ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

就職

2010年01月31日 | 社会派らぼ
相変わらずの不況です。就職氷河期という言葉が使われだして、随分になります。一度上向いた時期もありますので、再来との表現が使われていたりしますが、就職が厳しいのは相変わらずです。

新卒の学生達の就活もなかなか大変です。今は何でも、会社説明会の予約を取るだけで大変だそうです。会社説明会の予約開始日時のメールを受けて、1時間後にネット経由で申込んだところ、既に満席だったという話を聞きました。中には、開始から2分後で満員とも。

説明会出席を採用時の必須にしている所もあるようで、その場合は採用そのものの可能性がなくなることを意味します。そうでなくても、説明会で直接聞いた話をベースに、面接対策を考える学生も多く、一人ひとりの才や人柄とは全く別次元でのふるいわけが静かに進行しています。

会社へのエントリーもパソコン。会社からの事務連絡は携帯メール。それを受けての申し込みもパソコン。ネットが当たり前の社会ですが、おかげで諸手続きがスピードを競う羽目になってしまっています。携帯で四六時中メールを受け取ることはできても、申し込みにはパソコンが必要なことも多く、遅れを取る…というわけで、就活用にiPhoneを購入する学生も多いとか。

メールやネットが、現代に欠かせないツールであることは良くわかりますし、それらを使いこなすことは、ビジネスの絶対条件です。かと言って、授業中であれ車中であれ、常にメールの着信音に神経をとがらせ、早い者勝ちで定員が締め切られるという実情は、即刻解消して欲しいと思います。

同時に、本当に就職したい会社を真摯に選ぶ余地も無く、下手な鉄砲も…の論理で手当たり次第に、取り敢えずの席を確保する風潮も何とか解消して欲しいと思います。幾つ、会社の内定を取ったところで、身を置く会社は1つでしかありません。大学入試もそうですが、どこでも良いから無節操に権利確保に奔走し、不要なら後で捨てれば良いという発想が、社会の常識になって欲しくはありません。


パソコンで電卓を使いたい
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遺骨収集

2010年01月30日 | 社会派らぼ
野口健氏という登山家がおられます。登山家というのは不思議な職業の1つでもあります。クライミングを生活の中心として、どうやって収入を得、資金を確保するのかみたいな所が、お節介ながら心配してしまいます。実際は山岳ガイドや講演活動、執筆活動などで生活が成り立つようです。

野口健氏というと、清掃登山に取り組んでおられる方と知られています。エベレストに登られた際、積極的にゴミ拾いをしているヨーロッパ登山隊の脇に、日本隊の捨てたゴミが散乱している状況を見て衝撃を受けられたと聞きます。

こうして積極的に環境問題への意識を強く持ち、清掃登山を精力的に続けておられる以外に、主にフィリピンにおける旧日本軍戦没者の遺骨収集にも深く関わられています。遺骨収集と一口に言っても、それは恐ろしく大変な作業で、山積みされた遺骨を1つずつ部位ごとに分ける作業から始まると言います。…でなければ、収集遺骨が何体分のものなのかが分からないのです。カウント作業の後は、日本に持ち帰った際の検疫に引っかからないよう、焼骨。冷やした後に袋に詰めるのだそうです。

多くの遺骨が尚残されているにも関わらず、厚生省は一旦遺骨調査を打ち切りとしています。現在、厚生省も収集は行ってはいますが、活動の大半が民間任せであるのは、既に遺骨収集が予定数に達したとされているらしいのです。ただし、それは頭蓋骨なら1柱、両腕なら2柱、両足なら2柱などと数えた結果であるとのこと。

野口氏のこうした活動には、戦争の美化や右傾などといった色眼鏡で見られる傾向があり、身近な人達からも自重を促されたこともあると言います。それでも氏は「灼熱地獄の洞窟の中で無数のご遺骨を見てしまった。知るということは同時に背負うこと。」と話されます。

