中国人のお嫁さんをもらいたくなる?ブログ

中国人女性との日常を日記にしたものです。
強い。何しろ強い。世界最強という説も納得。

特別編 お正月だヨ

2008-12-30 10:17:42 | Weblog
 ワタシは、日本人ですから、お正月ぐらいは、お餅を
食べたいのです。
 結婚してから、お餅などにはほとんど縁が無かったのですが
どういう訳か、今年は、ものすごく
お餅が食べたくなりました。

 いくら家事がダメなワタシでも、お餅を焼くぐらいは出来ます。
 しかし、お嫁さんは

「奥さんが造った料理以外のものを、夫が食べるのは許さない」     

 という悪い思想の持ち主なので、ワタシが自分で造ることは
できないのです。
 だから、お雑煮でも、安倍川でも、何でもよいですから、お餅で造った料理
をお願い、という要求をすることになるのです。

「ダメ」
「日本ではね、お正月にはお餅を食べることに決まっているの」
「ダメ。メンドです」
「じゃあ、自分で造るから、許可をお願いします」
「ダメ」
「むかし、食べたことがあるだろう?」
「うるさい」
「お餅は簡単だよ。ようちゃんが教えるからさ」
「そんなに食べたいのか?」
「食べたい」
「じゃあ、カニを食べるか?」
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特別編 クリスマスだヨ

2008-12-27 13:40:17 | Weblog
 我が家には、季節感が無く、クリスマスにはおでんを、お正月には
カレーを食べたりすることは、以前説明したと思います。

 でも、クリスマスぐらいはケーキを食べてみたいです。

「よ~ちゃん、あんた宗教じゃないでしょう」

「日本はね、八百万の神々だから、関係ないんですよ。
 キリストも、仏様も、沢山いる神様の一人なんです」

 ワタシは、宗教には入っていませんが、クリスマスで
騒いだり、ケーキを食べたりするのは、人生を楽しく
する為の技術だ、と割り切って考えています。
 どうせ、日本人は宗教にはイイカゲンな民族らしいですから。

「じゃあ、考えてみるか」

「お願いしますよ」

 何も、お嫁さんにケーキを造れ、と頼んでいる訳ではありません。
 ケーキを購入する許可を出せ、ということだけなのです。

 「考える」と彼女が約束しましたので、
今年はケーキを食べられるかもしれません。

 ワタシは甘いものはそれほど好きではないのですが
たまにはいいでしょう。

 しかし
食べさせられたのはラーメンでした。

 彼女なりに手の込んだラーメンで
麺には、刻んだニンニクを載せ、その上から
熱した油を少し注ぎます。

「ラーメン、美味しいね♪」

「美味しいことは美味しいけど・・・・」
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翻訳だヨ その26

2008-12-24 10:04:13 | Weblog
 翻訳は数時間で終了しました。
 枚数は、400字に換算すると、7枚ぐらいでしょうか。

 さて、その内容は?

『中国人女性の夫の職業はタクシーの運転手さんで、
 結論は、
 ①離婚は絶対に断る。
 ②貴女は、子供が可哀相じゃないのか』

 と言うモノでした。

 子供を全面に押し出して、強調しているのが
印象的でした。

「文章はかなり上手ですね。文化あるヨ。この人」

「必死なんだろう。だから、説得力を持つんだよ。可哀相に」

 奥さんを日本に送り出すには、金銭面も含めて夫も
色々な協力をしたでしょうに。

 お嫁さんも、来日するにあたっては
お父さんが、走り回り
一族郎党から金をかき集めて、やっと来日
することができたのです。
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翻訳だヨ その25

2008-12-21 10:25:59 | Weblog
 翻訳の話に戻ります。

「それで翻訳の謝礼は無いの?」

 すぐに謝礼が想い浮かぶ、ってのはさもしいですね。

「はい、これ」

 と彼女が会社に持っていくバックから取り出したのは
ミカン一袋でした。

 購入すれば¥300円ぐらいでしょうか。

「ま、素人なんだからしょうがないな」

 それでさっそく翻訳作業に取りかかりました。

 謝礼のミカンをかじり、ワープロを前に、
彼女が手紙を読み、それを日本語でシャベリます。
 そのおかしな、いや不十分な日本語を、
ワタシが、色々と問い質しながら
完全な、いや正しい日本語になおすのです。

 驚いたことに、これが結構上手く行ったのですね。

 それに夫婦が力を合わせて、一つの仕事をする、ってのは
とても気持ちが良いものであることも大きな発見でした。

 もしかしたら
夫婦でやる自営業ってのは、素敵な職業かもしれません。

「オー!小江、二人で翻訳のアルバイトでもやろうか?
 注文は、ようちゃんが捜してみるから」

「ヤダ」
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翻訳だヨ その24

2008-12-18 10:33:21 | Weblog
 たしかに、このサボテンは、綺麗ではありません。

「捨てるヨ」
「でも、これはね、切って植えれば、どんどん増えて
 いくんだってさ」
「なに!?」

 お嫁さんの顔が変わりました。

「増えるのか?」

「そうだって」

「じゃあ、沢山になるね?」

「そうだろうね」

 その結果。

 リビングの最上席には
造花を置いていたのですが、それをテレビの上に
移し変え、件のサボテンが置かれました。 

「はやく増えるとイイネ♪」

 現金な奴だなあ。
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