ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

知識と体験

2010年06月29日 | 雑談
幼い子どもの感性は、忘れている何かを呼び覚まさせるものがあるように思います。大人はツイ日常に飽きてしまいますが、小さな子どもは全身で「今」に感動し、全身で「今」を謳歌し、全身で「今」に挑みます。

大人は、目の前の知識に満足しますが、幼い子どもにとって「今」はただ「目の前の事実を受け止め」ているだけのように思えます。目の前のものを見て、観察し、吸収しているとき、顔には笑顔はありません。ただ食い入るように見つめ、ただ事実を事実として、目の奥に焼付け、音を聞き、五感でものを感じようとしているに過ぎない気がします。時間が経って、何かをきっかけにその時間の「記憶」が戻ると、嬉しそうな顔をし、全身を動かして、懸命に感動を伝えようとします。

仕草を見ているだけでは、その跳ねるような喜びが理解できなかったりするのですが、その日の体験を聞いてみると、体を動かしている理由が分かります。「知識」と「体験」の違いでしょうか。知識はただの知識に過ぎず、それが五感に染み渡って、記憶の中から呼び覚まされた時に初めて体験に変わるような気がします。


パワーポイントでグラフが挿入できない
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再・大相撲

2010年06月28日 | 社会派らぼ
大相撲・野球賭博問題。誰もが怒りこそすれ(←それすら、もうあまりないかも知れません)、驚かなくなっていること自体が怖いですね。

事件の発覚は、大関琴光喜関からでしたが、勝ち金の請求も大関自身のことだと考えられていたところが、どうやら大嶽親方の勝ち金を、大関が代わって請求したらしいことが分かってきました。現役引退後も出入りしていた元力士が、恐喝容疑で逮捕されるなど、かなりの数の力士らが、賭博がらみだということのようです。こうなってくると、何度も噂の絶えない、八百長相撲までもが、もしかしたら…と、勘ぐられても仕方ありません。

この問題に関する特別調査委員会が、解雇や降格などを含む懲戒処分や、多くの力士の謹慎を勧告したようですが、それらを受け入れて、名古屋場所を敢行する腹積もりでしょうか。多分多くの国民は、名古屋場所が行われること自体に、疑問を感じていると思われます。関与しているのは全力士の1割にも満たない人たちで、大半の力士は真っ当に取り組んでいるわけですし、中止に追い込まれることで発生する多額の損金も分からなくはありませんが、この事態は尋常とは思えません。

選挙戦

2010年06月27日 | 社会派らぼ
選挙戦に突入しました。滋賀県は、参院選挙と知事選挙がダブルで行われるのですが、この辺りは意外と静かです。民主主義という世の中にあって、時折、賢明な民主主義はどうしたら保たれるのだろう?と思うことがあります。

多数決の原理は、意見の多い方に定まっていくものですが、その「意見」自身が、ふわふわととらえどころのない、いわゆる浮動票というもので、扇動によってどうにでもなったりする側面が否めないからです。大阪府知事が、有識者が「細かな政策をシッカリ見ろ」とか「風に流されずに見ろ」と言っても、国民はそんなに暇じゃない…というような言いようをしておられました。選挙仕様の政策がばら撒かれていますが、○才児の教育費を無償化するといったことの競い合いで、政治ってそんなものなんだろうかと、不信感を抱いてしまいます。

私達は民主主義が行き着いた究極の形のように思っていますが、実はそうではないのかも知れないと秘かに思っています。選挙後は、連立を見直すとかもささやかれていますが、過半数集めの、単純な人数合わせは、意味があるのでしょうか。もしかすると、政党政治そのものの根幹を見直す必要に迫られている気もします。



Windowsメタファイルと拡張メタファイルは何が違う?
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成功体験

2010年06月26日 | ぱそこん道
パソコンをどのような意識でお使いになるかは、その方によって異なっているかと思います。それは、どうでなければならない…と言ったものでなく、一人ひとりが異なっていて当たり前です。そんな中、私がどんな風に思っているか…は、これまた私の想い次第で、他者の考え方とは異なることも当たり前…ということになります。私が関わろうとしているのは、パソコンを一つの技術として修得していただく…というシチュエーションです。講座を提供する側にも、色々な方がおられるでしょうから、受講される場合は、それを上手に選んでいただければいいかと思います。