「知るということは背負うこと。」野口氏の継続した活動を支えるものがその言葉に集約されているのでしょう。私達はともすれば「見て」いるのに、「見なかったこと」にしてしまいがちです。正義感に燃えてみても、現実の壁はそんな単純なものでなく、社会の中では多くの善意が燃え尽きていきます。力がないのだから仕方のないこと。自分は精一杯やったのだから、これ以上はもう無理なこと。何とか自身の心を納めて、結局は自分の無力さだけを抱え込んでしまっています。

キットそうではないのですね。知るということは背負うこと。そう言い切れるだけの人生でありたいとは思います。



Roundで四捨五入できていない
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施政方針演説

2010年01月29日 | 雑談
鳩山首相の施政方針演説が報道されています。首相が一生懸命演説をしたと答えておられるように、多分型破りなものだったように思います。…というのも、政治家の演説というよりも、「青年の主張」のような初々しさがあったからです。政治家の言葉というのは、これまでもっといかついものが多かったような気がするのに、多分にロマンティシズムが盛り込まれていたような気がします。

それはある意味で好感度に繋がるものかも知れませんし、首相が言われているように「政治に理念は必要だ」と私も思います。そういう意味で、詩人のごとく「いのちを守りたい」と繰り返された演説は、首相の理念であると理解はします。

同時に「青年の主張」的に、美しい言葉が並び過ぎても、それは首相の立場表明として物足りなさを感じるのも事実です。言葉がきれいで、誰しもがそうでありたいと思える理念を提示していただけるのは有難いのですが、ではそれをどのようにして?が見えて来ないのは確かです。そうなると不思議に、美しすぎる言葉は嘘くさく見えて来る部分があるのも事実です。

子ども達が無限の可能性を自由に追求していける社会というのは、どのようにしたら生まれるのでしょうか。子ども手当てとしてお金がばらまかれ、高校が無償化されても、「人格なき教育」が見直されない限り、日本の将来は明るくないとさえ思えます。ハイチ地震のような被害を…と言われても、そのハイチ地震への日本の対応の遅さを忘れて聞き入ることはできません。

鳩山首相は恐らく、とても純粋な方なのでしょうが、人間が本当に純粋でいられるのは「政治」の世界ではないと思います。ただし施政方針演説に向けた首相の懸命さを疑うものではありません。小学生でも校長先生の話は黙って聞くように…と教わります。成人式の会場で来賓の祝辞を行儀良く聞けない新成人は嘆かわしいと誰もが思っています。施政方針演説くらい、黙って聞くべきです。批判は批判。それは後ですればよいことです。



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自分の力

2010年01月28日 | 命の生き方
自分を「客観的に見る」ということは、つくづく難しいことだと思います。学業といった期間は、嫌でも試験といった代物がありますから、それが計っている物が本当の実力であるか否かは別として、現在の知識の正確さや理解度などが数値化されて見えてきます。社会に出てしまうと、幸か不幸かそのような一律に線引きされて力を試される機会がありません。

力があれば、力のないことがよく分かります。ところが、力が足りないと、自分の力の及ばないところが見えません。間違ったことを信じ込んでいると、本人は正しいと思っているわけですから、その間違いに気づくというのが至難の業なのです。他人からはそうした部分が見えているのに、社会に出てしまうと指摘してもらう場がありません。社会では、自分で気づくしかないということになります。

学校時代の評価があまりにも点数化され過ぎていて、いつの間にか見かけだけの知識量やパターン化されたものをなぞるだけのものを、本物の力と勘違いしてしまっている節があります。まぐれでも一夜漬けでも、正解とされるものにさえたどり着けば安心してしまうところがあります。

そうではないと思います。本当の力量といったものは、深く人間性と関わったところにあります。日常の忙しさに紛れて、見直すことのなくなった自分の姿をキチンと振り返ってみる時間を意図的に作らなければ、とんでもない醜態をさらしているのかもしれません。


日本語入力が巧くできない・その2
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相撲協会理事選

2010年01月27日 | 社会派らぼ
日本の国技とされている相撲の世界が、どうやら大騒動のようです。財団法人・日本相撲協会の最高議決機関は理事会ですが、この理事は2年に1度評議員の無記名投票で選出されるのだそうです。110人いる(全年寄りと力士、行司の代表者)とされる評議員ですが、どうやらこの評議員が「一門」と呼ばれる派閥を形成しています。

