ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

順序

2015年06月28日 | 社会派らぼ
福島原発の事故を教訓に、国は昨夏、原子力施設から半径5km圏内の住民に、安定ヨウ素剤の事前配布を決定しています。ただ、実際の事前配布には、効果や副作用、保管場所、服用タイミングなど専門家の説明が必要で、各自治体の足並みがそろっているわけではなさそうです。中には、原発から約50キロの位置にある市で全市民への事前配布が行われていたりもしています。受け取った人々は、使う日が来ないことが一番としながらも、手元にあればいざという時に安心だとも話しているようです。

先日は、生殖補助医療において、親子関係が混乱するのを避けるためとして、卵子提供や代理出産の例で、誰を母親とするかといった法案骨子が定められました。自分以外の卵子を用いて出産した場合でも、出産した本人を母と規定しているのに対し、代理出産においては産んだ女性を母と定めています。あるいは、近年同性婚を認める国も増えて来ています。
一つひとつの事柄については、当然のことながら、賛成意見もあれば反対意見もあります。皆が同じ考え方をするなどと言ったことは、常識では考えられませんから、どこかで法律が線引きをしなければならない事です。…が、それぞれの事について、賛成か反対かといったような次元の事で無く、人間が自然を歪曲する中で、無理に新しいルールを作ろうとしている…といった厳然とした事実に、少し戸惑いを感じます。

原子力発電が、絶対の安全を保証できない以上、それに依存する未来というのは間違っています。恐らく、それに反論を持つ人はいないだろうと想像します。ただ、その時期だけに、意見が割れているのが現実です。生産の殆どを原子力発電に頼っている今、原発がその働きを終えねばならない時期には、多少の猶予が必要ではないだろうかと思ってはいます。…が、だからあらかじめヨウ素剤を…には、どこか順序が違っているのではないだろうかの違和感が残ります。

子どもを望む夫婦が、皆子どもに恵まれるかというとそうではない現実があり、それを補う医療が発達し、わが子を胸に抱く夫婦が増えることは望ましい事なのだろうと思います。が一方で、この理論を進めていく際に、越えてはならない限界が果たして定まっているのだろうかと思うと、こちらも議論が逆のような気がしてきます。

同性婚も然り。色々な人生があっていいし、認められていいと思います。ですが「結婚」という形だけが、社会の中で完成されたスタイルであること自体を見直すべきで、「結婚」という言葉の中に全てを含めることが良い事なのだろうかとこちらも、疑問が消えません。

そんなことをのんびり言っている暇に、その狭間で苦しむ人が居る。だから、対処は素早くしていかねばならないのですが、そうすることが、本質の議論を遠ざけているような気がしてきます。



「OneNoteに送る」が起動しないようにしたい

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セクストーション

2015年06月24日 | 社会派らぼ
スマホが普及して、様々な便利アプリが出現しています。こうしたメディアは、今はまだ中高齢者にはハードルが高く、若者世代には余りに手軽過ぎて無防備なものになっているようです。多分、その中間の対応ができなければならないはずなのでしょうけれど、反応は今のところ両極端です。

元々は、ネット上で知り合ったという女性から、写真が届きます。この写真を開くと、自動的にアプリがインストールされてしまいます。勝手にインストールされたアプリは、スマホなどに登録されているメールアドレスを抜き取る働きがあり、その住所録の人達に写真をばらまくと脅して、現金を要求してきます。中には、ネット上の友人と信じて、積極的に自分の写真を送ってしまう場合まで報告されています。あるいは親しくやり取りをする中で、このような悪質なアプリをインストールすることを進められて、うっかり乗ってしまうこともあるようです。

「性的な」「ゆすり」という単語が組み合わされて「セクストーション」と呼ばれるとか。この手の言葉は次々と登場して来て、下手するとすぐに時代から取り残されて今浦島状態になってしまいます。次々の新手の詐欺が登場してきます。SNSでのやり取りに無防備になってしまっている世代を中心に、今一度このような安易な使い方を見直す必要があるようです。