パソコンを1つの技術として、修得する。ツマリ上手になっていただくことが、私の目的です。その時間を楽しんでいただくのが目的ではありません(楽しんでいただければ、尚有難いですが…)。結果として、技術を手にしていただきたいと、強く思っています。ですから、修得を妨げているものがあると感じたら、できるだけそれをお伝えしたいと思っています。それでも、学ぶ方も人間、お手伝いする当方も人間。伝え方はトテモ難しいものです。

ただ漫然と操作をしているだけでは、パソコンはキット上手にはなりません。あるいは、上手になるのに時間がかかります。やみくもに試してはダメ、もう一度やってみてダメ、何度か繰り返してダメ、ダメ、ダメ、あっ!できたっ!。これを指して、「それを『できた』とは言わない」と、いつも説明をします。(この際、大変失礼なものの言いようをしていることは、お許しいただきたいと思っています。)それは「できた」のではなく、「偶然できた」に過ぎないと思うのです。この経験を繰り返しても、パソコンは上手にはなりません。なるとしても、そこに至るには、とてつもなく長い期間を要します。

パソコンは「このようにすれば…このようになる」「こんな風にすれば…こんな風になる」を、キチンと頭の中で整理し、「このようにして、こうして、ああして、こうすれば…こうなるはずだ」の確信のもと、思ったとおりに画面が展開して、それを初めて「できた」と言うのです。そういう「成功体験」を積んでいただかなければならないはずなのです。そして、そのような成功体験を、何度もリズム良く繰り返す中で、いつかそれが「こうしたら…こうなって…」の理屈をはるかに超した感触で、理にかなったことができるようになって、初めてそれを「修得した」というものだと思うのです。





B4サイズのプリンタを持っていないけれど…
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正しい評価

2010年06月25日 | 雑談
明け方3時半から起きて、ワールドカップ・対デンマーク戦に声援を送られた方も少なくなかったようでs。残念ながらそこまでの元気もなく、朝起きて、日本の勝利を知りました。今回、日本が組み入れられたグループEは、オランダ、カメルーン、デンマークと全てが格上のチームだったようです。しかも練習試合の内容が悪く、特に岡田監督への風当たりは相当にきつく、こぞって皆がこき下ろしたと言っても良いような評価でしたから、期待度はあまり高くありませんでした。それが、何と!の快進撃に、日本中が酔いしれました。

個々のプレーに長けた選手たちが集まっているわけですが、チームとして良くまとまっていて、チーム力に優れているといった嬉しい評価も聞かれます。そして何より、この予選突破のニュースが、久々の日本国民の一体感を大いに盛り上げてくれたことに、感謝…です。

当たり前…かも知れませんが、岡田監督の評価はうなぎのぼり。現金なものです。先日、小惑星探査機「はやぶさ」が、予定よりも3年遅れて、無事に帰還しました。小惑星からのサンプルリターン計画は、国際的に例のないものであり、世界からも評価の高い快挙でした。結果、先日来事業仕分けで大幅削減された「はやぶさ2」の予算は、検討し直される方向のようです。

つくづく、世の中は「結果」次第なのだと思い知らされます。但し、結果論での評価…というのは、諸刃の剣でもあり、短絡して結果だけを求める風潮に繋がりかねません。かと言って、一時あちこちの幼稚園運動会で繰り広げられたように、「みんな良く頑張りました」と結果に優劣をつけさせないのも考えものです。当事者が、ともかく結果を出さねばならないと、強く心に誓うことは良いことです。ですが、髪の毛一筋ほどの油断や悲運が、結果を分けることだってあるのですから、結果にとらわれない正しい評価というのも、あって然るべきだと思ったりします。


エンドロールを流したい
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呆れた動画

2010年06月24日 | 雑談
大学生が「ドブス写真集完成までの道程」というタイトルで、You Tubeに投稿した動画は、JR駅前で女性を強引に撮影したものでした。視聴者からの批判で、動画は削除されましたが、大学にも抗議が殺到し、関わった学生に退学処分が下されました。システムデザイン学部の学生と報じられています。

大学生ともなれば、ことの善悪を判断する力は十二分に持ち合わせているはずだと思います。「不道徳なものから生じるおかしみを追求することで、何かしらの表現ができると思った」と、話しているとのことです。世の中の殆どの人は、真摯に暮らしています。日々報道される様々な犯罪も、不心得者の騒動も、個々人の資質に問題があるのは当然ですが、後先のことを考えることのできない幼稚性が目立ち、社会からはじき出される人々の質の低下は、紛れもなく社会自体の質の低下を露見するものと思います。

