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ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

Scrap Booking Exhibition

2013年12月03日 | 道草
と き:2013.12.2~12.25
    平日 10:00~15:00
ところ:草津コミュニティ支援センター




均等割付時、mm数で表示される

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スタンプカーニバル in Osaka

2013年04月02日 | 道草
「スタンプカーニバル」という消しゴムはんこの世界ではビッグなイベントが大阪で開催されます。消しゴムはんこって何?という方には、どうでも良い情報ですが、もしも興味をお持ちの方がおられましたら、以下の要領で開催されます。

元々、「スタンプカーニバル」は年に1度、秋に東京で催されるイベントです。消しゴムはんこに関わっている、企業やクリエイターが出店、出品しており、様々なワークショップが開催されるなど賑やかな催しです。

スタンプカーニバル in Osaka
日時 2013年4月5日(金)・6日(土)
   初日 10:00~18:00
   2日目 10:00~17:00
場所 大阪産業創造館 3F
   〒541-0053 大阪市中央区本町1丁目4番5号

すみれ…の季節

2013年04月01日 | 道草
今年の桜は早いような気がします。梅の便りが遅かった…ようなのに、その後一気に桜が開きました。小学校の入学式は8日前後ではないかと思うのですが、もしかすると、今の時期が一番きれい?かも知れません。

日本の春には「桜」が似合います。先般、東京大学が世界の優秀な学生を集めるといった事を理由に、秋入学を打ち出していました。個人的には、日本だけが「春入学」であっても、優れた先生とその研究室がありさえすれば、人材は集まるのではないかと思っています。秋を新たな出発の季節とする、バックボーンが日本には希薄です。

桜が爛漫と咲き誇る中、我が家の小さな荒れた庭に春の訪れを告げる花が、今年は見当たりませんでした。枯れた芝生は目を皿のようにしても、あの特徴的な細長い葉っぱがどこにも見当たらなかったからです。特別に根こそぎ掘り起こした覚えは全くない…にも関わらず、本当に消えてしまったのかと思っていました。



…が、突然枯れた芝生の中に濃い紫の花が姿を現しました。気にしてみていましたから、全く何もなかったところから、この状態になるのに、多分一晩。今年も小さな可憐なスミレの花は、忘れずに我が家の荒れた庭で咲こうとしてくれています。

優雅・妖艶・華やか…といった立派な形容詞が似合う桜も見事ですが、私の一番好きな花は、やはり「これ」です。

山路来て なにやらゆかし すみれ草 (芭蕉)



図形の縞模様がいびつに見える

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手を伸ばせば

2012年08月16日 | 道草
空は抜けるように青く晴れ上がっていました。
その深い青を、彼らは誇らしげに
「Swedish Blue」とそう呼びます。



一方で海もまた深く青く。
彼の国の自然はどこまで行っても
私たちを裏切ることがありません。



日本の国にもこよなく美しい自然があります。
私たち日本人は、四季の移ろいを
誰よりも愛して来たとそう思います。

ただ、どこまで行っても日本の自然は
こよなく「愛でる」ものであるのに対し、
ここの自然は「体に感じる」もの
「自分がその中で息づく」もの。



この国が、どこに行っても美しいのは
だからかもしれません。





写真共有サービス

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ただいまと言える国

2012年08月15日 | 道草
舗道に敷き詰められた石も、
煉瓦造りの建物も、
高い空にそびえる赤い屋根も、
30年間、何一つ変わらない風景が
そこにありました。



ここ日本では、
時の流れと共に、
いろいろなものが変わっていって当たり前だし、
変わっていくこと自体が
世の中の発展だったりするのですが、
そこに広がっていたものは、
30年前の「あの日」と同じ空気でした。



次々と新しいものを受け容れて、
今を謳歌することは確かな人生の歩き方ではあるけれど、
もしかすると、100年昔と、100年先を見据えて、
ただそこに「在る」ことを全うすることの方が
ずっと確かな事かも知れません。

ただいま。
そう言える国がもう一つあることは
私の大切な誇りです。



スマホから写真をパソコンに取り出す

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雪だるまの贈り物(2)

2007年05月27日 | 道草
 「悲しくなんかないよ。」ゆみちゃんが何も言わないのに、雪だるまさんは言いました。「だって、みんな手を振ってくれるし、バケツの帽子だってあるし。でも手が少し冷たい。」

 ゆみちゃんは、雪だるまに手があったかしらと少し思いましたが、赤いくまさんの手袋を渡してあげました。雪だるまさんは、嬉しそうに帰っていきました。

 「早くしなさい!ったら。」お母さんが、部屋に入ってきました。窓辺にいたはずのゆみちゃんなのに、お母さんはゆみちゃんをベッドから起こしました。「幼稚園に手袋を忘れてきた日に限って、こんな雪で。」お母さんが言うので、ゆみちゃんは少しおかしいと思いました。手袋は、さっき雪だるまさんにあげたのです。忘れてきたのではありません。まあ、いいや。どうせまた、忘れんぼさんだとか叱られるのがわかったからです。

 顔を洗って、制服を着て、ホットサンドをほおばって、玄関から出ようとした時。ゆみちゃんはポストの上に赤いくまさんの手袋を見つけました。手袋の横には、夏になくしたはずの宝物の指輪がありました。幼稚園バスの来る時間ですから、お陽さまがもうキラキラしていました。

 バス停の横には、溶けた雪がぐちゃぐちゃになって小さなバケツが転がっていました。ちょっと湿った手袋の中ではめている赤い指輪を、どうしたら先生に見つからずにすむかしらって、ゆみちゃんは心配しながら、バスに乗り込みました。

 <おしまい>



両端揃えって何ですか?
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雪だるまの贈り物(1)

2007年05月26日 | 道草
 その日の朝も、ゆみちゃんはいつものようにお母さんの声で、夢から覚めました。「朝ですよぅ。幼稚園に遅れますよぅ。」 でも、その日は特別寒くて、暖かいベッドから出るのはとても無理でした。「もう後5分だけ。眠ってしまわなければ、遅れないもん。」

 その時、窓をトントンと叩く音が聞こえたので、ゆみちゃんは仕方なく暖かいベッドから出て、窓を開けました。窓の外はまっ白で、雪だるまのまあるい顔がのぞきました。「どうしたの?」ゆみちゃんがたずねると、「寒いの。」って答が返ってきました。ゆみちゃんは、雪がこんなに積もったのを見たことはまだなかったし、ほんものの雪だるまを作ったこともありませんでした。でも、絵本で見る雪だるまさんが、寒くはないのかっていつも心配するようなやさしい女の子でした。

 「やっぱり?」とゆみちゃんが言うと、雪だるまさんは「とっても」と悲しそうに答えました。悲しそうに…かどうかわからなかったのですが、ゆみちゃんはきっと悲しいだろうと思ったのです。暖かいお部屋の中で、ベッドから出るだけでもたいへんなのに、こんな寒い日に外で立ってるのはとっても悲しいことだと思ったからです。

 <つづく> 


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