選挙です その２

　このとき、ワタシは、お嫁さんの眼が
澄んでいて、とてもキレイなことを発見しました。

　眼は心の窓、といって、これは心がキレイ
だからだ、という説がありますが、お嫁さんに
限っていえば、とてもじゃないが信じられません。

　心が汚れている、とまでは言いませんが
ひねくれていることは確かです。

　単に、健康で元気だから、眼の水晶体も健康で
澄んでいるだけだと思んですけど。

「小江の眼はキレイだね」

　チャンスを逃さず、ゴマをすります。

　女性の容貌をほめるのが困難なときは、
部品を誉めろ、という格言？
があるそうで、それを実行しました。

　それは、ともかく、お嫁さんが政見放送を視るとは
どういう風の吹き回しでしょうか。

選挙です その１

　日曜日の昼でした。

　ウ～ラ（餓了）です。つまり
お腹が減ってきました。

　そろそろお昼ご飯の時間です。

　ご飯はまだかいな・・。

　催促すると怒られますので、それとなく
台所まで脚を運び、食事の進捗状況を確かめます。

　最近は、食事の用意が出来ても、
呼んでくれないことが多くなったので、
それで、食いはぐれないように、
時々台所を覗いて、確認するようになりました。

　そしたら、
嫁さんが、な、なんと、ＴＶの、
日本のＴＶの、
政見放送を視ているではないですか。

　しかも、食い入るようにして視ています。

遷都するなら北千住 その１３

　それにしても、北千住は良い街ですねえ。

　東西南北に、地平線のず～と向こうまで商店街
が続いています。

　一日や二日では、廻りきれなぐらい広いです。

　個性豊かなお店が沢山で、みな、楽しそうに
働いています。

　大きなスーパーも、幾つか在り
仲良く共存していますし。

しかも、
　あちこちに魅力的な飲み屋さんや、
東急ハンズまであるそうです。

「ソープもあるらしいぞ。ひそひそ」

「へ～・・・・」

　これは住みやすそうな街です。

　引っ越したくなりました。

　遷都するなら北千住♪

遷都するなら北千住 その１２

　そう言えば、料理自慢の知人さんが出してくれた料理は
スーパーで購入した５０円のコロッケ、と８０円のメンチでした。

　コロッケはお一人様一個でしたが、
メンチは、二人で仲良く分けていただきました。

　コロッケ、といえば、以前、嫁さんが

「飲むコロッケ」を手に入れろ、と騒いだことがありました。

　訳が解らず、結局ダメだったのですが、
最近、その意味が解りました。

「飲むコロッケ」
ではなく、

「飲むコラーゲン」
でした。

　どうして、コラーゲンが、コロッケに
なるのでしょうか。

「発音が同じでショ」

「何処が同じなんだよ？」

遷都するなら北千住 その１１

　今度は私のオウチに招待しようかしら。

　ワタシの家も、人のことは言えませんが、
嫁さんのお陰で、
知人さん家よりはず～とマシです。

　想わぬところで、お嫁さんを見直す
ことになりました。

　あんなんでも、やはり女性なんですね。

　知人さんのお部屋に較べると、岩砂漠と
オアシスぐらいの差があります。

　ワタシの嫁さんは人見知りするので、知人さんを招待したら、
逃げる、と宣言しています。

　当初は、メンドだから、ダメだ、と拒否していたのですが、
やがて、ニゲルヨ、に変節したのです。

「私がいないときに来るのを希望しますヨ」

　そうなると、知人さんの接待は自分でやるしかありません。

　ワタシは、家事はまるっきりなので心配です。

　どうするかなあ。メンドだな。

　何を食わせればよいのかなあ。

　食事は、酒と、あと
柿ぴーでも食わせておけば、十分かなあ。