世の中自体が、不道徳かも知れません。「お笑い」と称する芸能分野が、スッカリ社会的に認知されていますが、その中には様々な質の「笑い」が含まれていて、中には反社会的なもの、不道徳的なもの、個人の尊厳を傷つけるもの…といったものまでもが許容されてしまっているような気がします。それは、互いに了承しあった合意の上に成立している傷つけあいであっても、そのようなシャワーの元に社会生活が展開しているのだという事実は、否定しようがありませんから。




ライブラリって何ですか
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心棒

2010年06月23日 | 命の生き方
ワールドカップに一喜一憂して、大相撲の醜態に眉をひそめていますが、その間にもなんとも言いようのない悲惨な事件は後を絶ちません。

マツダの工場内で、マツダの元期間社員が起こした事件なので、被害者がマツダ社員だったこともあってか、報道は意外と地味ですが、11人もの無差別殺傷事件がありました。逮捕された犯人は「秋葉原と同じことをしてやろうと思った。」などと供述しているようです。先日、泳いでいておぼれたとされた青年は、実は友人達が足首にロープを巻いて10キロのタイヤのホイールを結び、桟橋から海に突き落とした事件だったとして、仲間の少年が逮捕されました。あるいは、桂川に2児童が転落したとの110番通報で、かなり大規模な捜索活動が展開されましたが、どうやら通報した男の嘘らしいことが発覚、何でもこれまで10回ほども嘘の通報をしている男だったそうです。とか何とか、テレビのワイドショーのネタに事欠きません。

いずれも、犯人の常軌を逸した行動に、善良な市民が巻き込まれたもので、身勝手な犯罪に誰もが怒りを感じていると思います。こうした事件の度にいつも思いますが、あまりにも日常から逸脱している犯人が、あたかも特異な人格の持ち主であるかのように、生い立ちやら日常の生活観が分析され、私達は眉をひそめてみせるだけで本当にいいのでしょうか。

犯人の心の闇は、常識の範囲内で行動ができる私達の遠いなだらかな先にあります。人は皆、言い知れぬ孤独と不安の中にいます。そしてそんな風な気持ちの解決を、他者へと転嫁します。時にそれは強圧的だったり、排他的だったり、自己陶酔であったりします。自分の心を支えるだけの心棒を、自分の内に持たなければなりません。


シングルクリックでファイルが開くと不便…
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コミュニケーション

2010年06月22日 | 命の生き方
若い世代は、仲間内ではないような人(特に初見の異世代の人)と、コミュニケーションをとるのが下手だと、よく指摘されます。最近は、習い事の1つに「コミュニケーション講座」といったものがあり、なかなかの人気なのだそうです。よく会社でも、上司が部下とコミュニケーションが取れないとこぼされる図式が多いのも、何だかお決まりです。

多分、若い世代の人達は、会話でコミュニケーションを取る…ということをして育っていないのでしょう。友達とはピコピコ…ゲーム機をはさんで付き合えばいいわけですし、長じては親指だけで「うそー」「マジ?」みたいな会話で充分だったわけです。親は気を回して、言葉にする前に世話を焼いてくれますし、学校や習い事にしても大半が受身で座っていさえすれば、すべてが回ります。本を読む代わりに、テレビが一方的にしゃべってくれますし、随所で便利な機械が用を足してくれます。

だから…なのでしょうけれど、私はコミュニケーションが苦手ということと、コミュニケーションができないこととは、意味が違うと思います。たとえば、私はコミュニケーションは苦手です。(あれぇ? 今『うっそぉ!』と思いっ切り声が聞こえました。)でも、コミュニケーションはもしかすると、上手な部類かも知れません。

コミュニケーションに問題がない(と、多分自分自身で思っている)人達は、本当に問題がないのか?と言うと、秘かにそのコミュニケーション能力を疑わざるを得ない場合にも多く出くわします。しゃべっていても、決して人の話を聞かない人。人の話を聞いても、決してそれを自分の想いの深い芯でとらえようとしない人。異なる意見を持つ人がいるということ、そしてそのような意見に耳を傾けない限り、自分の陥っている間違いに気付くことなどできないのだということが、本当のところ分からない人。それなら、朴訥と口数が少ない方が、人生に対しては誠実かも知れません。

