ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

すべてあるから

2006年09月30日 | 雑談
幼馴染と京の街を歩いていたら、四条京阪近くの路上で「福詩家たろう」なる人物にあいました。一目見たインスピレーションで言葉を書いてくれるというものです。

どんな言葉を送ってくれるのかに興味を覚え、足を止めました。値段は1円以上、思うだけというセッティング。下の名前だけを聞き、顔を一瞬まっすぐに見て筆を走らせます。

○○子は新しいものを手にいれる必要はない。
すべて今の○○子にあるから。

軽快な筆はそう走りました。確かに、今私は自分の歩いてきた道、破ってきた壁に小さな満足を抱いています。いろいろなことがあって迷ったけれど、今も一瞬胸をよぎる痛みはあるけれど、それでも結果手にした大きな広い世界に感謝しています。路上の彼は、それをどうして見破ったのでしょうか。

彼から手渡されたメッセージ
福祉とは言い換えると幸せ。でも福祉とは高齢者、障害を持つ方だけが受けるものでは無く、世界中の生きているどんな人でも福祉を幸せを受ける権利があり、幸せになることができる。

まっすぐこちらをみた目には邪気がありませんでした。無邪気な目をしていました。(反面こんな…ことで生計を立てている彼を一瞬心配する気もありますが)身構えずに、欲張らずに、さりげなく一日一日を積み重ねたいと思いました。私がみんなにあげられるものは「元気」しかない。その原点をもう一度思い返したいと思います。



PDFファイルの読み方
パソコンのワンポイントや講座案内を「ぱそらぼ(ぱぁと2)」に紹介しています。閲覧時に必要な「ID」はpc_labo@mail.goo.ne.jp宛、ご連絡頂ければ発行します。お気軽にご連絡ください。


ふと気付くと

2006年09月29日 | 雑談
別段大きなことを考えているわけでなく、悟りきれないありふれた迷いだらけの日々です。が知らず知らずのうちに、とてつもなく大きなものと対峙している気がします。

ただ、日々を一生懸命重ねているだけです。それなのに、いつかしら、自分ですらもつかみどころのない大きなものを追っているのかも知れません。

それを毎日の平凡な生活と背中合わせに感じる自分がフトわからなくなります。



突然文字が赤くなる
パソコンのワンポイントや講座案内を「ぱそらぼ(ぱぁと2)」に紹介しています。閲覧時に必要な「ID」はpc_labo@mail.goo.ne.jp宛、ご連絡頂ければ発行します。お気軽にご連絡ください。

古傷

2006年09月28日 | 雑談
人は古傷の1つや2つ、どこかに持っているものだと思います。いつもは忘れているけれど、冬の寒い夜に、フト昔の傷口がうずく…みたいな…ね。

絆創膏を貼ったままにした傷がありました。もう忘れていました。傷口は完全に癒えて、かさぶたのようになっていた…と思っていました。フト、もう長いこと貼ったままにしていた絆創膏をはがしてみる気になりました。もう不要だと思ったからです。

ところが、絆創膏をはがしたら、赤い血が噴き出したことに我ながら驚きました。そっと、絆創膏をもう一度貼り直した、そんな思いです。触れないようにする、振り返らないようにする。何とも情けない治療方針ですが、いつかは…。


インラインオブジェクト
パソコンのワンポイントや講座案内を「ぱそらぼ(ぱぁと2)」に紹介しています。閲覧時に必要な「ID」はpc_labo@mail.goo.ne.jp宛、ご連絡頂ければ発行します。お気軽にご連絡ください。



短絡しないで

2006年09月27日 | 雑談
短絡した三面記事が目立ちます。飲酒運転をして、事故を起こして、自殺して。気に入らなかったら、刺す。激情のままに行動する。何か、動物以下の世界を見ている気さえしてきます。考え方そのものが短絡していないでしょうか。

パソコンに関わっていて…、多くの方がパソコンが上手になりたいと望まれます。でもその中の何人かは、「①説明を聞く、②その通りにただ動く、③画面が整う、④こんなこと難しい」という反応が返ったりします。どうして、そんなに③と④の間が短いの?と思います。元はと言えば②がいけないのですが、その原因を探ることなく、④の結論に至ってしまわれる感じがします。

良い悪いではなく、人にはタイプがあると思います。自分のタイプをよくわかって行動しないと、浅はかな結果しか招かないことはよくわかっているけれど、この「自分のタイプを知る」(知って克服する)ことは実は至難の業なんですね。心しておきたいと思います。


文字間隔って厄介
パソコンのワンポイントや講座案内を「ぱそらぼ(ぱぁと2)」に紹介しています。閲覧時に必要な「ID」はpc_labo@mail.goo.ne.jp宛、ご連絡頂ければ発行します。お気軽にご連絡ください。

