中国人のお嫁さんをもらいたくなる?ブログ

中国人女性との日常を日記にしたものです。
強い。何しろ強い。世界最強という説も納得。

わんちゃんがやってきた その20

2018-12-30 04:18:59 | Weblog
なんと言うことでしょう。

この場に及んでお嫁さんの気が変わりました。

隣の、もっと小さく幼いワンコに眼が行きました。
値段も愛らしさも同じぐらいです。

さあどうしたものか。

浮気性のお嫁さんは悩みに悩みます。
散々悩んだあげく、保留することになりました。

やれやれですが、安心するのは
早かったようです。

次の休みの日も、縄で引きずられる
ようにしてショップへ連れていかされました。

お嫁さんは、力を使って、一生懸命考えた結果。
「小さいのに決めた」
んだそうです。

お店に入るや、真っ先にその小さいワンコの
前に立ちます。

そして、動かなくなります。

「おい、どうしたんだ?」
「考え・・ちゅう、です」
「又かよ・・・バカみたい・・」

考えているのではありません。
迷っているだけです。

最初のイヌにするか、まだ迷っているのです。

あまりに長い時間迷っているので店員さんが
催促です。

「このお店は夜の八時までなんですが、色々と
 説明もあるので、出来れば六時までに決めて
 いただけますか?」
「ハイ、ワカリマシタ」

返事だけは立派なお嫁さんですが、それからも
延々と悩み続けます。



そして、遂に決断を下します。







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わんちゃんがやってきた その19

2018-12-23 05:00:06 | Weblog
お嫁さんが店員さんに尋ねます。

「このわんちゃんの検査は終わったんですか?」

お嫁さんはワタシに無断で、このミックスワンコ
を予約していたのです。
ワタシが強行に反対していたので、独断専行
内緒で秘密裏に勝手に契約していたのです。

いつものこととはいえ、こんな大切な問題を
・・・・全くとんでもない嫁さんです。


それで、予約はしたのですが、下痢気味なので
お医者さんの検査が終わるまでの、
お預けになっていました。

そういう規則になっているんだそうです。

「検査はしたのですが、下痢が続いているので
 まだお引き渡しは出来ません。来週まで待って下さい」

それは良かった、いや、それでは仕方がない、と、
しぶるお嫁さんをせかせ、いったん引き下がります。

ワタシとしては、永遠に下痢が続いて、購入不可に
なって欲しいです。
ワンコには気の毒ですけど。


それから1週間ほど経ったころです。

電話が入りまして、下痢も治まり
お医者さんのOKが出たとの連絡です。

さあ、大変だ。

さんざんぐずったあげく、抵抗虚しく、
お嫁さんに逮捕勾引されるようにしてショップに出かけます。

ワンコとの再会です。

ところがです。

事件発生です。








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わんちゃんがやってきた その18

2018-12-16 05:07:56 | Weblog
店員さんは、どうぞ、と檻を開けてワンコを
とりだし、お嫁さんに抱かせます。

そうすれば情が湧いて購入意慾が湧く、という
戦術だろうと、冷めた目で眺めます。

このワンコは、チワワとパピヨンの混血児
いや、ミックス犬です。

お嫁さんはとろけるような笑顔で、その
ワンコをタコタコ(抱っこ)します。

ちなみに、以前説明しましたが、お嫁さんは
抱っこのことを、タコ、と発音します。
濁音と、小さい「つ」の発音が苦手なのです。
だから、だっこが、タコになります。
来日して何十年も経つのに、この方言?
は治りません。

タコタコとタコが二つになるのは、
パンダの名前がランランやカンカンになるのと
同じだろう、と推測しています。



体重1㎏にも満たない小さな、小さなその
子犬は、温和しくされるがままです。
ワンともきゃんとも言いません。

股の間に小さなぽっちがありますので、
これは男の子ですね。

「ほら、よ~ちゃん、可愛いでしょう」

ワタシには見せたこともない、優しい天使のような
笑顔を向けてきます。

たまにでいいから、そういう顔を、俺にも見せてくれよ。

購入した後の手間暇費用などが頭を駆け巡り、
子供はなんでも可愛いんだよ、と毒づきたく
なります。

何しろ、15年ぐらいは付き合うことに
なるんですから、慎重にならざるを得ません。







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わんちゃんがやってきた その17

2018-12-09 06:00:00 | Weblog
次の休日もペットショップです。


すったもんだのあげく、お嫁さんに拉致される
ようにして、ペットショップに連れていかれ
ました。

最初に出かけた、片道徒歩3時間のお店です。

野を越え山越えてショップにたどり着くや
目当てのワンコの前に立ちます。

最初に見たときと同じで、小さな身体を
グタ~としているだけで元気がありません。

「病気だと大変だぞ」

治療費などを考えたら、高い買い物になる
おそれがあります。
それになにより、早死にしたら
可哀想です。

ワタシの父は、大のイヌ好きで、
何とかして飼いたかったのですが、母が大反対で、
望みは叶いませんでした。

母が反対したのは、イヌは人より早く死ぬ。
それが耐えられないからだと言います。

こういう現象を、最近ではペットロス、という
そうです。

それに比して、お嫁さんはまあ、無頓着です。

ワタシの心配など、全く気にならないようで
お嫁さんは、その子犬のワンコを黙って見つめて
います。

そんな様子を目にした店員さんが近づいてきました。

この店は、全員が若い女性です。
皆、ペット好きなのでしょう。







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わんちゃんがやってきた その16

2018-12-02 04:20:40 | Weblog
休みの日でした。

例によって、単身、ペットショップに
乗り込んでいたお嫁さんが帰宅するや
堂々と宣言しました。

「わんちゃん、買うヨ」

予想はしていましたが、やはり驚きます。

「ダメ。絶対にダメ」
「もう契約しました」

「俺は認めない」
「医者さんの検査が終わってから
 引き渡します、だって」

「あんた、俺の言うことを全然聞いていないな」
「ウン。聞いてないヨ」

「なにをシャーシャーと」
「下痢しているから、医者さんが検査するんだって」

ははあ、と思いましたね。

健康に問題があるワンコなので、値段が
安いのです。

つまり見切り品です。

見切り品には事の他弱いお嫁さんです。

「安かったんだろう?」
「ウン、半額だって」

やはりね。

思った通りです。







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