中国人のお嫁さんをもらいたくなる?ブログ

中国人女性との日常を日記にしたものです。
強い。何しろ強い。世界最強という説も納得。

新しいオウチにて その45

2008-04-28 10:17:29 | Weblog
 その人は、嫁さんがガンになったと聞いた時
もう一度人生をやることが出来たとしても
やはり今の嫁さんと結婚する、と
心の底から思ったそうです。

「その台詞、嫁さんに教えた?」

「そんな恥ずかしいこと言えないよ」

 日本人同士だと、難しいでしょうね。
 例え死に際でも。

 ワタシも彼女から時々、同じ質問をされますが

「小江と結婚する」

 と明言しています。

どうせ、もう一度人生やるなんてことは
あり得ないのですから
でたらめを言って、いや、適当に、
い、いや、嫁さんが喜ぶ台詞を
言ってやれば良いのです。

 ホ ホ ホ 。
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新しいオウチにて その44

2008-04-25 10:01:53 | Weblog
 さて、ここで良い夫婦とはどういう夫婦なのか
を調査してみました。

 いつもの通り、職場で聞き込みです。

「あんたはどうなんだよ?」

「そうだね。殴ったり、蹴ったりしない
 嫁さんが、良い嫁さんだな」

これは、ワタシの意見です。

「で、あなたは?」

「生きている嫁さんが、良い嫁さんだよ」

 その人の、お嫁さんは、最近
ガンの宣告をされた、ということでした。

 悪いことを聞いちまったな・・・・・。、
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新しいオウチにて その43

2008-04-22 10:08:10 | Weblog
 これも聞いた話なのですが、
疑り深い中国人の信用を得るには
夫婦間でも10年は掛かる、と。

 ワタシはやっと彼女から信用されるように
なったのかもしれません♪

「中国のブログに出ていたヨ。
 良い夫婦では、夫が奥さんに腎臓を
 あげたりするんだって。素晴らしい夫婦だね」

「ふ~ん、それが良い夫婦の条件か?
 日本人の夫婦なら、腎臓ぐらいあげるのは
 普通じゃないかな。
 中国人の夫婦はやらないのか?」

「ようちゃん、小江が病気になったら
 腎臓くれますか?」

「ああ、腎臓でも、心臓でも、脳みそでも
 何でもくれてやる」

「わっ!ようちゃん、優しいね。
 でも脳のおみそはいらないし、
 心臓は一つしかないヨ」

「いいんだ。小江の為なら」

 汗が出ますよ。

「で、小江は、ようちゃんに腎臓
 くれるんだろう?」

「ヤダ!自分で捜しなさい!」
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新しいオウチにて その42

2008-04-19 10:15:30 | Weblog
 職場でこの話をしたら

「よくそんなクサイ台詞を吐けるよな」

 と感心してくれました。
 ワタシだって、なけなしの勇気を
奮い起こし、笑っている顔が見えないように
して、懸命にしゃべったのです。

 そのお陰で、随分と優しくなりました。

 例えば、彼女は薬好きで、訳の解らない
薬をあれこれ飲んでいます。
 中国人にとっては
漢方、ってのは健康食品みたいな感覚なんですかね。
 ちなみに、中国語では、漢方とは言わないで
「漢薬」とか「中薬」と言います。

 ワタシが漢方に興味を示し、
「少し、わけて下さいよ」
と頼んでも、

「これは、女人専門の薬だから、ダメ」

 と拒否されていたのです。

 ところが、あの風邪以後、
ワタシにも分けてくれるようになりました。

 ワタシは薬嫌いなので、面白がって要求しただけなのに
あの風邪以来、食べるヨ、食べるヨ、と強要するように
なりました。

 女性専用の薬じゃなかったのかよ。
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新しいオウチにて その41

2008-04-16 10:12:04 | Weblog
 しかし、今回の彼女の風邪の時
ワタシは、あえて、接近しました。

 マッサージしたり、
寝ている彼女に
隙間ができないように、
布団の上からぽんぽんしたり

 さも、心配しているふりを心がけたのです。

「近づくと、風邪が移るヨ」
と、弱々しく注意する彼女に
「小江の風邪ならいいんだ
 死ぬときは一緒だ」

と、心にも無い台詞を、い、いや、
演技、・・・じゃなくて、パホーマンスじゃなくて
・・・・・
ええと、何だっけ・・・?
・・・・・
誠意だ!

 誠意を持って、こういう台詞を吐いたのです。

 嫁さんが優しくなってのは、
この台詞が効いたからに違いありません。

 まさに、災い転じて福となす、です。
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