ぱそらぼ (ぱぁと1)

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話し方

2009年11月26日 | 雑談
連日、事業仕分け関連のニュースが報じられ、国民の関心の高さを思わせます。何につけ、足を引っ張りたがるマスコミが、好意的なことも今回の事業仕分けの特徴と思われます。中でも蓮舫議員の仕分け人ぶりが殊のほか、強調されて報じられている気もします。

テレビカメラに映る蓮舫氏は、かなりの存在感を漂わせています。よく通る声で、滑舌もよく、しかもかなり攻撃的な口調で質問を畳み掛けてくるのが印象的です。カメラ映りを熟知しておられるせいもあるのでしょうか、恐らく彼女が計算している通りの「切れ者」イメージが、一種独特の仕分けムードを演出しています。「キツイ」という印象も免れず、一歩間違えれば槍玉に挙げられかねない印象があります。彼女の実に歯切れのよいテンポには、官僚も学ぶべきところがあるのではないでしょうか。彼女がこうしたことに長けていると言うだけでなく、他の当事者がこのような議論にあまりにも長けていない…という部分もあるような気がします。

「話し方」というのは大切だと、日頃から思っています。同じ事実を説明しても、他人に「分かりやすい」説明と、「分かりにくい」説明があるのは事実です。どのように話せば、キチンと意図を通じさせる説得力が増すか…それは意外と大切なことなのです。「口が巧い」ことと「分かりやすい」ことは全く別問題です。逆に、無意味な言葉がやたら多い人の話を聞く時は、じっと耳を傾けて、余分な言葉と話の本質を分けて聞き取ります。それをして、「口が巧い」とは言いますが、話し方が上手だとは言いません。

人にわかっていただこうとする時の話し方は、何と言っても単純明快な文に限ります。長く説明をしてもまだ足りず『要は…』と話し始めて、そこから先がかなり長いという話し方をする人がいます。説明をしたいという気持ちはアリアリなのですが、残念ながら説明が伝わりません。伝えたいと思えば思うほど、余分な言葉をそぎ落として、結論だけを端的に言い切ります。学校の先生方をはじめ、政治家さんなど、言葉を話すことを生業としている方々には、ぜひともマスターして欲しいと思いました。


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