情報処理推進機構では、個人間でやり取りをするような写真や動画すら、ネットに公開しているのだという意識を持つべきだと呼びかけています。身近な知人とやり取りをするのでさえ、スマホが便利な時代になっています。ですから、そこが世界に向けての入り口になっていることをツイ忘れがちになってしまうのかも知れませんが、元々流出しては困るような写真を撮影すること自体を避けるべきなのだと思います。密室の中に閉じこもって、何かをするためのツールではありません。



下線を引いていないのに下線が印刷される(笑)

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2015年06月23日 | 雑談

AVERAGE関数の対象

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ひとり〇〇

2015年06月22日 | 社会派らぼ
以前、大学の学生食堂の「ぼっち席」というのが話題になりました。友人同士でわいわい言いながら昼食をとるのがよく見られる光景でしたが、一緒に食事をとる仲間が居ない学生に配慮し、一人で食事をすることを前提とした「ぼっち席」が登場したというものです。テーブル中央についたてを立てて、向かい側の席の顔が見えないようにしたもので、随分好評だということでした。

誰か連れがいるわけでなく、一人で行動するパターンが「おひとりさま」という言葉を産みました。本来は、一人で自立して生きていけるといった言葉として提唱されたようです。現代は、「ぼっち席」に見るまでもなく、ひとりで楽しむスタイルが市民権を得つつあるようです。

「ひとりカラオケ」。カラオケというものが、仲間同士でワイワイと盛り上がるものだったのに対し、一人で行って自分の歌いたい曲を一人で熱唱するといったものが「ひとりカラオケ」。ワンカラと呼ばれる一人を前提としたカラオケボックスの数も増えて来ていると言います。「ひとり焼肉」は、友だちと誘い合わせて焼き肉を食べに行くのではなく、手軽に一人で焼き肉を楽しむスタイル。業界では、「おひとりさまバーベキューグリル」とか「ひとりキャンプ」とかいったことが注目されているとか。「ひとりディズニー」はマニアの証だとも言われます。雑誌に登場した「ひとり結婚式」に至っては、何なのかもう分からなくなってきます。

他人を巻き込むことなく、誰にも気兼ねせずに、それぞれがしたいことをする。それが「ひとり〇〇」のコンセプトであり、どこかに「自立している」ニュアンスが無きにしも非ず。が、社会がその方向に流れていくことが、本当の意味で良いとは思えません。ヒトに左右されない自分独自の意志や意見を持つことは悪い事ではありませんが、社会というのは基本他人との共生です。助け合う事でしか生きていく術が無かった時代から比べると、一人でも生きていける時代になったのだと思います。ですが、社会の中で「自分」にだけ焦点を合わせて生きる事は少し違っているように思うのです。

本来、教わらなくても自然に身についたはずの礼儀やマナーをわきまえない振る舞いをしばしば目にします。ひとり〇〇と言いつつ、結局のところはスマホ片手に、誰かに依存して生きているのは、本当の自立とは呼ばないと思いませんか。煩わしくない程度の距離が保てるのがスマホ。いつでも自分の意志で電源を切れる安心感の上に立ちながら、四六時中繋がっていないと安心できないのは、幼稚園児の付き合い方かも知れません。






ワークシートの枠線の色を変更したい

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出場停止

2015年06月18日 | 社会派らぼ
アメリカ大リーグで、ボストン・レッドソックスの選手が、試合中にInstagramを閲覧したとして、出場停止処分を受けました。レッドソックスでは、試合中はスマホの使用が禁止されているのだそうです。この選手は、スタメン出場していたものの、トイレに行く際にInstagramを閲覧したというものです。Instagramには、お馴染みの「イイネ!」機能があり、ツイ女性2人の写真に「イイネ」をしてしまいました。判明したのも、これを見たユーザーから「during the game?」試合中ではないの?という投稿のようです。本人は謝罪し、出場停止処分に至りました。

スポーツ選手のSNS使用はしばしば問題になっており、球団も禁止していたようです。試合中に、相手選手を批判する発言や、審判の判定への批判などにも、スマホが使われた事がありました。

