中国人のお嫁さんをもらいたくなる?ブログ

中国人女性との日常を日記にしたものです。
強い。何しろ強い。世界最強という説も納得。

風邪を引いたお嫁さんが想うこと 14

2017-10-29 03:41:23 | Weblog
昔話に花を咲かせたかったのですが、皆の昔話と
言っても、出席していない仲間の悪口ばかりで
どう転んでも
お嫁さんの意図とは食い違う結果になりました。

お嫁さんは、性格は悪いのですが、陰口は
嫌いです。

それで毛沢東にならって、第三者同士を戦わせる戦術にでる
ことにしました。

性格の悪いお嫁さんならではです。

かつて毛沢東が、日本軍と蒋介石軍を戦わせたように。

つまり仲間内でもっとクラスの高い人間の
話を持ち出し、相手の気分を損ねる、というまことに
嫌みな戦法です。

私の息子は○○大学卒だ。
誰々の息子さんはもっと良い大学だ。
私の娘の年収はこれこれだ。
誰々の娘さんはあれあれで、もっと多い。

尚、毛沢東は逃げ回っていただけで、
結果的にそうなっただけだ
という意見もあります。

それはともかく、お嫁さんの作戦が
幸いして? お嫁さんは医者さんと仲違いできました。
そういう戦術には詳しいお嫁さんです。

ちなみに、日本の政治家「佐々木 更三」氏が、訪中したおり
毛沢東に、戦争のことを謝罪したことがあります。

その時、毛沢東曰く。
「日本軍が蒋介石軍を追い払ってくれたのです。
 謝罪することはありません」

こういう逸話を知っている中国人はほとんどいない
でしょう。
勿論、お嫁さんも知りませんでした。




※ 漫画のセリフですが
「私のお父さんは、君のお父さんより金持ちだ」
 と言っています。










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風邪を引いたお嫁さんが想うこと 13

2017-10-22 05:36:30 | Weblog
レストランのお金は全部で200元(3千円ぐらい)
でしたが、招待したのだから、と
いうことで総て、お嫁さんが負担します。

プレゼントも渡します。

お嫁さんが決着をつけたい、としていた
ケンカしたい相手は欠席です。

危険を察したのか、幾ら誘っても、
出てこようとしません。

お金はお嫁さんが出すから、プレゼントも
上げるから、といっても効果無しです。

その日は、あいにく都合が悪い。
あの日もだめです。
いつならいいの。いつでもだめ。

そういうことで、ケンカはできませんでした。



レストランでの歓談は、プレゼントの甲斐も無く
お友達の自慢話ばかりを聞かされる羽目になりました。

子供の給料がこのぐらいだ、いまオーストラリアで
働いている、やれ米国だ、会社では重要なポストに
就いている、重点大学(一流大学)を卒業した・・。

中国人は学歴や収入を訊くのは、失礼ではない
ことになっています。
だから、みな、平気で話題に出します。

お友達は、みなそれほどの歳でもないのに、現役で働いて
いる人はお嫁さんだけで、後は全員定年退職しています。

自慢の種がない嫁さんはどうにも面白くありません。

やはり時計をプレゼントしたのが不吉だったのでは
ないでしょうか。







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風邪を引いたお嫁さんが想うこと 12

2017-10-15 06:15:03 | Weblog
この朱雲の故事に倣った訳ではありませんが、
お嫁さんはワタシの強制連行は諦めました。

ワタシの頑強な抵抗が功を奏したのではなく、
友人との付き合いに、さすがに邪魔だと
考え直したようです。

なにしろ、気まぐれですから。

やれ、良かった良かっためでたしめでたしです。

強制連行を諦めたので、荷物運び人夫がいなくなり
お土産は減らすことになりました。

腕時計は全部持っていきますが、
置き時計は二台だけ持っていく
ことにしました。

ルーペは、大きくてかさばるので五個だけです。

残りはどうやって処分するか、頭の痛いところです。

ワタシの人脈を使って、友人にプレゼントしようと
あちこち問い合わせましたが、皆、いらない、と
冷たい態度です。

友達甲斐のないやつばかりです。



お嫁さんは、ワタシの見送りも拒否して、
単身成田空港に向かいましたが
トラブルもなく、無事に上海に到着です。

その足で、地下鉄とバスを乗り換え、乗り継ぎして
お母さんのマンションへ直行しました。

マンションの鍵は、お母さんから預かっていました。








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風邪を引いたお嫁さんが想うこと 11

2017-10-08 05:52:21 | Weblog
「イヤだ」
「イヤじゃないの」

「イヤだ」
「それでも持っていくヨ」

「イヤだ。行くなら俺だけホテルに泊まる」
「ダメです。ただのマンションがあるのに、ホテルなんて
 許可しません」

「絶対にイヤ」
「ダメです。何でも持っていくヨ(何が何でも連れていくヨ)」

「ダメじゃ無い、おれの人権はどうなる」
「よ~ちゃんに人権は無いんですヨ」

「バカ言うな。人権は誰にでもある」
「よ~ちゃんには無いの」


そんな理不尽なこと・・・。
憲法の本に書いてあります。
人権は人間であることによって、当然に与えられる、と。


「絶対に嫌だ」
「絶対に持っていきます」

ここで、折檻という言葉の由来を想い出しました。

昔読んだ中国の本「十八史略」にあったのです。

漢の孝成帝が、朱雲の強いいさめを怒り、
朝廷から引きずり出そうとしたとき、
朱雲が欄檻(らんかん)につかまって抵抗したため、
それが折れた、という故事に由来します。

それを目にした皇帝は、
反省していさめを受け入れました。








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風邪を引いたお嫁さんが想うこと 10

2017-10-01 06:07:49 | Weblog
「レストランで会うから、ヨ~チャンは
 知らない顔して離れて座っていればいいの」

「あんた達が何時間も食事しておしゃべりする間
 ず~と、そこで待っているのかよ」
「そうですヨ」
「冗談じゃ無い。断固、お断りです」

「じゃあ、お母さんのマンションで待っていればいいヨ」
「あのマンション、テレビも無いし、そんなところで
 一日中ボーと、あんたが帰るのを待っていろ、というのかよ」
「そうですヨ」

お母さんのマンションは、鍵がないと部屋から外に出られ
ないのです。
その鍵はお嫁さんが持っていますから
お嫁さんが帰るまで、ワタシは一歩も外に
出られません。

「じゃあ鍵を貸してくださいよ」
「ダメです。これは私が持っています」

日本のマンションと違って、中国のそれは
ベランダもなく、総ての窓には堅牢なステンレス格子が
はめられています。

だから、火事でも起こればアウトです。

地震があっても逃げられません。
まあ、上海は地震が少ない土地柄ですが
そんな恐いところに一人で、泊まりたくありません。









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