ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

幸せは過程に

2008年04月30日 | 命の生き方
世の中、ため息つきたくなることばっかり目に付くので、一生懸命「嬉しくなること」を探してみたら、今日は「その1 敗れた井上康生選手の笑顔」「その2 伊達公子選手の2回戦進出」

康生ファンからすれば「悲願の北京オリンピック代表権獲得」の報に接したいというところだったでしょうが、残念ながら出場はなりませんでした。それも決勝戦に至らず準々決勝での敗退ですが、試合後の井上選手の何とも言えない清々しい笑顔、充実感に溢れた穏やかな表情が印象的でした。

又、12年ぶりに現役復帰を果たした伊達公子選手が、予選突破後の本戦1回戦を突破しました。世界ランキング4位まで登りつめた12年前は、もっと悲壮で「勝つ」ことが命題だった彼女ですが、今は「勝つことを目指す」ことに意義を見出しておられるような気がしました。

「幸せ」は「過程」にこそある。これは私の想いなのですが、スポーツという、結果を残さなければ何一つ顧みられない世界にあって尚、それが真実かも知れないと意を強くしたような気がします。


???段落記号が行頭にある!!!
ワンポイント知識や講座案内を(ぱぁと2)で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

但し、アクセスしていただくと、「ID」と「パスワード」が要求されます。入れていただくべき「ID」「パスワード」はこちらでご案内をさせていただくものですので、ご存じない場合は、下記宛メールをいただけますでしょうか。

pc_labo@mail.goo.ne.jpまで。パソコンからでも携帯からでも大丈夫です。24時間以内に連絡をいただいたメールアドレス宛返信させていただきます。


軽い

2008年04月29日 | 社会派らぼ
いつ頃からか、「短」「軽」「小」が好まれるようになって、何もかもが軽量化・簡略化されるようになりました。以前の机の上を占領してしまうような大きくて重いパソコンは姿を消し、代わってノート型パソコンが主流になりつつあります。確かに便利です。初心者用のパソコンと言えば「やはり、デスクトップが使い易いでしょう」といったアドバイスより、「少し高いけれど、ノートにしておくと便利ですよ」といった声の方が大きくなった気がします。カメラやビデオ、電話も小型化が進み、持ち歩くのが手軽です。

ところが同時に、何でも「速く」「簡単に」が好まれ、じっくりと腰をすえて何かに取り組むといった風潮が薄らいできたような気がします。要は、要領よく手軽にこなしてしまうことが要求され、実際に小手先だけで何とでもなるような感覚が主流のように思えます。とにかくやってみて駄目なら止めればよいという安易な考え方と、積極的にアグレッシブに生きることとが混同されているかもしれません。

最近は、政治も「軽い」気がします。ガソリン税、後期高齢者医療制度、裁判員制度…。じっくりと専門的な勉強を修めた方が然るべき資格を取得して、それぞれの道で長年の経験を活かし、落ち着いた舵取りをしていただきたいと、切に願うしかありません。


「特殊文字」がいつも消えているのですが、何ですか?
ワンポイント知識や講座案内を(ぱぁと2)で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

但し、アクセスしていただくと、「ID」と「パスワード」が要求されます。入れていただくべき「ID」「パスワード」はこちらでご案内をさせていただくものですので、ご存じない場合は、下記宛メールをいただけますでしょうか。

pc_labo@mail.goo.ne.jpまで。パソコンからでも携帯からでも大丈夫です。24時間以内に連絡をいただいたメールアドレス宛返信させていただきます。


再挑戦

2008年04月28日 | 命の生き方
テニスの伊達公子選手と言えば、世界ランキング4位まで上がった実力の持ち主。引退を表明してから12年ぶりに、今回現役復帰を果たし、現在復帰後2連勝。37歳という年齢は、激しいスポーツをするのには決して若くはないでしょうし、いくら輝かしい過去があろうと、チャレンジャーとしては「1」からの出発です。