元々、スマホというのは、全くプライベートな空間です。勿論、仕事のツールとして使用されるケースもたくさんありますが、大半は個人的な連絡や個人としての興味で使われるものです。人には、他人と接している社会活動としての時間と、全くのプライベートな時間とがあるべきで、本当は例えば病院で受診をしようとして待合室に居るようなとき、講演会か何かに参加して開演までのとき(講演中は勿論)、サークル活動に参加しているようなとき、…etc. すべてが社会活動の範疇ではないかと思うのです。広くは公共の交通機関内も同じようなものです。そこにスマホを持ち込んでしまっていること自体が、恐らくは間違っているのだろうと思います。

家から一歩出れば社会であったのは遠い昔で、今では一日の生活の殆どがプライベートになっているかに思えます。本当に緊急を要する連絡などというのはめったにはなくて、時と処を構わず自室に居る感覚でいることに問題がありそうな気がします。が、既に社会は、それを許容してしまっています。1球団や1会社、1学校の禁止措置などというものでは、追いつかない状況のように思います。



印刷ボタンが見当たらない

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ありのまま

2015年06月17日 | 命の生き方
独立行政法人 情報処理推進機構が、「情報セキュリティに対する意識調査」を2005年から実施しています。2014年度は、13歳以上のパソコンやスマホの利用者を対象に、ウェブアンケートという形式で、約8500名に対して行われました。

アンケート結果によると、パスワードに分かりにくい文字を設定したり、サービス毎にパスワードを変えるような管理は、パソコンの習熟度が低い利用者と共に、若年層はあまりやっていないようです。行動ターゲティング広告(利用者の検索履歴や閲覧履歴等から、関連のある広告を配信するもの)については、不安が先に立っており積極的な活用にまで至っていないこと。更に、悪意のある投稿をしたとする割合が増加傾向にあるという結果も出ています。その割には、後悔や反省は感じていないいという結果も。若者の中では、他人のアカウントを無断で使うような可能性があると答えた若者は1/4くらいにも上ります。

あまりにも、公言をすることが容易になりました。これまでは、一介の一般人である(笑)私たちは、どんなに正論であろうと、せいぜいが身近な井戸端会議で気炎を上げるくらいしか手が無くて、仲間内で盛り上がるだけで溜飲を下げるのが関の山でした。それがスマホやタブレットの普及と共に、今晩は何を食べたの、ペットがどうしたの…といった話題ですら、簡単に日本中、いや世界中の人に発信できる時代です。ですから、ネットに発信するという事自体が、中高世代のようにハードルが高くありません。それはキット良い事、たくましい事なのでしょうけれど、そのたくましさが仇となって、ネット投稿のハードルが必要以上に下がってしまったのかも知れません。

人には、やはり「公」と「私」があります。あるべきだと思います。「ありのまま」の自分である事は大切なのだろうと思います。がそれは、自分の中の「負」の部分を節操なく、他人に公言する事では無く、自分の中の「ありのまま」をできるだけ「負」から「正」に近づけていく事では無いのだろうかと思います。


インデザインから書き出したPDFにトンボが表示されていない

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2015年06月16日 | 雑談
成田空港に緊急着陸した飛行機から降りて来たのは、カナダ人一家。飛行機の機内で産気づいた女性が、たまたま乗り合わせていた医師立ち合いで、無事に出産。成田で病院に搬送されましたが、母子ともに健康だと言います。乗客は一時騒然とはしたようですが、無事の出産に拍手が起こったそうです。

一見、ほのぼのするニュースのなのですが、出産した女性が募金協力サイトにページを創設、資金を集めたことで批判を集めています。クラウドファンディングという仕組みがありますが、大勢の人から少しずつ資金を出してもらい、資金調達をするものです。様々なサイトがるらしいのですが、その一つに「GoFundMe」というサイトがあります。個人が何らかの目的を掲げ、それに対し不特定多数の人が資金協力をする形を取ります。様々な”目的”が掲げられ、それぞれがかなりの額を集めると言います。件の出産女性は、このGoFundMeに、「突然の出産でお金に困っています」と5000ドルの資金調達を訴えました。集められたお金は、不意の出産と医療費の補てんのためだけに使うと夫婦は話していますが、夫婦ともに無職だったこともあって、ネット上は、厳しい書き込みが相次いでいます。

