ぱそらぼ (ぱぁと1)

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幸せのスイッチ

2009年11月14日 | 命の生き方
「這えば立て、立てば歩め」と言います。赤ん坊がこの世に生まれてからの1~2年と言うのは、本当にすさまじいほどの成長を遂げます。座ることも、食べることもできないまま生まれ、やがては自力で立って歩き始め、物を食べ、言葉をしゃべりだすわけですから、コレはスゴイことです。多くの動物が、生まれてスグに立って歩くことができたりするのですが、人間はそうは行きません。

それでもそれが特別なことであるわけでもなく、赤ん坊は自力で自然のそれらの力を身につけていきます。それ以降も、言葉を覚え字を書き、絵を描いて、歌を歌い…人は昨日まで出来なかったことを、次々すいすいと出来るようになっていきます。

それがいつからか(笑)、昨日と今日は殆ど何の変わりもなく訪れて、何の変わりもなく暮れていくようになります。日々の暮らしの中で重ねることの殆どは、壊したものを積み上げるだけの作業に過ぎません。汚したら洗う。食事を作れば食べる。散らかしては片付ける。

そうした平凡な日常こそが有難くもあるのですが、多分人間の心の奥底には、次々とできなかったものができる様になって行くことに感じる「幸せ」のスイッチがあるような気がします。「昨日と同じ自分じゃつまらない」。そう思いませんか? 寝ていた赤ん坊が寝返りをすると、世界は逆転して見えるはずです。立ち上がると今度は、それが90度傾いて見えるはずです。歩き始めると、ものの遠近が動き始めます。自分の能力が上がると、見えなかったものが見えるようになり、気づかなかったものに気づきます。

…だからと言って、それは特別なことではないのです。何気なく聞き流していることに、耳を傾けて丁寧に聞くだけのことだったりします。何気なく眺めているものに、ほんの少しだけ注意を払って見つめることだったりします。それでキット世界は変わります。


昨日のオートフィルは何ができるの?
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