彼女を駆り立てたものに興味があります。ご本人の弁によれば、1つ目は「テニス界に感謝」、2つ目は「世界のトップで戦える日本人が早く育ってほしい」という願い、3つ目に「チャレンジが好き」と表明しておられるようです。しかも「復活とはとらえて欲しくない」とのこと。前の現役時代は「自分のことだけで必死」でランクを1つでも上げることだけに翻弄されていたように言われます。今回はもっと「周りのことを見る余裕」ができたような気がされるとのこと。そして「私だからこそ伝えられるものがあるのではないか、これまで培ってきた経験やエネルギーを同じコートに立って示していきたい」と語っておられます。

伊達選手が「伝えたいと思っていること」、理屈ではなく体で示すことで「伝えようとしていること」。世界ランキングの4位まで上がった実力の持ち主には「テニスの何たるか?」が恐らくは見えていて、何とかその「感覚」を後輩に伝えたいと切望しておられるのではないでしょうか。現役のテニスプレーヤーを見ていて「そうではないよ、それは私も錯覚したけれど、本当はそうじゃなかったんだ」といった心の叫びがあるのではないでしょうか。伊達選手が何も語らずにテニス界からこのまま去ってしまうと、その「想い」が伝えられなくなってしまう。

とは言え、12年ものブランクを断ち切って、再びコートに立つというその精神力には脱帽してしまいます。一度でも立ち止まったら、もう再び走れなくなるのではないだろうか? 少なくとも今の私にはそうしか思えないから。



入力オートフォーマットはお節介?
ワンポイント知識や講座案内を(ぱぁと2)で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

但し、アクセスしていただくと、「ID」と「パスワード」が要求されます。入れていただくべき「ID」「パスワード」はこちらでご案内をさせていただくものですので、ご存じない場合は、下記宛メールをいただけますでしょうか。

pc_labo@mail.goo.ne.jpまで。パソコンからでも携帯からでも大丈夫です。24時間以内に連絡をいただいたメールアドレス宛返信させていただきます。


聖火リレー

2008年04月27日 | 社会派らぼ
まるで騒ぎが起こるのを待つかのような報道ぶりだった聖火リレーが無事に終わりました。平和の祭典とは言いつつ、国家の威信をかけたイベントなのは誰もが承知しています。聖火防衛隊を拒み2名の伴走しか認めなかった日本は、周りを自衛隊と警官で固め、多少の逮捕者を出しながらも大きな混乱を回避することはできたようで、関係者はホッと安堵されていることでしょう。大変お疲れ様でした。周辺では抗議行動のデモなども行なわれており、そうした反対活動を押し込めてしまうのではなく、容認した上での聖火リレーの実施には、各国からも一定の評価をいただいたようです。

夏に競技を控えた大事な選手や著名人を聖火ランナーに起用していたこと、出発地点以外のコースの見直しや短縮を検討しなかったこと、長野市民とは別個の世界で武装(?)に守られながらの聖火リレーでしかなかったこと。様々な批判は後を絶ちません。一体何のための聖火リレーなのか、こんな聖火なら止めてしまえばいい、こんなオリンピックなら止めてしまえばいい…などの意見も、さもありなんと思わず頷いてしまいます。

では、北京オリンピックは止めた方が良いのでしょうか。個人的には中国でオリンピック開催をするには、後10年早かったかも知れないとは思います。ですからその選考基準やその過程には省みるべきものはあるかもしれません。ですが、日本も国際社会という場にデビューを果たしたのはもしかすると「東京オリンピック」で、開催したことで西欧諸国との何年もの時代のギャップを超すことに成功したのかも知れないとフト思います。今回の「北京」はそれに相当するものになるべきだったのでしょう。(若干、早すぎた…との感想は否めません。)

