ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

翔べ!! 高く・・・

2009年11月01日 | 雑談
事は今から7年前にさかのぼります。丁度冬でした。1つの講座がスタートし、私はその講座を3ヶ月間担当することになっていました。神様のちょっとした出来心で、そこに15名の仲間が集まりました。集まる必然性など何もなかった15名です。これまでの人生ですれ違ったこともない15名です。

パソコンの「パ」から始めて、3ヶ月の最後には、かなり高度なパソコン技術を習っていただきました。そして彼らは学び舎を巣立ちました。修了間際には、他の人からたった3ヶ月なのに?と呆れられるくらいその絆は固く、まるで3年間の高校を巣立つかのような「去り難い」ものがありました。以来、必ず1年に1度、修了式後の打ち上げをした同じ店の同じ部屋で、同じ日の同じ時間に集まろう…と、連絡を取り合ってきました。さすがに7年となると、なかなか連絡も全員取れなくなっていきます。

そのメンバーの一人から、メールで仕事の相談を伺いました。「このアドレスが生きていることを祈りつつ…」と、前置きされたメールには、仕事で使うエクセルファイルの相談が書いてありました。会社が製品を生産していく中で起きる諸事情に合わせて、出荷を微妙に調整しなくてはならないその過程を、エクセルで処理しようとしておられました。

当方は、その方のお仕事に関しては全くの素人ですから、事情を良く説明していただき(メールにて)、お役に立ちそうな提案をさせていただきました。ヤハリとても嬉しく思いました。日頃、折角のパソコンが単なる清書用具に過ぎない使い方しかされていないことを非常に残念に思っていましたから、このようなシュミレーションに利用しようとする発想そのものが嬉しかったのもあります。3ヶ月語り続けた甲斐があった…?

そして勿論今1つは、7年を超えての繋がりに感謝しました。珍しく7年前を振り返りたくなって、彼らの修了式に記念として差し上げた「15 Wings Memorial」と題した小冊子を出して、久しぶりにページをめくってみました。これは、私とアシスタントの二人で、折々に撮影した写真を入れ、それぞれの方へのメッセージを入れて手づくりした冊子です。15人の笑顔が何より懐かしいものでした。

裏表紙に当時の皆に送ったメッセージ。

5秒前。4、3、2、1
翔べ!!
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