ぱそらぼ (ぱぁと1)

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責任能力

2009年11月28日 | 社会派らぼ
なぜというのか、やはりというのか、ニュース面は相変わらずの文字で溢れます。逮捕された英国人女性殺害の容疑者が、食事を食べたとか…のニュースまで報道記者が息せき切って伝えるのもどうだろうと思いながら、それでもニュースです。現実の全てを拒絶するつもりなのだろうかと思ってみましたが、どうやらただ己の欲望に甘いだけの男だったようです。かと思えば、ドラム缶から遺体が見つかったり、山中にバラバラに遺棄したり…。およそ人間とは思えない事件が後を絶ちません。

こうした犯人でも、弁護はしてもらえますが、そのような場合に大抵持ち出される問題に「責任能力」というものがあります。要は事件当時、容疑者は心神喪失もしくは心神耗弱にあったというものです。精神が著しく障害を受けている状態で、是非善悪を弁識する能力が失われていたというものです。最終決定は裁判官にゆだねられていますが、精神科医の診察結果は大変重要な責務を担っています。

…けれど、いつも思うのですが、一体人が人を殺すといった場面で、精神が正常であるわけがないのではないでしょうか。そのような残忍な事実を前に、そんな配慮をする必要があるのかと思ったりするのです。どんなに精神を病んでいても、社会の中で生活をしている限り、したことには責任を負うべきです。もしそのような責任を負うことが無理だと判断される場合は、社会の中からある程度の隔離措置をとるべきでしょう。

先日、マレーシアに覚せい剤を持ち込んだとして、日本女性が起訴されたニュースがありました。当の女性は、ドバイで男に渡されたと主張、覚せい剤だったとは知らなかったと供述していると報じられていました。と言うのは、マレーシアでは危険薬物法違反での法定刑は死刑に限られる…とあったのが、軽くショックでした。日本国内で途切れることなく耳にする覚せい剤事件ですが、量刑の重さは彼の国のもので我々にはどうも言いようがありません。自分のしてしまったことには必ず責任が伴うといった当たり前のことを、私たちはどんな場合も忘れてはならないはずですよね。


いくら数えても文字が合いません
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