確かに「一門」という言葉は、相撲では良く聞きます。師弟関係から幾つかのグループに分かれていると理解すればよいのでしょうか。この一門が、理事選の場合は結束し、票数に見合った候補者を調整して立てることにより、以前は殆どが無投票で理事が決まったようなのです。騒動というのは、貴乃花親方が、所属する二所ノ関一門からの、候補者調整に応じず、一門を離脱して立候補するといった事態に至っているとのこと。選挙は2月1日だそうですが、その行方が注目を集めています。

角界というのは、古くからのしきたりを重んじる世界でしょうから、習わしといったものは、これまで守られて当然のものだったのに、それに公然と反旗を翻したわけです。30歳代といった年齢もあって、次期を待ってと制する声を無視してのいささか荒い出馬表明です。

そうした足並みを乱すような振る舞いが批判的な眼で見られることも良く分かるし、もう少し穏便な解決法を探るなり、その考えをキチンと話して理解を求めるなりの姿勢が、貴乃花親方に足りなかったのは、キット確かなことなのだろうと思います。門外漢ですから、本当のところは分かりませんが、何となく貴乃花親方の「一瞬たりとも待てない」という感覚は分からないでもないと思ったりします。

相撲界は薬物事件や暴力事件など、揺れに揺れてきましたし、二人の横綱が日本人ではないことからも顕著なように、日本の国技としての存亡が危ぶまれています。その外国人横綱である朝青龍関は、何とも問題の多い横綱で、何度も厳重注意と言った報道を聞いています。それやこれやのさ中、恐らく貴乃花親方の心中は真に相撲界の将来を考えての行動のような気がするのです。

人間は年齢を重ねることで、確実に自分の中に蓄えていくものがあるようには思います。年長者がそれなりに理にかなった振る舞いや言動ができるというのはあるかもしれませんが、単純に年齢さえ重ねれば、人間としての深みを増すのかと言うとそうとは限りません。真に相撲界を愛するがゆえの無鉄砲であれば、その勢いや情熱に任せてみるのも、窮した相撲界には良いことのような気もします。いずれにしても2月1日が選挙です。


日本語入力が巧くできない
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フト…

2010年01月26日 | 雑談
ただ、あるだけで、それだけでキラキラと輝いていられた頃、その眩さの痛みをキチンと心で学んで来たでしょうか。美しいということが、心をキリキリと苦しめるのだということを、ちゃんと真正面から感じて来たでしょうか。だからその苦しさをどんな風にやり過ごしていけば良いかを、一つずつ学んで来たでしょうか。

物事の真実は、常に真っ直ぐで美しく、美しいものはそれだけで心が痛いものかもしれません。何よりも大切だと思っていることが多分あります。



線が消えたっ!
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大地震

2010年01月25日 | 社会派らぼ
ハイチで起きた大地震は、未曾有の被害をもたらしているようです。死者15万人とも伝えられていますので、阪神淡路大震災の数値と比べるだけでも、恐ろしさを感じます。日本政府は5億円の資金提供を表明しているようですが、国際社会からは一層の貢献を求められているようです。

復興支援のために、自衛隊が派遣される模様ですし、発生後1週間程度でまず20人程度の医療チームが既に出発をしていました。ヤハリ隣国でもあるアメリカはスグに1万人規模の兵士を投入しましたし、当局に代わって空港の管制業務を行ったりと、その対応はいち早いものでした。フランスも対応が早かったですし、何より中国も発生翌日には緊急援助チームを現地入りさせました。

