断捨離するヨ その３７

嫁さんが、ユーチューブで、
中国の老人ホームばかりを視聴するように
なりました。

将来入りたいそうです。

歳喰って、やはり母国が懐かしくなった
のでしょう。
骨を埋めるなら中国で、という心境に
なったのかもしれません。

つい最近まで、中国なんかには帰らないから、
パスポート更新も必要無い、と散々、
ワタシの手を煩わせたのを
忘れたかのような振る舞いです。

それはとにかく。
お嫁さんが中国に帰ったら、ワタシや
二人のワンコはどうなるんでしょう。

特にワンコが心配です。
ワンコ達の歯磨き、入浴、散歩、食事は
皆、お嫁さんがやっているからです。

ワタシが中国についていくことは可能ですが
どうにも腰が引けます。
それに二人のわんちゃんはどうしたものか。
中国の老人ホームは、ワンコを受入れて
くれるのでしょうか。
・・・・・
まあ、お嫁さんのことです。
１０分経つと、気が変わる女性です。

男が女性を理解出来ないのは、
女性は感情のままに行動し、規則性が
無いからだと考えています。

そんな訳で、
どうせ、すぐに心変わりするでしょう。

それとの関連でしょうか、お嫁さん。

突然、シンガポールの甥に、
以前貸し付けた４０万円を返せ、
との催促を始めました。





写真は、お嫁さんが入りたがっている
老人ホームです。










ＡＬＡ！中国

断捨離するヨ その３６

李雲迪,という中国では有名なピアニストが
おります。

第14回ショパン国際ピアノコンクール一位。
これは中国人では初の快挙だそうです。
しかもです。

中国のキムタク、ピアノ王子
と言われるほどのイケメン。

その彼が、買春して逮捕された、
というので大バッシングされています。

それを聞いた嫁さん。
自滅、いや

「ジメチ（自メデア）のユーチューブでやっていたよ」
「なんて？」
「共産党幹部ならタダでやる。
　彼はちゃんとお金を払ったんだから偉いんだって」
「なるほど。説得力あるなあ」
「お金で女人を買うなんて、どこが偉いのヨ」


680円のリンゴ、500円引だったので購入しました。
4個で180円。

１個で４５円になります。
１個の１／４が腐っていましたが、ま
安いから仕方ありません。

1個80円以下なら購入を許されています。
それが４５円ですからね。

喜び勇んで購入したのですが、いつもの通り
嫁さんに全部喰われました。

注意していたんですけど、ちょっと油断したら
無くなっていました。

１個１７０円の高級リンゴです。
どんな味がするのか楽しみにしていた
のですが、一口も味わうことが出来ませんでした。







ＡＬＡ！中国

断捨離するヨ その35

「ヨ～チャン！　ヨ～チャン！」

と、お嫁さんのけたたましい悲鳴があがり
ました。

その声を聞きつけたワタシは
やっていた電脳を放り出し、慌てて駆けつけます。

「な、何だ？　どうした？」

お嫁さんは半べそかいています。

「トイレの水が止まらないのヨ～！！」

言われてトイレを見ましたが、なるほど
水洗の水が流れっぱなしです。
自分が壊したのでは無いか、という
ことでお嫁さんは青ざめています。

なにせ、環境問題とか水の無駄遣いなどには
ことのほか神経質なお嫁さんです。

韓国旅行の時も、泊まったホテルでは、
水が勿体ないという
ので、シャワーだけにさせられたほどです。

勿論、オウチのお風呂もシャワーだけです。
湯船にお湯を張る、なんて贅沢は許されて
いません。


大騒ぎする嫁さんを尻目に
明鏡止水沈着冷静なワタシは少しも騒がずです。

マイナスドライバーで止水栓を回し、
流れる水を止めてから、タンクの蓋を
開けて、絡まった鎖をほどき、
閉じた止水栓を元通りにして。
ハイ、できあがり。
修理完了。

あっという間に直したので、あっけにとられる
お嫁さんです。

「え！？　もう直ったの？」
ワタシは胸を反らし、大いに自慢します。
「そうだよ」
「そんなに簡単なの？」
「俺にとっては簡単なのだ。ワハハハハ！」
「・・・ヨ～チャンは・・偉大だ・・・」







ＡＬＡ！中国

断捨離するヨ その34

お嫁さんが、ごろんごしました。

ゴロンゴ、というのは転ぶことです。
お嫁さんの方言です。

ワンコ達をつれて散歩しているときでした。
下り坂だったので、早足になったのですが、
早足になった途端
ミックス犬のアキオ君と衝突しそうに
なり、避けようとして、転倒した次第です。

その拍子に、握っていた、リード、つまり
ワンコ達を繋いでいた紐が手から外れて
しまいました。

さあ、大変です。

なにせ過保護に育ち「乳母日傘」
のワンコ達です。
迷子になったら、路頭に迷うは必然です。


☆ 乳母日傘（おんば‐ひがさ）とは
幼児に、乳母をつけたり、強い日に当たらぬように傘を
差しかけたりすること。子供が大切に育てられること。


慌てたお嫁さんは、転倒して脚を打ったにも
関わらず跳び起きます。

しかし、ワンコ達は逃亡したりしませんでした。

トイプードルのプーちゃんは、偶然通りかかった
小型犬とじゃれ合っています。

それに引き換え、ミックスアキオ君は
責任を感じたのか、嫁さんの脇で、済まなそうな
顔をして立ちすくんでいます。

そんな二人に安心したお嫁さんは二人の、
いや二匹のリードを手にします。


かなり距離を取って、散歩に参加していた
ワタシも駆けつけます。

どうやら膝をすりむいただけで済んだようです。

やれやれ。


ちなみに、ワタシが距離を取っているのは
接近すると、煩わしい、とかで
邪険に扱われるからです。





ＡＬＡ！中国