あ～コリャコリャ・・その２７

もう一台はハングル専門です。

これも日本語の説明書きがついています。

何か恨みでもあるのでしょうか。

そのハングル専門の電脳をいたずら心で、
日本語に変えようと
試みましたが、ロック？　
でもかかっているのか
私の技量が劣るのか、結局ダメでした。

仕方が無いので、日本語英語専門の電脳を渋々
嫌々立ち上げると英語の画面が出て来ました。

「あ、英語だ。解らないからやめよ」

「いいから、このコン（空欄）に会社の名前を入れるヨ」

最近はお嫁さんも、ネットにはだいぶ詳しくなって
ごまかすのが難しくなりました。

しかし、キーボードをぱちぱちやるのは
まだ出来ません。

そこにつけいる隙があります。






ALA!中国

あ～コリャコリャ・・その２６

「会社へ国際電話しますヨ」

「会社の電話番号、何かに書いてきたか？」

「・・・・・・」

「判らないんだろう」

「ウン・・・」

「な、やめよ」

「やめない」

「じゃあどうするよ？」

「ネットで調べるヨ」

「言葉が解らないから、韓国の電脳なんて使えないぞ」

「ヨ～チャン、あんたやる気ないでしょ？」

「うん、無い」

「ホテルの入り口に電脳あったから、やるヨ」

そういうことで、一階まで引きずり下ろされる
ようにして降ります。

そして電脳の前に座らされました。

電脳は二台あり、壁には張り紙が貼って
あります。

イヤミなことに、日本語と英語は
こっちの電脳を使え、と
日本語で書いてあります。





ＡＬＡ！中国

あ～コリャコリャ・・その２６

これで旅行は終わり、という約束でした。

しかし
お嫁さんは、韓国が気に入ったらしく
延長を指示しました。

二泊三日では物足りなかったようです。

私はまっぴらごめんです。

嫁さんがいて、女性と悪い遊びができないから
というわけではありません。

早くオウチに帰ってノンキになり
たいだけです。

私は、外出が嫌いなのです。

抵抗はしましたが一蹴されました。

「ここでは私が領導（上司）ですから
　小江のいうのとおりにするように」

ここでは、ていうけど、いつでも何処でも
じゃないか・・・。

「会社はどうする？」

私の方は余裕がありますが、嫁さんは
そうはいかないはずです。





ＡＬＡ！中国

あ～コリャコリャ・・その２５

さっそく、案内書を紐解きます。

なになに？

私の経験と同じ事が書いてあるなあ。

韓国人は意外と日本人に親切、フンフン・・。

公の場だと反日を唱えるが、
目の前の日本人にはそうでもない・・？

韓国人の心情は複雑・・・？

放送大学によりますと、韓国人は
物事を観念的に考えるそうです。

これは朱子学の影響だ、ということです。

私流に解釈しますと、抽象的な日本は
嫌いだが、具体的な日本人はそうでも
ない、ということになるのでしょうか。

嫁さんもしきりに感心しています。

「コリャ人は真面目だね」

まあ、中国人と比べれば、大概の
民族は真面目でしょう。

こんな調子で韓国旅行は終わりです。


その予定でした。







ＡＬＡ！中国

あ～コリャコリャ・・その２４

出られなくて困っていると
側にいたオバサンが親切にも教えてくれました。

地下鉄に乗った時は、やたら席を譲られ
ました。

それも若い女性にです。

嫁さんが懸命に、笑顔と日本語で
断りました。

その娘さんは、恥ずかしそうに腰を下ろします。

さすが儒教の国です。

昔、韓国に旅行したときは何も感じません
でした。

近年、嫌韓ブームで、韓国は
反日だ、というのが頭にあるためでしょうか。
やたら韓国人の親切さ、優しさが目立ちます。

はて？

自慢、というか韓国人の
アイデンテテイにまでなっている
反日はどこへ遊びに行ったのでしょう？








ＡＬＡ！中国