現在、中国という国の現実は、非常にギャップがあります。一方でグーグル社が人権の立場から、中国からの撤退も辞さずとの姿勢で、ネット検閲の問題と取り組んでいます。日本に流れ込んでくる、偽ブランド品やソフトの海賊版も多くは中国からといった声も聞かれます。その一方で、GDPを着実に増やし国力を挙げて世界の場で堂々と振舞うことを意図して実行しているようにも見えます。様々な局面を見る限り、中国という国が内部にアンバランスな危険を抱えていることは百も承知で、それでも尚、国際的見地からは日本をしのぐ国としての品格を築きつつあるというのは、間違いないかも知れません。

アメリカなどでは、ハイチの大地震への援助のために、大物アーティストや俳優が即立ち上がっていることも、日本とは意識が異なることをまざまざ見せ付けられます。実際に彼らが電話口に出ることで、援助金を集めようとするものだったり、コンサートを行ったりしています。

日本という国は、一時の勢いで形ばかりは大きな国の仲間入りをしたかに思っていますが、それは実は付け焼刃の形ばかりのものであるかのような印象を否定できません。世界が日本に求めるものは上記のように金銭でしかないのかも知れませんし、それすら出せない国に今日本は低迷しています。

日頃の様々な場面で、「なぜ動こうとしない?」「批判するばかりで、それを変えていこうという意思はないのだろうか?」などと身の回りのことで思うことがしばしばです。それが多分、日本という国の現実なのでしょうか。


バッテリーのリフレッシュサービスって何?
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教育

2010年01月24日 | 雑談
亜細亜大学長の衛藤瀋吉氏は、「偏差値よりも個性を重視する」といったことを訴えて、入試改革を実践された方です。現在に至る「一芸入試」といった制度には、正直異論はありますが、彼がそれを提唱したその根幹にはかなり共鳴するものがあります。

衛藤氏は東大教授として、以前は大学という場は特殊な知力を鍛える場所であると考えておられたようです。それ以外の事に関しては、大学は何かに貢献すべきでもなく、その力も持たないのだとする立場です。ところが海外での経験や、海外青年協力隊への参加者と接して、知力だけで物事が完結しないことに思い至ったとされています。

ボランティア活動で、最も大切ななものが「人間性」。更には「技術」。そして最後に「語学」。目指してきた「知力」がほんの一部しか支える力になっていないことに気づかれたとき、それまでのご自身の立場を考え直す必要に迫られたわけです。しかも最も大切である「人間性」などというものが、単純な数ヶ月の訓練などで身につくものでもないということが決定的でした。だから、偏差値オンリーで定まってしまう試験でなく、入学前のその人の人間性を育ててきた経験こそが重要な鍵を持つと考えられたのでしょう。

ただし、現行の「一芸入試」がそれを補っているとは考えがたいものがあります。けれどこれは衛藤氏の責任でなく、入試を実施している側の責任でしょう。

「パソコンはパソコンだけができればそれで良いのではない」。私がそう思い至ったことは、あながち間違ってなどいない…氏の論に意を強くする部分があります。一番大切なものは、それを支えている「人間」であり、それはボランティアなどという生半可な(←現在、頻繁に使われている範囲の言葉として考えています)体験では磨き上げることはできないはずです。幼少期からの親との関わり合い、学齢期に至っての教師との関わり合い、仲間や大人との関わり合い、広い社会との関わり合い…そんな中でしか育てることが出来ない部分です。ですが、そうした部分が希薄な現代、手をこまねいて嘆いてみても、社会は何一つ変わりはしません。氏が提唱された様々な入試改革は、その効果云々でなく、改革の必要性に気づくという意味で、大変大きな意味を持つのだと思います。

「技術」は勿論大切です。ですが、それを支える「人間性」がなくては何も始まらないし、何も伝わらない。そしてそれを伝えるものは、最後はやはり「語学」なのです。外国に対しては英語の習得でしょうが、その前に日本人が日本人に心を伝える「言葉」をおろそかにしてはなりません。

小学校で修得すべき科目は「算数」と「国語」だけでいい。後の時間は「人間」を育てるのに費やして欲しい。衛藤氏は賛成してくださらないでしょうか。


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いろんな人がいる

2010年01月23日 | 命の生き方
いろんな人がいる。そうなんです。世の中には、立場も考え方も、性格も、良識も、根底からゴッソリ違うという人達で溢れかえっています。逆を言うなら、それらが似通った人とめぐり会える事の方が奇跡かも知れません。だからこそ、世の中の進むべき方向は幾度も軌道修正されて、正されるのかもしれません。(←最近は、軌道修正された結果の方向が正しいのだと信じられなくなりましたが…。)