命をいとおしむ

2006年09月26日 | 雑談
下校途中の女児を誘い込み、強制わいせつ致死…などの罪に問われた事件で、死刑の地裁判決が出ました。この事件は、母親の携帯に遺体の写真を送信したり、妹への犯行を示唆したり、異常な側面を持っていたことが記憶に新しいものです。

池田附小の宅間守もそして今回の小林薫も、本人が極刑を望むといった報道がされています。自分自身の命すらいとおしむことができない人間に、他人の命を大切にする気持ちなどあろうはずがない…と思います。

「自分を活かす」ことが大切と言われます。「生きがい」「自分らしさ」を求めての就活や日々の生活は、自分がそのまますっぽりと収まる鋳型のような環境を求めているかのようでもあります。手足を縮めることも頭を低くすることもせずに、そのままの姿が快適に収まる器などあろうはずもなく、「こんなはずじゃなかった」「仕事が合わない」…と試行錯誤を繰り返す羽目になります。

自分を活かすということは、自分の命を活かすということ。自分の生きている理由を知るということ。そして単なる快適さではなく、その命をいとおしむこと。そんなことから見直さなければならないのではないかと思います。

単なる快楽や欲ではない本当の輝きを教えられる社会が必要です。ほんとうの値打ちを教えることのできる人が、あらゆる教育現場に欲しいと感じます。





バージョンがわからない
パソコンのワンポイントや講座案内を「ぱそらぼ(ぱぁと2)」に紹介しています。閲覧時に必要な「ID」はpc_labo@mail.goo.ne.jp宛、ご連絡頂ければ発行します。お気軽にご連絡ください。

有難うございました

2006年09月25日 | アイボ
楽しいひと時を有難うございました。
いつまで経っても、しゃべり疲れないか?ほどの勢いで、時の経つのを忘れました。皆さんの仲間に入れていただけたこと、嬉しく思っています。

私にとって…、パソコンの講座は「大切な」ものです。私はパソコンをご紹介するのが仕事ですから、いつだってそれはして当たり前です。講座という形で出逢う以上、受講される方はパソコンを習得して当たり前です。けれど、それだけではないはずです。パソコンを介して、技量を身につけるだけが目的ではなく、あらゆるものにバランスの取れた人間でありたい。自分に対しても、そして私の講座を通り過ぎて行かれるたくさんの人達に対しても、願い続けていることです。

今年は「アイボの勉強会」なる名目で、皆さんを私のドタバタに巻き込んでいるのかも知れませんが、目指している理想の講座があって、少しでもそれに近付いた講座をしたいと私なりに頑張っています。ご無理のないところでご協力が頂けたらホントニ嬉しいと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


お気に入りを整理したい!
パソコンのワンポイントや講座案内を「ぱそらぼ(ぱぁと2)」に紹介しています。閲覧時に必要な「ID」はpc_labo@mail.goo.ne.jp宛、ご連絡頂ければ発行します。お気軽にご連絡ください。

分岐点

2006年09月24日 | 雑談
子どもがまだK高校に通っていた頃、「どうもうちの子は何になりたいか?とか、どこに進学したいとか、確たるものがないんです」と担任の先生に嘆いたところ、「いいんですよ、それで。分岐点に立って、どちらがいいかなぁ?どちらに向くかなぁ?という程度の理由で、選択して歩いて行くのは、振り返ってみた時意外と間違いがないものですよ。」とおっしゃってくださったことを覚えています。

そうかどうか。現役で大学受験に失敗し、2年目に思いっきり志望学部を変更して進学したら、「良くぞ、この学部を選んだこと!」と親子で感激するくらい、大好きなことに明け暮れ、その分野で就職して巡り合った人と結婚しました。

多分…人生には、「こうでなければいけない」という解答があるわけではなくて、ロールプレイングゲームのように、どこにどう進んで行っても活路があるようにできているのだとは思います。但し、ゲームのゴールを目指すかのように、それなりに一生懸命取り組んでの話です。

分岐点に立っての判断は実に難しいものがあります。自分の中にある思いと正直に向き合って、これは自信なのか過信なのか。慎重なのか臆病なのか。謙虚なのか逃げなのか。夢なのか絵空事なのか。信念なのかわがままなのか。自分自身を能力も含めて、的確に把握することは至難の業です。

どうしても…自分自身の中の声に耳をふさぐことはできませんでした。全てを失っても譲れないものがあると感じました。人間として自分の品格をこれ以上下げたくないと思いました。通り過ぎてしまった今、K高校の担任の先生の言われるように、進んできた道に間違いはなかったと思えます。


講座案内
パソコンのワンポイントや講座案内を「ぱそらぼ(ぱぁと2)」に紹介しています。閲覧時に必要な「ID」はpc_labo@mail.goo.ne.jp宛、ご連絡頂ければ発行します。お気軽にご連絡ください。

