ぱそらぼ (ぱぁと1)

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お祈りメール

2009年11月12日 | 社会派らぼ
「お祈りメール」ってご存知ですか?

就職活動中の人に、採用試験を受けた企業から不採用の通知が来ることだそうです。必ず、最後に「あなた様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます」といった文面が入ることから、「お祈りメール」。「就活」なる言葉もスッカリ定着して、相変わらずの就職難のようです。

そんな中「サイト併用が内定への近道」といった文面を見かけました。その世界では有名な「リクナビ」では、自身の自己分析結果に合った企業が探せるような機能があります。口コミ掲示板の類も多く、面接での質問内容など、即アップされると言います。企業が公に発信している情報だけではない情報が、ウェブ上には山とある…ということです。

「就職支援」と銘打った「面接の受け方講座」的なものも随分あります。面接では○○を聞かれるから、聞かれたら○○と答えよう…的な話がまことしやかにささやかれます。が、これら就職にまつわるノウハウも、大学の受験勉強よろしく、あらぬ道をたどっているような気がします。

こんな風潮にめげずに、如何にまっとうに真正面から、自分の就職を決めることができるか?が、試されているのかも知れないとすら思います。指導すべきは、面接のお辞儀の角度でもなく、面接でのNG解答でもありません。どのような就職をしたいと思っているのか。どのような会社に勤めて、どのような仕事をしたいと思っているかを、まずはシッカリと考えること。給料がいくらで、休みがどれだけで、ボーナスが…を検討するのではないと思いませんか。シッカリと社員を育てようとしている会社なのか。ひらめきのある社員を欲しがっている会社なのか。一生勤めたいと思っているのか。足場にして更に次のステップを考えているのか。…就職観は、これまた人によって違いますし、だからこそ受け皿である会社も様々あって丁度良いはずなのです。

受け答えをどのようにして、如何に本来の自分を隠し通すか?が面接だとは到底思いません。どんな質問が飛んできても、自分自身はそれに対してどう考えるのか…という自分なりの視点が持てるかどうか…なのです。就活にアドバイスを送る多くの指導者も、自分なりの視点など持たず、要領よく人生を歩いてきたに違いない人達だったりするのかも知れませんが、本当の人生の生き方を真剣に考えさせる就活であって欲しいと願います。


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