「いろんな人がいる。」その言葉を発する人も、また「いろんな人」の1人ですから、その言葉でさえ「いろんな」ニュアンスがあり、いろんな立場があり、いろんな感情がこもります。

「いろんな人がいる。」誰しも自分の考え方や立場は絶対だと思っていますから、自分とは異なる人達の多くを見下げる感情を感じることもあります。自分は絶対である反面、自分というものに自信が持てない場合も少なくありませんから、手の届かない諦めを感じることもあります。あまりにも多くの価値観が溢れかえりすぎている為、自分がどうあるべきかが定まらず、見失ってしまった苦悩を感じることもあります。……

いろんな人がいる。その立場や考えの違いを肌で感じた上で、ともかくはスタートラインに立たねば、事は始まりません。人間の中には必ず「邪悪」なものが眠っている反面、必ず「正しい倫理観」も眠っているはずです。どこまでその正しい倫理観が揺さぶり起こせるかは過信しませんが、何かが共鳴を始める環境の中にありたいと思っています。

ただし、人間は幾つになっても学べる存在ではありますが、一方でその気のない人は他動的には変わりません。持って生まれた自分の中の原点を見返す作業。日常に紛れて忘れていることは確かにあります。


パソコンの引越しはどうすればいいですか?
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真っ直ぐに

2010年01月22日 | 命の生き方
想いをゆがめずに貫くことは難しいことです。世の中は、あまりにも身勝手が横行していて、想いが純であればあるほど傷つきやすく、いっそ想いから逃げた方が穏やかでいられるのは確かです。逃げ出すのは本人が弱いのだと指摘されば確かにそうかも知れません。どんな状況にあっても、逃げればそれは間違いなく負けを意味するものですから。それでも、目をつぶって逃げ出さざるを得ない現実があります。真っ直ぐでいることが許されない世の中というのは、ヤハリ間違っているように思います。

実に多くの非常識が横行しています。これは悪いことだと認識をして悪いことをするのは、「悪」と呼ばれます。勿論世の中には、悪と呼ばざるを得ないようなことも山と転がっていて、悲しいけれど随分そんな事にも慣れました。それでもそんな風な世の中の悪には、心を痛めはしても、自分がつぶれてしまうようなことには至りません。

どちらかと言うと、私たちを打ちのめすものは、「悪」と決め付けることの出来ないところに存します。世の中には百人いれば百通りの考え方があって、ハッキリと糾弾できない非常識がここそこに散らばっています。世の中は皆が好き放題をし出すと切りがなくなり、いつかどこかで破綻に至るものですが、その好き放題を自粛する理性が欠如してしまっていたりします。一人ひとりが理性を持ち合わせ、他人のことをいたわり、引くところは引いて、初めて美しいバランスが生まれます。が、そのバランスを感じられない身勝手な者が多くいるのも現実です。

互いに相手の立場を尊重し感謝する気持ちを持ち合わせれば難ないことなのに、残念ながら多くの善意がつぶされていっています。単に自分の毎日が楽しければそれで良いのには違いはありませんが、ほんの少しだけ支えてもらっていることに感謝することは大切なことだと思います。

いつか私の古傷もかつてほどに血は滲まなくなりました。つぶれるには想いが強すぎました。今は、どうあろうとも、自分は自分でいられる…そんな強さも自分の底に芽生えたかも知れないなどと思うこともあります。今、真っ直ぐな想いを貫けずに諦めようとしている貴女に。がむしゃらに前に進むだけが全てではありません。疲れたら一度休むのも良いでしょう。但し、貴女のその想いを捨てないで欲しい。いつか必ず、想い続ければ、必ず強さに通じます。



妙な「+」が表示されて、式が作れません。
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