そもそも、この「GoFundMe」という仕組みそのものに疑問が残ります。世の中は平等にはできていません。全ての人が、やりたいと思う事を叶えるのに十分な資金力を持っているわけではありません。大抵の人は、自分の資金力に見合った夢を見るようにしているのです、多分。基本的に、自分たちで何とかすべき状況を、他人の寄付に頼るという事は、ビジネスとしては成り立つのでしょうけれど、本来違うのではないだろうかと思います。「地獄の沙汰も金次第」といった風なところが、この世の中にはやはりあって、膨大な費用のかかる移植手術などを、寄付に頼って受けたいと願う人の気持ちを否定するつもりはありません。

ですが、すべてのヒトに寄付をしてあげるほど、豊かな人がいるわけでもありません。見知らぬ人の窮状が、どの程度のものなのか、多分何も分からずに、寄付をしている人の数も随分多いのではないかと思います。生まれてくる命をいとおしむ気持ちは誰にでもあります。…が、だからと言って、こうした寄付の呼びかけに応じることが、愛だとは思えないところがあります。



Wi-Fi環境にしたい

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プライベート

2015年06月15日 | 社会派らぼ
アメリカで、とんだ授乳騒動が起きたとか。アパートに住む女性が、突然家主から退去を要求されました。理由は、近所の家からの苦情が相次いだため。この女性は、いつもアパート正面玄関前で太陽の光を浴びながら、娘さんに授乳していたのだそうですが、近隣からは、公然わいせつだとみなす苦情が、続々と家主に届けられたためなのだそうです。

これに対して、ネット上では、家主の措置に対する批判が相次いだと言います。ひどい話だというのです。母親の権利をないがしろにするなとばかりの議論が相次いだようなのです。女性の住むオクラホマでは、公の場で授乳できるという法律まであるのだそうです。結局、家主は立ち退き請求を取り下げたと言います。

子ども連れの出先で仕方なく、授乳できる場所を探すことを余儀なくされる場面は、時々にあり、日本の社会では緩和策として、新幹線に多目的室を設けたり、駅に授乳室を設けたり、街中には「赤ちゃんの駅」といった名称の場所を設けたりしています。このアメリカの騒動は、出先とかでなく、毎日自宅のアパートの玄関前での話です。自宅の中でなぜ授乳しないのかの疑問を呈することは、このような場合はご法度なのでしょうか。家主に対するバッシングと同様の批判が飛んで来そうですが、私は自宅内で授乳すべきだと思います。自宅の外に出て、アパートの玄関前で、毎日食事を摂る人がいないように、赤ん坊も室内で食を満たすのが、本来でしょう。

バッシングというのは、時に、事の是非さえ考えずに、参加してしまう事が、あるのかも知れません。アパートからの退去を要求するほどの必要があったかどうかは分かりませんが、自室があるならその中で暮らし、眠り、食べるのは当たり前だろうと思います。この頃は、あまり言わなくなりましたが、一時電車内でお化粧が話題になったことがありました。これも同じことで、それが権利があるとかどうとかの議論の前に、パブリックな空間でやる事と、プライベートな空間でやる事は、明確に区別すべきだと思います。人は公の場にまで、プライベートを持ち込み過ぎるのだと、少し思います。本当は、電車の車中で、音量を上げた音楽を聴く必要もないし、夢中になってゲームに興じる必要もありません。それらは家に帰って、自室内でやれば良い事です。一瞬一秒を争ってやらなくてもいい事だと思いませんか。



表の位置が動きません

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パラダイス

2015年06月13日 | 命の生き方
子どもの頃って、大人は絶対に間違わないんだとか、何でもわかってるんだとか、迷わないんだ…とか思っていませんでした? 仕事だって、魚屋さんって言ったら魚屋、八百屋さんって言ったら八百屋。仕事にトラブルとか、悩みなんて無縁だみたいに感じていませんでした? 喧嘩するのも意地悪するのも子どもだからであって、立派な大人はみんなそんな事には無縁なのだって。大の大人は、皆自分の責任を全うする立場に居て、社会全体が整然と動いているのだと。そうシッカリ思っていたわけでは無いにせよ、大人の世界のいい加減さや、理不尽さ、矛盾などは想像もしませんでした。