人生を深く生きようとしない人は苦手です。上っ面だけを軽くなでていけば、世の中を渡ることなど、難ないと思っている人は苦手です。それでも、軽くのりを合わせて笑い飛ばすこと、私はできます。それはコミュニケーションが上手だと言えるのだろうとは思いますが、本質は苦手です(笑)。


エクセルの印刷
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野球賭博

2010年06月21日 | 社会派らぼ
連日、南アW杯と大相撲の野球賭博で、ニュースが明け暮れています。これまで、1場所あたり最大額の懸賞金を出してきた永谷園が、名古屋場所での懸賞金の取り止めを発表しました。他のスポンサー企業も、これにならって取りやめるところが出て来るのではないかと思われます。

暴行事件に薬物汚染、そして今回の野球賭博…。まさに留まるところを知らない、泥沼が続きます。他の多くのスポーツのように、外国を真似て国内に普及したものとは違って、江戸時代より日本の風土の中に生きてきた神事・もしくは武道ですから(もしかすると神話の時代から…?)、近代化に乗り遅れた節があります。体質は昔ながらの勝負師的な世界で、そこに現代的な金銭意識だけが入り込んでしまったとでも理解すれば良いのでしょうか。

年寄り株が億のつく金額で売買されている世界ですから、私達の日常的な常識で測るれないのは確かです。力士達は現代青年でありながら、旧弊の中で受け継がれてきた闇にさした疑問も感じず、溺れてしまっていったかに見えます。これだけの事件でありながら、「今、自己申告をした者については厳重注意に留めるから申し出るように…といった趣旨のアンケート」に端を発していることに失笑しそうです。

誰もがそうだから、いつか神経が麻痺していて、さした罪悪感もなく多額のお金を右へ左へ動かし、世の中のルールから外れていることをいつか忘れてしまっていた。これって、どこかで聞いた話のような気がしませんか。あまりにもずさんな金銭感覚の泥沼は、政界に相通じている気がしてなりません。

公益法人としての身分は、この際、返上しては如何でしょうか。優遇された組織に群がっている現状を一旦解消し、純粋な浄財や興業収入だけでやりくりをしてみるのも良いかと思います。国技としての側面は、力士への奨励金のような制度を作るなどして、裾野が拡大すれば閉鎖的な社会から脱却していけるかも知れません。




グラフタイトル文字の回転(エクセル2007)
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人生最後の日

2010年06月20日 | 命の生き方
アップル社の設立者の1人であるスティーブ・ジョブズという人が、スタンフォード大学の卒業式のスピーチで「毎日を人生最後の日であるかのように生きる」ということを言われたのは有名です。マイケル・ジャクソン氏は唯一の自伝とも言える「ムーン・ウォーカー」の中で「明日はないつもりで働く」と書いています。その突然の死には、薬物乱用が深く関わっているかの報道がありましたが、もしかすると「人生最後の日が、突然訪れる」ことは、彼自身が深く納得していたかも知れません。

とは言うものの、浜名湖でのボート転覆事故の犠牲者は、まだ中学生。そんな風に達観できる年齢には程遠く、ご両親の心中を思うにあまりあります。船酔いで漕げなくなったカッターボートを曳航中に転覆したとのニュースですから、悪天候での実施に加え、救助活動に盲点が存在したかと想像します。

原因究明に向けて、現場視察や事情聴取が行われているようです。言い古されたことですが、今後に向けて徹底した解明が必要です。それでも、それを受けて一層、訓練マニュアルが厳しくなることを想像すると、根本的な解決は、それではないような気がどこかでします。例えば、風速何m以上であれば中止とか、波高が何cmで中止とか、そのようなマニュアルが闊歩することが良いとは思わないのです。

何か、ことが起こるたびに、規則が作られます。結果、規則にがんじがらめになっているにも関わらず、そこには「人としての的確な判断」が抜け落ちていくような気がするからです。本当の危険回避は、人が五感で感じなければならないもの…なのに、マニュアルだけが分厚くなって、人は浅薄になっていきます。

「今日が人生最後の日かも知れない。」私自身は、そんな覚悟を持って、毎日を過ごしてはいません。ともすれば、今日が永遠に続くかのような、甘い錯覚の中にいます。それでも多分「今日が人生最後の日でも仕方がない。」という風には思っています。決して投げやりに生きているつもりもないのですが。


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