平和の祭典と言われながら、商業主義が持ち込まれたのがロサンゼルスオリンピックだといわれます。今やスポーツは、あらゆる思想・宗教・政治を超越することができるというお題目は、お題目にしか過ぎないことを世界中の皆が実感しているかもしれません。でも、もしも今年が北京オリンピックでなければ…チベットの暴動は起きなかったのかも知れませんが、起きたとして中国はモットあからさまな弾圧を繰り広げたかも知れません。大気汚染や食の安全についてもモット無関心でいられたかも知れません。と考えると、今の中国にとってこの「オリンピックを何が何でも成功させなければならない」とする至上命令は、様々な分野にわたって「枷」にもなり「追い風」にもなり得ているのかもしれません。そうでなければ、中国の近代化はモット時間がかかることなのかも知れないとも思えてきます。

望むのは、威信だメンツだとよろいで防戦するのではなく、「頑張るから応援して下さい」「応援、本当にアリガトウ」と感謝する心のゆとり、自らの弱さ・至らなさを真っすぐに正視する勇気でしょうか。パソコン講座にご参加になられる方々も、時折シッカリよろいを着こんで来られたりしますが、それでは思うような習得をしてはいただけないこと、何十回も証明済みなんです。



エクセルでページ番号を操る
ワンポイント知識や講座案内を(ぱぁと2)で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

但し、アクセスしていただくと、「ID」と「パスワード」が要求されます。入れていただくべき「ID」「パスワード」はこちらでご案内をさせていただくものですので、ご存じない場合は、下記宛メールをいただけますでしょうか。

pc_labo@mail.goo.ne.jpまで。パソコンからでも携帯からでも大丈夫です。24時間以内に連絡をいただいたメールアドレス宛返信させていただきます。


無から無へ

2008年04月26日 | 雑談
あなたは死後の世界を信じますか? 永遠の命を信じますか?

不信心な私は、多分そうしたものを信じてはいません。人生は限られています。私達の存在は「無」から「無」に収束すると、漠然と感じています。長かろうと短かろうと、宇宙の時間の流れ方からすると、共に瞬きにしか過ぎません。

専門分野において、世界的な研究者でおられた先生が、85歳の一生を閉じられました。第1線を退いた後も違う立場で研究に関わられましたが、想像するに研究の世界に「ゴール」はキットなかっただろうと思います。専門分野の研究から身を引かれた後は、歌人として生きようとされました。俗事には寡黙な先生が闊達に気持ちを吐露する世界であったのでしょう。

充実した一生を送られたであろう先生の最期は、奥様に先立たれお子様もおられず、密やかに教え子達の手で送られました。まさに「無」から「無」に帰されました。後に残された輝かしい業績も、歌集も、それはそれで確実な生の証でありながら、炎は2度と点りません。虚しいというのでもなく、寂しいというのでもなく、哀しいのでもなく、ただ淡々と「無」なのだと現実をかみ締めました。

「お墓の中にはいない」そうです。ただ「千の風になって吹き渡って」いるかというと…誰かの心の中にそっと息づいているだけで、そうした誰かが千を数えるほどにおられるだけなのかもしれません。その誰かもいつかは誰かの心を揺らす小さな風になってしまうのですね。だからこそ、生きているこの瞬間が「全て」なのだと感じます。


エクセル2007の秘かな変更点
ワンポイント知識や講座案内を(ぱぁと2)で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

但し、アクセスしていただくと、「ID」と「パスワード」が要求されます。入れていただくべき「ID」「パスワード」はこちらでご案内をさせていただくものですので、ご存じない場合は、下記宛メールをいただけますでしょうか。

pc_labo@mail.goo.ne.jpまで。パソコンからでも携帯からでも大丈夫です。24時間以内に連絡をいただいたメールアドレス宛返信させていただきます。


適性検査

2008年04月25日 | 社会派らぼ
先般、記事にさせていただいた学生時代の恩師の訃報が届き、講座後大急ぎで京都に向かった車中で。

前に立った女子大生の会話が、聞くともなく聞こえてきました。どうやら新4回生でしょうか、思うにまかせない就活の話題で、ため息はつきつつも明るい表情でした。彼女達の話していたのは適性検査の話題で、どうも(想像するに)、各企業が適性検査を実施し足切りに使っているというのです。