2006年09月23日 | 雑談
パソコンにどうアプローチするか?は、人によって異なっているはずだと思います。

パソコンを清書道具だと考えている人は多いかもしれません。字が汚いから書類はワードで作るという人いるんじゃないでしょうか。保存や回覧用にはやはり「パソコン打ち」していないと恰好悪いから、原稿作ってから徹夜で活躍したりします。

パソコンは単なる装身具だと割り切ってもそれはそれで良いでしょう。ネックレスやブレスレットをつける感覚。他人の目を意識して、いかに自分を恰好よく見せるかの演出に使うってのもありでしょう。

パソコンを玩具だと考えるのもありですね。コンピュータゲームをするという狭い意味合いだけでなく、ネットであれメールであれグラフィックであれ、パソコンをいじることが楽しければそれが何よりです。パソコンは「使ってなんぼ」ですから、使う目的の方がメインなのはある意味、理想かも知れません。

…だから、講座にも様々なやり方があると思います。でも、私は器用ではありませんから一つのやり方しかできません。パソコンは1つの技能だととらえたいと考えています。「技」ですから、あくまで「目的」が別にあり、その目的を遂行させるための手段です。と同時に「技」を究めようとすれば、考え方も含めて基礎からのきちんとした積み上げが大切です。見よう見まねでやれてしまえても、基本の型がしっかりした組み手には負けるでしょう。そして「技」は美しくないと本物ではないと思います。更に「技」には「心」が伴わないと本物ではないと思います。


印刷を1枚に収める
パソコンのワンポイントや講座案内を「ぱそらぼ(ぱぁと2)」に紹介しています。閲覧時に必要な「ID」はpc_labo@mail.goo.ne.jp宛、ご連絡頂ければ発行します。お気軽にご連絡ください。

講座後雑感

2006年09月22日 | 雑談
講座は熟成させるべきだと思っています。パソコンの技術は同じでも、時間数・テキスト・受講者層・講座目的等々が異なれば、時間配分も準備ファイルも配布資料も違ってきます。それは同じ講座とは言いません。同一講座として回を重ねることが、講座の熟成につながります。より理解しやすい講座を目指すことができるようになります。

…が、同一講座であっても、全く同じ講座というのはできないものです。受講されるお顔ぶれが違うし、当方の体調も違います。講座はその都度、生き物のように華やいだり、消沈したり。一瞬の気のゆるみが、講座の明暗を分けたりもします。今だに奥が深く極め切れずにいます。

複数人数の教室形式は担当する人数とは関係なく、引っ張るのに「重い」ときと「軽い」ときがあります。皆の気持ちを自分が悠々つかんでいる時には、人数に関わらず大変軽く引っ張れるものですが、時に気持ちを束ね損ねて「重くて重くて」引っ張るのに四苦八苦する場合もあります。私のその感想と、受講された方の満足度は又別です。



半円グラフ
パソコンのワンポイントや講座案内を「ぱそらぼ(ぱぁと2)」に紹介しています。閲覧時に必要な「ID」はpc_labo@mail.goo.ne.jp宛、ご連絡頂ければ発行します。お気軽にご連絡ください。

思考支援ツール

2006年09月21日 | 雑談
パソコンの講師が障害者。受講者は厚生労働省の職員。こんな講座を公開実施するという計画が挙がっているそうです。

パソコンは上手に使えば、事務能力を飛躍的に高めることができます。対象者が健常者、障害者を問いはしませんが、基本的な事務作業が困難な障害者であれば、そのアップ度は図り知れないものがあると思います。

一方で、いまのパソコンの使い方の多くは「清書道具」といった感を免れず、その力のわずかな部分しか利用していない、勿体ないと常々思っています。パソコンの使い方を指南している現場自身が、パソコンを使いこなす術を知らないといった風にも思います。

ですからましてや障害を持たれた方が、パソコンの技術を習得する場面があまりにも少なすぎます。パソコンを少し使える人がボランティア的に指導にあたっているようですが、もっとニーズに応じた多段階のパソコン講座を計画して欲しいと思います。障害者だからパソコンを使えば良い…とも思いません。興味の有無、希望の有無、理解力の程度、障害の程度は人様々なのですから。でも望めば、単なる清書道具・電卓としてだけでなく、思考支援ツールとして使うための基礎からキチンと押さえていけるコースを受講できるようにして欲しいと思います。


図の編集
パソコンのワンポイントや講座案内を「ぱそらぼ(ぱぁと2)」に紹介しています。閲覧時に必要な「ID」はpc_labo@mail.goo.ne.jp宛、ご連絡頂ければ発行します。お気軽にご連絡ください。