからあり得るのかな、
と思ってしまいました。

何しろ、中国です。中国は何でもありの国です。


結婚してまだ短い頃でしたが、お嫁さんは
ゴジラを「明るい」という意味だと勘違い
していた時期があります。

ワタシが、ゴジラ型のランプを示して
「これがゴジラだ」
と説明したのが悪かったのです。

それで色々教育して、写真や動画を見せて
やっとゴジラが何もので
あるか解ったはずなのですが・・・。

「ゴジラの卵が発見されるはずないだろう！」

「いいから来いよ」

「来てよ、でしょう」

「来てよ。チンライイーシャーヨ　」
※　清（チン）来（ライ）（イー）下（シャー）＝ちょっと来て下さい。

お嫁さんが中国語を使った場合に、
その通りにしないと大変なことになります。

「仕方が無いなあ」と
ぶつくさ、聞こえないように文句して、台所へ
足を運びます。

「何ですか？」

「ほら、これ、ゴジラの卵が発見されたって」

中国のポータブルサイトの新聞記事です。

そこには、古代恐竜の卵が発見されたとの
記事が、写真付きで大きく掲載されていました。

「なるほど。そういうことか」

少しですが、教育の甲斐はあったようです。










ＡＬＡ！中国

ゴジラの卵 その３０

台所で食事の支度をしながら中国のネットをみていた
お嫁さんが、別室でノンキしていたワタシを呼びつけます。

大きな声だから別室にいてもぎんぎん響きます。

「ヨ～チャン、大変だヨ！　ちょっと来いヨ！」

どうせまた、くだらないことだろうと思うと
わざわざ台所へ行く足も重くなります。

慌てて飛んでいっても、

「何も無い」

と、冷たく追い返されたことも一度や二度ではありません。

かといって、行かないと確実に機嫌が悪くなります。

仕方がないから別室から返事です。

「女性なんだから、来いよ、なんて悪い言葉を使うんじゃないの」

「来てヨ」

「なんなんだよ？」

「ゴジラの卵が発見されたって！」

一瞬ですが、頭が真っ白になりました。







ＡＬＡ！中国

ゴジラの卵 その２９

最近ですが、結婚して永いになった場合には
夫婦間の不動産贈与については、贈与税が免除
される場合があることを知りました。

それで嫁さんに話しを持ちかけます。

勿論、嫁さんに対するゴマすりが目的です。

「と、いう訳だ。全部小江の名義に変えようと
　思うんだけど」

一応、口先だけのつもりですが、嫁さんが
強く希望するなら、と考えていました。

すると嫁さんがこう言いました。

「名義を変えると、よ～ちゃんもいなくなるのか」

「エッ？」

「よ～ちゃんがいなくなるならＯＫですヨ」

これには慌てました。

「ば、バカ言うな。俺はこのままだ」

「じゃあ、意味ないでしょ」

「・・・・・？」

「今のママで結構ですヨ」

こいつ、全然意味解っていないな・・・。




※諸般の事情により、ブログの掲載が不定期になっております。
　たいした事情でもないのですが、ご迷惑をおかけして
　います。






ＡＬＡ！中国

ゴジラの卵 その２８

中国のネット記事ですが、男はマンションを所有して
いないと結婚が出来ない、というような文章が掲載
されていました。

再掲かもしれませんが一応。

「中国人女性はマンションと結婚するみたいだ。
　そこへいくと日本人女性はどうだ。
　日本人女性は男の心意気と結婚するのだ」

ホンマかいな、と思いますが、中国人が誉めています
ので、まあ良しとしますか。


ワタシ達はマンション住まいです。

マンション購入時、名義をどうするか悩みました。

全部お嫁さん名義にすることも考えたのですが、
それだと贈与税をとられる可能性がある、と
不動産屋さんに言われて断念した記憶があります。

それで結局、ワタシと嫁さんとの共有名義にした
のです。

・・・・が。








ＡＬＡ！中国