恐ろしく数の多い設問に答えなければならず、中には「場合による」といった質問も多いというのです。でも設問ですから答えねばならず、「適当に」答えたりすると、後で「回答に矛盾がある」との指摘を受けるというのです。つまり設問に対し、自分を良く見せたいがために虚偽の回答をすると、それが「嘘だとばれるような」設問が続いていて矛盾を指摘されてしまうようです。ただ、それが「場合による」ような設問で、どちらかと言えばこうかな?程度で答えたりしているのだから、どうしようもないといったことを嘆きあっていたようです。

就活状況も、時代と共に様変わりをしていくのですね。私達の時代は売り手市場の時代でしたから、言うほどの切迫感はありませんでした。転じて子ども達の時代はなかなか就職も厳しく、親としては口も挟めぬままヤキモキさせられました。今は少し採用が上向いているとは言え、優良企業(?)は希望者が殺到しますから、希望の所に就職を決めるのはなかなかのことのようです。

企業が、自分の会社にとって有益で有能な人材を確保することは当たり前ですし、その尺度をどのように定めようとそれは会社の勝手(!)です。会社が望む人材は、それぞれの会社によって、思いっきり独断であってよいと思います。ただしそれは然るべき方法で決めて欲しいですね。上の彼女達の言うように、200問近い設問に答えさせた上で、コンピュータ処理か何かで、それこそ彼女達の「適性」が判断できると考えること自体に疑問が残ります。最近、会社の採用面接でも、入社希望者の本質が見極められない…といった悩みや、結果職場のレベル低下の悩みの話を聞きました。人を印象で決めてはならないと思いますが、少なくとも「うちの会社に欲しい人材かどうか?」は、出会った印象で決めても良いと思います。コンピュータ処理の結果で適正を判断するとしたら、手抜きも良い所でしょうか。

そんな結果で判断しているとしたら、そんな会社採ってもらいたくもないよねぇ! 彼女達の居直り発言(!)に、今後の健闘を秘かに祈って車両を降りました。



ワードアートが変わったっ!
ワンポイント知識や講座案内を(ぱぁと2)で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

但し、アクセスしていただくと、「ID」と「パスワード」が要求されます。入れていただくべき「ID」「パスワード」はこちらでご案内をさせていただくものですので、ご存じない場合は、下記宛メールをいただけますでしょうか。

pc_labo@mail.goo.ne.jpまで。パソコンからでも携帯からでも大丈夫です。24時間以内に連絡をいただいたメールアドレス宛返信させていただきます。


主役

2008年04月24日 | 命の生き方
「自分らしく」「個性を大切に」生きることはトテモ大切なことだと思います。そんな言葉は繰り返し聞いてきたのに、私達は人真似でない自分の考え方というものをシッカリと持ち、どんな時も心の中の規範に当てはめて客観的に判断することはどちらかと言うと苦手です。…にも関わらず、常に主役は自分でなければならないといった風潮を否めません。

人生の主人公はあくまで自分です。その一生をどう生き切るかが、人生の価値です。ですが、主人公の役柄は様々あるはずです。誰もが、スポットライトを華やかに浴びる役柄ではないし、むしろ人を支える役柄の方が世の中には多いのではないかと思ったりします。

役どころを勘違いすると、芝居は成立しません。舞台上の主役は一人で充分なのであって、誰もが主役を演じたがると、保育園の発表会もどきの稚拙な舞台になってしまいます。テレビCMに、舞台の端で「海草」役を熱演する子どものフィルムがありました。彼が流す汗を忘れないでいたいと思います。



オンラインクリップアート
ワンポイント知識や講座案内を(ぱぁと2)で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

