今年のミス・ユニバースのタイ代表に選ばれた女性が、辞退を申し出たそうです。元々、最終選考会の会場では、準ミスに選ばれた女性の方が人気が高く、発表時にはブーイングがあったとも伝えられています。それでもキチンと代表に選ばれ、一旦は賞金や副賞の乗用車、宝飾品などを手にしたわけですが、それらもすべて返還し、タイトルを返上するとのことです。
何でも、フェイスブックに政治的な差別発言を書き入れた…とかで、非難が集中、代表に選ばれたことに対する抗議文には数千件の支持が集まったと言います。テレビ局のインタビューなどで謝罪したものの非難は止まず、家族までそうした状況に苦しむのを見て決断したとのことでした。
世の中はSNS流行りです。が、そこに書き込まれている内容ときたら、その大半が意味のないもので、更にいくつかは通り過ぎて悪ふざけが過ぎるものであったりするのが現実です。遠い未来にこれらを振り返った時、そこには社会研究としてこの時代を分析する材料としての意味はあっても、一つ一つが残すに足るものとは思えません。そんな中で言えば、彼女の発言はハッキリと政治的な立場を表現するもので、骨があると言えばそうなのかもしれませんが、「全員処刑されるべき」などという言葉は不穏当です。
フェイスブックなどのSNSを「デジタルタトゥ」と表現する人がいます。一度刻み込んだら、一生消えないという意味でしょうか。後悔するくらいなら、書くべきではありません。ネットに発言をするということは、公に発言をするということを意味します。自室で個人的な話をすることとは、訳が違っています。十二分に考えた発言であるべきで、謝罪をしなければならない内容は書くべきではありませんでした。それが世の中に向かって発信したいと思う内容であるなら、堂々と論陣を張って発言し、起きる批判も堂々と受けて立つべし…です。(但し、身は隠したままで、他人のあれこれに辛辣に口を極める、ネットの品の無さは、改めたいと常々思ってはいます。)
私、個人的には、「政治」や「宗教」などの話は書かないことにしています。立場が変われば、180度変わってしまう…といった内容は、無作為に色々な人がいる場で、言葉が尽くせない状況の中、取り上げるべきことだとは思わないからです。中国の司法部門を牛耳ってきた周永康氏の失脚がニュースになっていました。何でも石油閥のトップとして私腹を肥やしてきたと報道されています。世界では、まだまだ政権が変われば命までも危うくするような場面が幾つもあります。人が命までもをかけている問題を、気安く論評できるとは思えません。ですが「政治」や「宗教」を超えるものがあると、私は思っています。立場が変われば180度変わるようなものでは無く、どんな時代にもどんな立場でも揺るがないもの…こそが公の場には似つかわしいと、思いませんか。
「虹色のワードアートを作りたい」
パソコンのご質問を(ぱぁと2)にまとめています。ご連絡の際は、メール(chiko_419@yahoo.co.jp)をお送りください。なお、メールアドレス変更しております。
↓ 尚、下の広告は、gooブログに自動で掲載されるもので、
当ブログとは一切関係はありません。
何でも、フェイスブックに政治的な差別発言を書き入れた…とかで、非難が集中、代表に選ばれたことに対する抗議文には数千件の支持が集まったと言います。テレビ局のインタビューなどで謝罪したものの非難は止まず、家族までそうした状況に苦しむのを見て決断したとのことでした。
世の中はSNS流行りです。が、そこに書き込まれている内容ときたら、その大半が意味のないもので、更にいくつかは通り過ぎて悪ふざけが過ぎるものであったりするのが現実です。遠い未来にこれらを振り返った時、そこには社会研究としてこの時代を分析する材料としての意味はあっても、一つ一つが残すに足るものとは思えません。そんな中で言えば、彼女の発言はハッキリと政治的な立場を表現するもので、骨があると言えばそうなのかもしれませんが、「全員処刑されるべき」などという言葉は不穏当です。
フェイスブックなどのSNSを「デジタルタトゥ」と表現する人がいます。一度刻み込んだら、一生消えないという意味でしょうか。後悔するくらいなら、書くべきではありません。ネットに発言をするということは、公に発言をするということを意味します。自室で個人的な話をすることとは、訳が違っています。十二分に考えた発言であるべきで、謝罪をしなければならない内容は書くべきではありませんでした。それが世の中に向かって発信したいと思う内容であるなら、堂々と論陣を張って発言し、起きる批判も堂々と受けて立つべし…です。(但し、身は隠したままで、他人のあれこれに辛辣に口を極める、ネットの品の無さは、改めたいと常々思ってはいます。)
私、個人的には、「政治」や「宗教」などの話は書かないことにしています。立場が変われば、180度変わってしまう…といった内容は、無作為に色々な人がいる場で、言葉が尽くせない状況の中、取り上げるべきことだとは思わないからです。中国の司法部門を牛耳ってきた周永康氏の失脚がニュースになっていました。何でも石油閥のトップとして私腹を肥やしてきたと報道されています。世界では、まだまだ政権が変われば命までも危うくするような場面が幾つもあります。人が命までもをかけている問題を、気安く論評できるとは思えません。ですが「政治」や「宗教」を超えるものがあると、私は思っています。立場が変われば180度変わるようなものでは無く、どんな時代にもどんな立場でも揺るがないもの…こそが公の場には似つかわしいと、思いませんか。
「虹色のワードアートを作りたい」
パソコンのご質問を(ぱぁと2)にまとめています。ご連絡の際は、メール(chiko_419@yahoo.co.jp)をお送りください。なお、メールアドレス変更しております。
↓ 尚、下の広告は、gooブログに自動で掲載されるもので、
当ブログとは一切関係はありません。