でも、自分が大人になって、人間というのは、一生迷っているものだと知りました。然るべき立場に居ても、人間的にはもろくて、不完全で、弱い存在であったり、やたらナルシストで人のことなど眼中にない独善家だったりするのは、ごく普通の事なのだと気づきました。…だから、一切ぶれることなく、自分の立ち位置や姿勢を保ち続ける人はスゴイと思うようになりました。差し出がましいわけでなく、さりげなく、他人を慮れる人が、実に貴重な存在なのだと改めて、一目を置くようにもなりました。だから、自分も想いにまっすぐでありたいと思うようになりました。広い視野を持っていて、想いが深くて、自分にひたすら正直にあることで、周りの人を強く惹きつけ、巻き込み、他人まで背筋をピンと伸ばさせるようなオーラを持つようなヒトに、いつか少しでも近づきたいと思う自分がいます。

それほど、私たちは弱くて脆くて、不完全で、知らずに他人の心を踏みにじったり、責任を他人に転嫁させていたりする存在でしかないのです。仕事は絶対で、誰もがキチンとそれぞれの役割を果たし、当たり前に機能して行っているわけでは、実は無いのです。言葉を変えるなら、どこの職場もそんなモノです。何かしらの理不尽さや、何かしらの利己主義や、何かしらの妬みと戦わねばならないのは、おかしい事ではあるのでしょうけれど、一方で日常的な風景でもあるのです。要は、その中にあって、自分はどう生きるのか?という事に尽きるのだろうと思います。どんなに絶望的な場であっても、逃げるだけでは解決にはなりはしません。どんな場所であっても、パラダイスは彼の地にあるものではなくて、そこに創り出すものだからです。人間の尊厳をかけた切り札は、そう簡単に切るものではないのだと思います。


バッテリーユーティリティが立ち上がる

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装丁

2015年06月12日 | 雑談
全国の都道府県の議会では、歴史や審議記録を「議会史」として作成・出版しているようですが、このところ編纂を見合わせる議会が増えていると言います。理由の殆どは、財政難で、中止や休止を決めるケースが相次いでいます。加えて、データはネット公開されているケースが多く、記録として書籍化する必要性が無くなって来ているのだそうです。確かに、「議会史」といった特別の話を持ち出すまでもなく、出版業界自体が電子書籍の進化普及を受けて、変わらざるを得ない状況にあると言われています。本は圧倒的に紙媒体でなければ…と言っていた人たちが、少しずつ電子書籍に傾き始めているのも時代の流れとしては当然の事のように思います。

印刷代、用紙代が不要な上に、保存に場所を取りません。画面で文字を見ることに抵抗感の強い人たちもまだまだおられますが、ある程度「慣れ」も大きい世界のようで、いずれ世代交代と共に、だんだん縮小していく分野であることは恐らく間違いなかろうと思われます。何よりのメリットは、発信し易さと受信し易さにあります。

が、書籍というのは、その内容だけでない事も、十分に認識をしておかなければなりません。「装丁」という立派な1分野がある事も、書籍の魅力の一つなのですから。活字が並んで内容が理解できればそれで良いとする考え方は、多分早計です。パソコンの普及と共に、現代は印刷所泣かせの時代です。素人が安い値段で、もしくは経費を殆どかけずに、そこそこの印刷物が作れるのですが、単に文字が並び、お決まりのデザインを並べればいいのかというと、私は違っていると思っています。そう、私はパソコンを教える立場に居るのですが、パソコンの技術さえあれば様々な紙媒体が作れるのかというと、デザイン力・センス・感性が必須の世界なのです。パソコンの技術習得をしただけでは、多分ダメです。が、多くの場合、どうせ自分たちがやる程度のものだからという妙な居直り(?)のようなものがあって、経費を理由に、いわゆる「装丁」が軽んじられている感もあります。

議会史に装丁など不要と言えば、そうかもしれません。必要な事は、記録すべき内容の方であって、予算に余裕が無い中、事実だけがシッカリ整理されて後世に伝わればそれで良いと考えるのは当然です。個人的には、ネット上のあちらこちらにリンクが貼ってあって、情報がびしっと詰め込まれた世界…は、あまり好きではありません。Web装丁家という仕事があるべき(いえ、あるの)でしょうが、イマイチ機能性に押されて軽んじられている気がしてなりません。



Windows8でファイル情報が表示されない

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