但し、アクセスしていただくと、「ID」と「パスワード」が要求されます。入れていただくべき「ID」「パスワード」はこちらでご案内をさせていただくものですので、ご存じない場合は、下記宛メールをいただけますでしょうか。

pc_labo@mail.goo.ne.jpまで。パソコンからでも携帯からでも大丈夫です。24時間以内に連絡をいただいたメールアドレス宛返信させていただきます。


常識マニュアル

2008年04月23日 | 命の生き方
時津風部屋の力士死亡事件を受けて、相撲協会が設けた事故防止検討委員会が提言をまとめました。力士の相談窓口を設けるとか、いじめ問題の専門家などを招いての親方教育の場を設けるなどと共に、道徳や生活面を指導するマニュアル本の作成が盛り込まれたようです。

マスコミが名づけたのでしょうか「力士常識マニュアル」などといった名称で、ニュースに昇りました。外国人力士にでもわかるように写真に○×などをつけて「六本木をTシャツ、短パン姿で歩いては×」「ジャージー姿での外出は×」「勝負が決まった後のダメ押しやガッツポーズは×」などと内容が漏れ聞こえてきます。

要は、そんな風な指導をしなければならないほどに、力士界が見るに見かねる状況だということでしょう。が、そこに現代の教育が至ったと同じ荒廃の図式を見るのは早計でしょうか。私にも経験があるのですが、「△△は、なかなかいいですよ」「○○は控えていただけますか」といったアドバイスをしたことがありますが、以後寸分たがわず△△だけは、奪うように実施する後輩に空恐ろしさを感じたことがあります。「六本木を…」とマニュアル化すれば「渋谷はいい…」といった曲解を招き、だから近隣の繁華街を全部列記するなどといった馬鹿げた論争に走ったとしても、今更驚きません。

末端事を1つずつ数え上げて、説き伏せることなど不可能に近いのではないでしょうか。木の枝先の葉を1枚1枚数えるようなパソコン習得の仕方には意味がない…と常日頃話しています。木の葉を1枚1枚数えるのは切りがありません。必要なことは枝として押さえること。木の幹をシッカリと学ぶこと。そうすることで、その枝の先の数え切れない葉の全て理解ができるはずなのです。

瑣末のことをとやかく言って(まずはわかりやすい形から入る…というのはよくわかるのですが)、ものの本筋を理解する(させる)努力を怠ると、その世界は手が付けられなくなるほどの荒廃を招くことを学習してはいないのでしょうか。「…してはいけない」とマニュアル化することも良いのかもしれませんが、それにふさわしくはない器にそれ相当の評価を与えることを謹んで欲しいと思います。内面から磨く修行は決して必要以上のプレッシャーや負荷を与えて痛めつけることとは、根本を異にするものです。

それでも、そうでもせざるを得ないこの現状を誰もが憂えていると思います。


CD挿入時に表示されるダイアログボックス
ワンポイント知識や講座案内を(ぱぁと2)で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

但し、アクセスしていただくと、「ID」と「パスワード」が要求されます。入れていただくべき「ID」「パスワード」はこちらでご案内をさせていただくものですので、ご存じない場合は、下記宛メールをいただけますでしょうか。

pc_labo@mail.goo.ne.jpまで。パソコンからでも携帯からでも大丈夫です。24時間以内に連絡をいただいたメールアドレス宛返信させていただきます。


ムカツク

2008年04月22日 | 命の生き方
「腹を立てる」や「頭にくる」の感情の代わりに「ムカツク」といった表現が横行しています。「腹を立てる」や「頭にくる」は一旦その状況を体の中に受け止めているので、そこに「考える」という過程をはさんでいるのに対し、「ムカツク」は受け止めて考えるといったことがなく、対象との関係が「切れて」しまっているとの指摘がありました。

そうかもしれません。若者は(いかにも自分が年齢を重ねたことを思い知らされますね…)、感覚で受け止め感覚で表現するのは長けているようですが、それは感情のおもむくままの発露であり、元から体の中に存在するものを表現しているように思います。それは下手に身構えずに「ありのまま」の自分をそのままに表現することで、同時にそれは確かに美しいと思います。

