ぱそらぼ (ぱぁと1)

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社会的風格

2009年11月10日 | 命の生き方
著名な脳科学者でメディアにも露出の多い茂木健一郎氏の、所得申告漏れが指摘されたと報道されました。ご本人は「忙しくて、申告が間に合わなかったようだ」と語ったとされていますし、既に税務申告に応じておられます。悪質な脱税事件と同じにしては申し訳がないのかもしれませんが、著名人の方にはそれなりの社会的な責任というものが発生していると私は思います。

人の考え方は千差万別です。当然のことながらポリシーも異なります。社会と言うものに抗ってみせることが何かのシンボルのように考えることも、時にあるのかも知れません。が、本当に器の大きい人間は、その行動や発言が社会的な目にさらされていることを充分に理解し、時に世の中の啓発に繋がるかの行動がとれるべきです。

会社というのは、元々営利を目的としたものです。少しでも多額の利益を上げることを目的としています。ですが、大きな会社になればなるほど、それは単に利益を上げるだけの集合体であってはならず、社会に還元する何かを持つべきだと思うのです。それが社会的な格ということだと思います。逆に言うなら、どんなに大きな会社であっても、社会的な品格を持っていない会社は、一流とは言えないのだと思っています。最近はどうもそうしたことさえ危うく感じることが多いのが残念です。

何でも、民主党の小沢氏が、キリスト教を排他的で独善的な宗教だ」とその宗教観を披露したそうです。信教の自由は憲法で保障されていますから、どのような宗教観を持つのかはその方の自由です。が世界3大宗教とも呼ばれ、世界中で20億人とも言われる信者を抱える宗教をそんな風に切ってみせることは、氏の品格を損なう以外の何でもないようには思います。


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