中国人のお嫁さんをもらいたくなる?ブログ

中国人女性との日常を日記にしたものです。
強い。何しろ強い。世界最強という説も納得。

風邪を引いたお嫁さんが想うこと 1

2017-07-30 07:02:24 | Weblog
話は遡ります。

今年の冬でした。
お嫁さんが風邪を引きました。


例によって例のごとくですが、
会社も休まないし、家事も普段通りに断行します。

家事は、絶対に手伝わそうとしません。
以前、手伝うな、という指令を無視して
手伝ったら、怒り狂って大暴れしました。

理由は未だに判りません。
ま、前回はそれで風邪が治ったのですが・・。



お嫁さん。
会社を休むのはイヤなので、医者には行きません。

どうしてイヤなのかといえば、仕事が楽しいからです。
どうして楽しいか、といえば
仕事を一生懸命にやると、日本人が認めてくれる
からです。

無趣味のお嫁さんにとって、これが何よりの好物なのです。
だから仕事は休みません。
アイデンティティーにまで昇華しているようです。

お医者さんには行かないので、
売薬に頼ることになりますが、
一向に効き目がありません。

就寝前に服用し、その結果、朝は調子が善いのですが
夕方帰宅時には元通りになってしまいます。

色々と薬を変えて見ましたが、結果は同じでした。
朝はハオ(好し)ですが、夕方になるとブハオ(不好)
になります。







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お母さんを持ってくる 67

2017-07-23 04:45:30 | Weblog
「昔のお友達とも、そのパドでお話したんですよ」
「パソコンだからそんなことも出来るんだ。ウチも買うか」
「ブヨウ(不要)です」
「俺が欲しくなった」
「ダメです」
「許可お願いします」
「許可しません」

その後、しばらく粘りましたが、結局
許可は下りませんでした。

「みんなね、小江のこと、若いねって」
「まあ、あんたは10歳以上若く見えるからな」
「名門さんなんか、ワタシのお母さんみたいに老人だよ」
「それだけ苦労したんだろう」
「ワタシだって辛苦しましたよ」
「ウチは子どもがいないから、その分ノンキなんだよ」

で、その後も名門さんとは電話でお話を
していましたが、やがて予想通りですが
ケンカになりました。

原因は良く判りませんが、お嫁さんの家族の
悪口を言ったとか、言わないとか。

「だからやめとけ、と忠告したのに」
「ウルサいです」
「名門さんはお金持ちなんだから、仲良くして
 いた方がお得でしょうに」
「関係ありません」

名門さんからは、肉厚サボテンの鉢植えをもらって
きたのですが。

「捨ててください」

罪もない生き物を、例え植物であっても、見捨てるのは
忍びないです。

ワタシが命乞いして、ベランダの隅に置いておくことに
なりました。

このサボテン、いま流行っているらしいですね。
逆境に強いらしく冷遇しても元気です。

ワタシみたいです。







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お母さんを持ってくる 66

2017-07-16 05:04:21 | Weblog
それはともかく、今度の日曜日に、名門さんの
マンションに出かけることになりました。

「俺も行こう」

迷子が心配なので、そう、申し出たのですが
即、却下されました。

「マンションの手前までだよ。俺だけ先に帰るから」
「ブヨウ(不要)です」

後日談ですが、どうしてワタシを連れてこなかったのか
と文句を言われたそうです。

名門さんも、お嫁さんがどんなやつと一緒になったのか
興味があったのでしょう。


当日、お嫁さんは、種々のもらい物を手土産に、
意気揚々と出かけました。
まあ、電車などの乗り換えはお手の物ですから
心配することは無いのでしょうが。

名門さんのオウチはすぐに判り、
上がり込んで、親しく語り合った
とのことです。

「リンゴの板を持っていたよ」
「リンゴの?」
「その板でね、お話したり、写真見たりするの」
「・・・アイパッドのことか」
「リンゴをかじっているのは、人間は不完全だから
 なんだって、深いね」
「デザインした人によると、その方が可愛いから
 だってさ」
「そう?」
「それだけで、深い意味など無いって」
・・・・






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お母さんを持ってくる 65

2017-07-09 05:23:30 | Weblog
「とうにょうピンも持っているよ」
「ピン・・・病・・・糖尿病のことか」

病は、中国語でピン、と発音します。

「そうだよ」
「踏んだり蹴ったりだな」
「なに?」
「殴られたり、ポンされたり、可哀想ですね
 てことです」
「だからね、今のうちに会っておきたいのよ」

もう、先が短いから、てことですかね。
縁起でも無い・・・。

「あんた、人間下手だから、心配ですよ。
 どうせ、ケンカ別れすることになると思うよ。
 だからやめたほうが良いと思いますよ」
「うるさいヨ」

お嫁さんは、人間関係がものすごく下手です。
下手というよりもそもそも、良くしよう、
というつもりが全くありません。

だから、当初は仲良しでも、すぐにケンカ別れして
しまいます。

その繰り返しでした。

今は亡き、お嫁さんのお父さんも常々ぼやいていたそうです。

「あいつと仲良くできる人間は、ヨウイチさんだけだな」

お嫁さんと仲良くするコツはですね。


逆らわないことです。







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お母さんを持ってくる 64

2017-07-02 09:25:36 | Weblog
その名門さんも離婚して、いまでは
住み込みのお手伝いさんとの二人暮らしです。
それで寂しいのか、ことあるごとに来日して
娘に会いに来ます。

「どうして離婚したの?」
「夫が不倫したんだって」

思わず感嘆です。

「中国人の男は偉いな。俺と違って甲斐性がある」
「偉くない!」

「何度も来日して面倒だろうに。その、娘さんの夫は文句言わないのか」
「静かだから何も言わないって」
「やっぱりウチと同じか・・・」

それで、お嫁さんは、休みを利用して、
埼玉県まで会いに行くことになりました。

「交通事故でポンされて、脚を怪我したから歩くの
 いやだって」
「だから小江が行くのか?」
「そうだよ」

「松葉杖暮らしか?」
「なに?」
「つえ、杖しているの?」

「車椅子だって」
「そんな状態で外国まで遊びにくるんか。
 凄い根性だな」

ホント、中国人のこうしタフさは見習いたいです。








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