ですが、一方で「感性」というものは磨くものでもあると私は思っています。何でもパソコンで恐縮ですが、パソコンの世界というのは「科学」の世界です。人が組んだプログラムには全て種明かしがあります。理由を考えて理解することでで自由に操ることが可能になります。が、これがいつまでも「理由を考えて」操作していてはなかなかスムーズに操れません。理解した世界がいつか「感性」になった時点で、無意識でも理にかなった操作ができるようになれば本物でしょう。パソコン習得というのは、第1段階が「理」を理解する段階、次いで第2段階が「勘」を手に入れる段階などと勝手に位置づけています。

自分のあり方の中の源流。全ての感情を生み出しているその「源」を、理性あるものにすることも又本人の努力かも知れないと思います。その源から発する怒りなら、多分単に「ムカツク」といった上滑りのものではなくなるかも知れません。


エクセルの計算が違っています
ワンポイント知識や講座案内を(ぱぁと2)で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

但し、アクセスしていただくと、「ID」と「パスワード」が要求されます。入れていただくべき「ID」「パスワード」はこちらでご案内をさせていただくものですので、ご存じない場合は、下記宛メールをいただけますでしょうか。

pc_labo@mail.goo.ne.jpまで。パソコンからでも携帯からでも大丈夫です。24時間以内に連絡をいただいたメールアドレス宛返信させていただきます。


正しい謙虚さ

2008年04月21日 | ぱそこん道
講座をさせていただく機会は大変多く、傍目には何の苦もなく講座をしているかに見えると思います。実際、原稿を握りしめているわけでもなく、好きなことをしゃべっているかのようですが(好き放題しゃべっているのですが…笑)、毎回新鮮な気持ちで講座には向き合っているつもりです。私は何10回目であっても、聞かれる方は初めてなのですから。

これは昔、3人目を幼稚園に入園させた時に、園長先生から言われた言葉に似ています。お母さんにとっては3回目でも、お子さんにとっては初めての幼稚園ですから…。3人の子ども達を、なぜか可愛がってくださったこの園長先生は若くして喉頭がんで亡くなられましたが、この言葉は今もシッカリと耳に残っています。

こちらが何度講座を繰り返していても、受講される方がご自分で気づかれない限り、なかなか思うようにはいかないことがあります。受講された方が「私は何もわかっていないことに気づいた」といったことを言われました。居合わせた他の方のお顔には「あなたが何もわかっていないとしたら、私達は何なの…?」といった表情も浮かびましたが、私はむしろ嬉しくこの方の言葉を伺いました。

パソコンに向き合わられる時に「私はある程度できる」と自負しておられる方ほど、大きくつまずかれるといった現実をいつも見てきました。表現は謙虚に「何もわからない」とおっしゃったりはするのですが、「わかっている」という姿勢は全てを邪魔してしまいます。まずは「自分の思っているほど、自分はパソコンをわかってはいない」ということを認めることができなければ、そこからの進歩はなかなか望めないものです(逆に「わからない」の言葉で全てを封印してしまうのも考え物なのですが)。更に厄介なことに、これは一方的に誰かから指摘されることでは気づくことができない代物です。

人事異動などで新しく配置された職場も1ヶ月になろうとしています。そろそろ慣れてきて、人と人の間に摩擦が起き始める頃でもあります。「パソコンの操作に長けている」ことを自負される方が、職場の中で妙な火花を飛ばさないように切に祈ります。何よりそうした現場が哀しくて今に至る私です。


2007に困っています
ワンポイント知識や講座案内を(ぱぁと2)で紹介しています。簡単なご質問も可能です。

但し、アクセスしていただくと、「ID」と「パスワード」が要求されます。入れていただくべき「ID」「パスワード」はこちらでご案内をさせていただくものですので、ご存じない場合は、下記宛メールをいただけますでしょうか。

pc_labo@mail.goo.ne.jpまで。パソコンからでも携帯からでも大丈夫です。24時間以内に連絡をいただいたメールアドレス宛返信させていただきます。