中国人のお嫁さんをもらいたくなる?ブログ

中国人女性との日常を日記にしたものです。
強い。何しろ強い。世界最強という説も納得。

終活だヨ その1

2023-02-26 03:36:49 | Weblog
二年前から始まった一連の病院生活で考えるところがありました。

身体には自信があったワタシですが、人間、何時どうなるか判らない。
だから、そのための準備をしておこう。

と、いうことで断捨離から終活に入ることにしました。

終活といいますが、具体的には、何をやれば良いのか、調べてみました。

(1)荷物の整理
  これは断捨離のことでしょう。

(2)医療や介護の意思表示
  縁起でもないから無視。終活そのものが縁起でも無いだろう、という
  突っ込みも無視。都合の悪い部分はひたすら無視。

(3)財産の管理・整理
  マンションの所有名義は変えたし、あとは財産の整理ですね。
  金融資産だけ、整理しておけば良いよね。

(4)葬式の希望をまとめる
  葬儀などどうでも良いから、これも無視。

(5)お墓を決める
  入るお墓は決まっているから、これもパス。

(6)相続についての取り決め
  遺言書は作成済みだからこれはOK。
  相続をどう実行するか、信託銀行やNPO法人と契約しておく必要があります。
  問題はお嫁さんが先に逝った時ですね。
   外国人だからどうしたモノか。

(7)老後の資金・住まい計画
  子がいませんから、最終的には老人ホームですかね。
  都会が良いか、田舎が良いか、迷うところ。
  嫁さんは、老人ホームには全く興味を示そうとしません。

(8)交友関係の整理
  何かあったときに家族から連絡して欲しい人などの連絡先をまとめる。 
  と、ありますが、縁起が悪いのでこれもパス。

(9)老後にやりたいことを書き出す
  愛人を作りたいですが、無理そうなのでパス。

(10)エンディングノートの作成
  面倒くさいからこれもパス。



こう考えると、やるべきは、財産整理と老後の住まい
そして逝った後の処理ですね。

さあ、どうしたモノか。
なにから手をつけたものか。


中国では、こうした事はタブーみたいになっているようで、
お嫁さんは「日本人はすごい」と褒めてはくれますが
協力しようとはしません。






ALA!中国
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お腹が痛い その16

2023-02-19 03:36:24 | Weblog
一週間後、術後の検査のため、再度、病院です。
血液検査をやってからレントゲンをやります。
最後に医者さんの診断があります。

その医者さん、ワタシの顔を見るや大笑いです。
機嫌が良いようです。

「○○さん、お元気ですねえ」
「なんのこっちゃ?」

「血液検査が真っ黒です」
「はあ?」

「血液検査、総ての項目が合格なんです」
「オオ!! それはそれは」

「手術やって良かったですね」

真っ黒、というのはディスプレイの数字のことで、異常なし
は黒で表示される、ということらしいです。


そんで、帰宅するや急いでお嫁さんに報告です。

「お前の作ったご飯のお陰で血液検査がパーフェクトだって」

と、ごまをすりまくったのですが、これが間違いだったようです。

「よ~ちゃんは、私に感謝しなければいけません」

お嫁さんの態度が更に大きくなりました。

もともと独裁気味だったのですが、
その傾向が更に強まりました。

これからは、お嫁さんのことを独裁ならぬ毒妻と
呼ぶことにしたいぐらいになりました。



ワタシのお袋が、常々言っていましたね。
「好い夫婦は、健康で豊かになるんだよ」

思えばです。

今回の手術、いや入院では、看護婦さんの手と腕の
美しさが印象に残りました。

美は死とセットになっている。
死があるから美もあるのだ。

というのが持論です。

前回と違い、今回は死を感じる時間が事前に
あったためでしょう。

無意識的に、死を感じていたが故に
発生した現象だと分析しています。





ALA中国!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お腹が痛い その15

2023-02-12 02:16:10 | Weblog
退院後の生活について、医者さんの説明が続きます。

「消化が良くて、刺激のないモノ、というと、おかゆですかね」
「そうです。それにしても、○○さんは
 飄々としていますね。
 死ぬことなどなんとも思っていないみたいです。
 メンタルがもの凄く強い、と感じました」

これは意外でした。

他人からはそう見えるのかも知れませんが
自己評価とはまるで異なります。

どうしてそういう風に見えるのだろう、と首をひねります。
真っ先に浮かんだのが、父の口癖でした。

「死は或いは泰山より重く或いは鴻毛より軽し(司馬遷)」

しかし、ワタシがこんなに偉い境地に達しているはずがありません。

毎日嫁さんに鍛えられているからなあ。
それとも、学生時代に運動部で
鍛えたからかしら。

いや。

大手術だというのに、個室がどうのこうのと
こだわったので、そう感じたのかも。

手術の前でも、手術台に横たわるときも
淡々としていたように見えたのでしょう。

思いやりに欠けると思われた医者さんの発言が
いくつかありましたが、
ワタシの雰囲気が、そうした言葉を引き出してしまったのかもです。

「風呂はだめです。シャワーだけにして下さい」
「それは大丈夫です。絶対に自信があります」

オウチは嫁さんの指示で、以前からず~と
シャワーだけです。
お水とガスがもったいないからです。
風呂場で歌を歌うことすら禁じられています。
不真面目だからだそうです。

「傷口をタオルでゴシゴシしないように」



さて、いよいよ退院です。

会計でお金を払って、病院を後にして徒歩20分。
やっと我が家です。

さすがのお嫁さんも、このときばかりは笑顔で
迎えてくれました。


やれやれです。





ALA!中国



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お腹が痛い その14

2023-02-05 02:31:56 | Weblog
翌日に、またもやお部屋の引っ越しです。

今度は、一晩2万円の中レベルの個室でした。
バス・トイレつきですが、最高級のお部屋より少し狭いようです。
どうして引っ越すのか、理由はよくわかりません。

もしかしたら、色々な個室を経験させてやろう、というつもりかも。


夜、シャワーを浴びます。
久しぶりです。

濡れた腹に眼をやります。
傷跡が生々しいです。


自転車こぎのようなリハビリをやらされたりして
そうこうしているうちに退院の日が決まり、
退院後の生活について医者さんの説明があります。

「奥さんは何時頃迎えにくるんですか」
「来ません」

嫌われているわけではありません。
迎えにくるほどの事は無い、というので
迎えに来る、というお嫁さんの申し出を断ったのです。

「独りで大丈夫ですか」
「全く問題ありません」

「タクシーで帰るんでしょう?」
「いや、歩いて帰ります(金が勿体ない)」

「荷物もあるのに大丈夫ですかね。
 やはり、奥さんに迎えに来てもらった方が良いですよ」
「嫁さんも、そう言っていますが、必要ありません。
 前回はもっとひどかったけど、それでも独りで徒歩帰りでした」

「う~ん、苦笑い」
「その代わり、帰りに焼きソバを買ってくるように指示されました」

「焼きソバはダメです」
「え?」

「胃腸に負担の大きいモノとか、刺激のある食べ物は
 だめです。術後、そういうモノを食べるとイレウスになりますよ」
「イレウス? ああ腸閉塞ね」

正確にはイレウスてのは、腸閉塞を含むもっと広い概念だそうです。

「イレウスになると、1~2ヶ月は入院です」
「ゲッ!! じゃあ、餃子もダメですね」
「ダメです。中華はダメ」








ALA!中国



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする