ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

日陰にこそあれ

2017年09月30日 | 社会派らぼ
熊本県の慈恵病院には「こうのとりのゆりかご」という制度があります。2007年から運用が開始されていますから、10年が経過したことになります。いわゆる「赤ちゃんポスト」です。諸事情のために育てる事ができない新生児を、親が匿名で特別養子縁組をするための施設で、赤ちゃんを殺害と中絶から守ることを目的とした施設です。賛否両論に分かれる中、この10年で130人が預けられたと言われます(2017年9月23日付)。言い換えると、130人の幼い命が救われたという事になるのかも知れません。

今でもこの施設をめぐっては、擁護する意見がある一方で慎重論も消えません。やむにやまれぬ事情で追い詰められた親に手を差し伸べる施設がある事は、ある種の救いであると感じてはいますが、それは合法的に国や県がする仕事では無いのではないかと私自身は感じています。

実は、育てられない子どもを里子に出すサービスがネット上にあるそうです。名付けて「インターネット赤ちゃんポスト」。NPO法人 全国おやこ福祉支援センターによって運営維持管理されています。ここではやむを得ない理由で子どもを育てられなくなった実親は無料で会員登録をすることができます。登録には年齢も国籍も問われません。本人確認が取れたらスタッフが面談し、子どもを里子に出すという覚書を交わします。一方、里親希望者は月々3000円の利用料金が発生し、住所、年齢に始まり貯蓄金額など精細な項目記入が必要で、赤ちゃんとマッチングが行われ、実際に特別養子縁組を済ませるまでの費用が200万円ほどかかるのだそうです。それでも、設立以来延べ1000人ほどが里親登録しているようです。

厚労省は熊本市の「こうのとりのゆりかご」については設置を認可したものの、今後同様の申請があっても、一律に認可するわけではなく個別に検証するとしていますが、「インターネット赤ちゃんポスト」にはそのような認可すら下りているわけではありません。発生する金額の中には、NPOの運営費としての約50万円が含まれており、金銭授受が発生する時点で「人身売買」ではないかという非難が集中していると言います。

やはり「赤ちゃんポスト」は正規の施設としてスタートしてはいけなかった施設なのではとの意を強くしました。人知れず手を差し伸べる人がある事は美談ですが、そういった美談は日陰にこそあるべきだと思います。

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2017年09月27日 | 社会派らぼ
突然、解散・総選挙が定まり、政争はにわかにあわただしくなりました。北朝鮮が不穏な行動を繰り返している中、最悪の事態に備えて、国のかじ取りを安定した状態で行いたいとする安倍首相の意図も良く分かります。一方で、選挙になだれ込む以上、議員の皆さんにとっては死活問題。当選できるか、落選するかで、以降が全く異なるわけですから、必死になるのも理の当然かと思います。

私たちには、選挙権があり、自身の持つ票はたったの1票ですが、それが積もり積もって大きな票となり、日本を動かす元が定まって行くわけです。くれぐれも安易な「雰囲気」だけの投票は慎みたいと思います。政見を良く見聞きして、激動の世を任せられる政治家を見極めることが必要です。くだらないスキャンダルや、人間的にあまりにも未成熟な言動を見聞きすることが大変多くなってしまっている昨今ですが、口先だけでなく、本当に未来を託すことのできる人材が選ばれて欲しいと心底思います。政治は、星取りゲームでは無いのですから。選挙のための戦術は必要だとは思うものの、戦術に騙されるべきではありません。

理路整然と物事の筋を通すことは大切です。公平を期すために、ルールを作り、そのルールに忠実であることも大切です。が、理由づけやルールでばかり物事を眺める癖がついてしまうと、人間本来の勘のようなものが磨かれる場面が失われてしまうような気がします。匂いが感じられる…とでも表現すれば良いでしょうか、ただのノリで短絡した雰囲気に押されてしまう事とは根本的に異なる、本質をかぎ分ける力のようなものは、実はとても大切なのではないかと思います。パソコンを操作する上でも「勘」は必要だと私は思っています。そしてその「勘」というのは、理論的な思考回路を繰り返すうちに見えてくるものでは無いかとも思っています。「人」の本質を見通す「勘」も、一朝一夕に身につくわけでは無いとは思うものの、私たちは理知的で賢明でありたいと思います。

残念ながら、選挙に際して、その「人」を見抜くほどに、候補者を知ることはなかなかできる事ではありません。が、少なくとも「こう言っているから」とか「〇〇党だから」などという表から見える部分だけで、安易に短絡するのは自重したいと思います。多分、「ここ」を託す人を選ぶことは、いつになく「日本の未来」を左右するような気がするのです。記憶にあるような、「だから、なんで選挙で勝たせてしまったんだろう」と悔やまねばならない結果には至りませんように。

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無料のスーパー

2017年09月26日 | 雑談
オーストラリアのシドニーにできたあるスーパーでは、すべてが無料だと言います。大手スーパーなどの商品管理は厳しくて、賞味期限切れ前でも処分してしまう食品がたくさんあります。これら、大手スーパーが売らなくなった商品を譲り受けて提供しているのだそうです。10:00の開店から14:00の閉店まで、毎日150人ほどの来客があって、品物の大半は無くなるのだそうです。客は、買い物かご1つまで、品物を持って帰ることができるのだそうです。

日本の食品廃棄量は、世界でも1,2位を争うほど高いそうです。まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」は相当の量にのぼります。コンビニなどでは、消費期限に先立って、レジが通らなくなるようになっていると言います。これらの商品を値引き販売することは会社から禁じられているようです。新鮮さを売りにするため、作ってから〇時間で捨てると公言しているような店もありますが、まだまだ食べられる食品が捨てられているという現実は、オーストラリアに限らないようです。

それでも、日本ではこのシドニーのような無料スーパーは存在できないと思います。「もし、なんかあったら…」責任問題に発展する事は必至で、誰もそのような危険な橋は渡らない…というのが現実です。衛生管理がキチンと行き届くという事は大切な事なのですが、一方で消費者が記載された日付に振り回されるのも事実です。

食品の販売だけでなく、教育、健康など、あらゆる分野で全てが管理されている…のは、文明国の証ではありますが、一律管理される事を望まない自由はどうやって保障されるのでしょうか。

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ペンは剣よりも強し

2017年09月23日 | 社会派らぼ
北朝鮮とアメリカの、いえ正確には金正恩労働党委員長とトランプ米大統領の口合戦がエスカレートする一方です。双方、相手を威嚇する目的ですから、より刺激的な言葉を選び脅し合いの様相です。そして、北朝鮮は自らの言葉に鼓舞されるように、強硬な姿勢を更に固くしています。

激しい言葉の応酬になっています。より強く聞こえる言葉を選んでいるはずです。相手を蹴落とし、自らの力を鼓舞するにふさわしい言葉を厳選しているはずです。でも、いかめしい単語が並んではいますが、そこに強さを感じる事ができないのも事実です。

「ペンは剣よりも強し」というのは誰が言った言葉だったでしょうか。イギリスのブルワー・リットンの戯曲「リシュリュー」に「The pen is mightier than the sword.」ちうフレーズが出て来るそうですが、その訳です。「剣よりも」であるかどうかは知りませんが、私も「ペンの力」というのは信じたいと思っています。言葉というのは、時に思うより以上の力を持っているはずです。

でも、この互いのやり取りの中で使われているはずの言葉は、なぜか宙を切っています。結局人を脅す言葉には、所詮感情しか込められないのだと思います。本当の言葉の力というのは、そんなにどぎつい言葉を選ばなくても、十分に伝わらなければならないはずなのです。

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引き際

2017年09月20日 | 命の生き方
歌手の安室奈美恵が、1年後の引退を発表し、驚きと共に惜しむ声が広がっています。公式サイトでデビュー25周年という節目の年に引退を決意したというメッセージを発表しています。

歌手やスポーツ選手は、年齢を超えていつまでも輝くことが難しい職業でもあります。そのため、どこで自身に一線を引くかというのは大変難しく、時にその人の「美学」とも関わって来るために、一概にどうすべきである…というセオリーがありません。怪我やアクシデントで不本意な終わり方をした人がいれば、最後の最後までしがみつきボロボロになってやっと結論を出す人もいます。そしてもちろん絶頂期にサラリと身を交わして去っていく人もいます。様々な人の去り際を見させていただきながら、正解のない途方もない命題だとつくづく思います。

難しい事なのですが、例えばボロボロになるまで現役にしがみつく生きざまは、私は嫌いではありません。何事も他人が納得することではなく、本人が納得しなければならない事なのですから。但し、ボロボロのなっていても、猶引き際の美しい人と、そうではない人に分かれるような気がします。何が違っているのか分からないのですが、無責任に外野席から見ていても、猶美しい人がいるのは確かです。

私は、なぜだかわかりませんが、「正しいことは美しい」のだと固く信じているところがあります。ただ「正しい」というのは、本当には意味の無いことのような気がするのです。今世界は北朝鮮のミサイル発射をめぐっての緊張が続いています。世界中の非難の的となっている彼の国の指導者たちは、自国が正しいと固く信じているはずです。世界中のどの国もが「自分は正しい」と主張しており、いさかいが絶えません。「正しい」事は絶対では無いのです。

本当に「正しい」事は、キット「美しい」事なのだと本能的に思います。引き際さえも「美しく」ある生きざまに、ある種の憧れを感じます。

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お急ぎ便

2017年09月19日 | 社会派らぼ
通販サイトに導入された配送サービス「急ぎません。便」が話題になっているそうです。即日発送で翌日午前中に届く「お急ぎ便」に対して、1~3日後の発送になるのが「急ぎません。便」だそうです。宅配業者のドライバーの労働環境がかなり過酷である事がニュースになって以来、通販サイトの即日発送サービスを「過剰なサービス」ととらえていた人たちから歓迎の声が上がっているようです。

靴とファッションの通販サイト「LOCONDO.jp」では、複数の配送プランが提示されています。「お急ぎ便」「急ぎません。便」「日時指定便」「ポスト投函便」「エクスプレス便」など。特に考慮されているのが、宅配時の不在による再配達の軽減のようです。エクスプレス便は、日中は家にいないというユーザーのためのプランで「21~24時の夜間便」と「6~9時の早朝便」があるそうです。

ただ「急ぎません。便」というネーミングが斬新なだけであって、通常配送とあまり変わらない気はします。通販サイトを利用する事はありますが、特に急いでいるわけではないので「お急ぎ便」を利用することはこれまであまりありませんでした。がクリーニングと一緒で(笑)、「お急ぎですか?」と尋ねられると、「特に急いでいるわけでもないけれど、速いに越したことはないから」とツイ、スピード仕上げを希望してしまう事があります。急いでいるわけでもないけれど、速いに越したことはないから…と、お急ぎ便を指定するユーザーも多いかも知れませんし、サイトによって到着時間に差があるのなら、速く届く方にしようかと思うかも知れません。通販サイトの普及により、宅配業者のドライバー勤務が苛酷になっていると言います。ただでさえ配送荷物の個数が随分増えている中、再配達や翌日配送など、ドライバー泣かせの荷物は減るに越したことはありません。言われてみれば「急ぎません。便」はもっと早くから広まるべきだったかも知れません。

パソコン使ったら、楽をしてなんでもできて当たり前、ネットで頼んだら、翌日には届いて当たり前…ではなくて、そこには「人」が介在して目的の事を達成させるよう取り組んでいる…事を忘れない事がきっと大切なのだと思います。

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お急ぎ便

2017年09月19日 | 社会派らぼ
通販サイトに導入された配送サービス「急ぎません。便」が話題になっているそうです。即日発送で翌日午前中に届く「お急ぎ便」に対して、1~3日後の発送になるのが「急ぎません。便」だそうです。宅配業者のドライバーの労働環境がかなり過酷である事がニュースになって以来、通販サイトの即日発送サービスを「過剰なサービス」ととらえていた人たちから歓迎の声が上がっているようです。

靴とファッションの通販サイト「LOCONDO.jp」では、複数の配送プランが提示されています。「お急ぎ便」「急ぎません。便」「日時指定便」「ポスト投函便」「エクスプレス便」など。特に考慮されているのが、宅配時の不在による再配達の軽減のようです。エクスプレス便は、日中は家にいないというユーザーのためのプランで「21~24時の夜間便」と「6~9時の早朝便」があるそうです。

ただ「急ぎません。便」というネーミングが斬新なだけであって、通常配送とあまり変わらない気はします。通販サイトを利用する事はありますが、特に急いでいるわけではないので「お急ぎ便」を利用することはこれまであまりありませんでした。がクリーニングと一緒で(笑)、「お急ぎですか?」と尋ねられると、「特に急いでいるわけでもないけれど、速いに越したことはないから」とツイ、スピード仕上げを希望してしまう事があります。急いでいるわけでもないけれど、速いに越したことはないから…と、お急ぎ便を指定するユーザーも多いかも知れませんし、サイトによって到着時間に差があるのなら、速く届く方にしようかと思うかも知れません。通販サイトの普及により、宅配業者のドライバー勤務が苛酷になっていると言います。ただでさえ配送荷物の個数が随分増えている中、再配達や翌日配送など、ドライバー泣かせの荷物は減るに越したことはありません。言われてみれば「急ぎません。便」はもっと早くから広まるべきだったかも知れません。

パソコン使ったら、楽をしてなんでもできて当たり前、ネットで頼んだら、翌日には届いて当たり前…ではなくて、そこには「人」が介在して目的の事を達成させるよう取り組んでいる…事を忘れない事がきっと大切なのだと思います。

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アナログ回帰

2017年09月18日 | 社会派らぼ
20代の若い人たちの中で、アナログレコードやラジカセが流行っているそうです。完全になくなったかに思っていましたが、アメリカのアナログレコードの販売量は2005年から2013年までの8年間で6倍以上に増えています。2005年には100万枚に満たなかったLPレコードアルバムの販売が2013年には610万枚に跳ね上がったのです。日本レコード協会でも2010年から2016年で8倍の80万枚と発表しています。「ももいろクローバーZ」や「Perfume」などの人気アーティストがレコードで新譜を発表しています。

ストリーミングサービスによる「音楽の商品化」に消費者が拒否反応を起こしたと言われます。スマホやPCで手軽に高音質の音楽が聴けるにも関わらず、わざわざカセットで音楽を聴き、その手間を楽しんでいるというのです。デジタルの高音質に慣れた耳には、ノイズさえ含まれたカセットの音楽の柔らかさが心地よいのでしょうか。純粋で雑音の無いピュアな音源より、雑多な音源により親密さを感じるのでしょうか。

デジタル化は、私たちの生活をより便利に変えて来ました。マルチメディアという言葉がもてはやされ、何もかもがデジタル化を目指した時がありました。今、デジタル技術は確実に進化して、すべてが合理的に保存・再生できるようになったことは画期的です。それでもこのアナログブームに見るように、合理性だけを追求することだけが全てではないのだと思います。いずれ、デジタルを利用しつつ、アナログに回帰してくるのかも知れません。

今、スマホを片手にSNSに夢中な世代も、いずれ生身の人と人の関係に戻って来るのではないでしょうか。デジタルな空間に文字としてたたき出される「つぶやき」達には、もしかすると伝わらない「温度」があるような気がします。

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エクセルの複数ウィンドウを一度に閉じたい

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デジタル情報

2017年09月17日 | 社会派らぼ
とある学術雑誌が雑誌送付を止めて、ネット上での閲覧に変わりました。正直、そこそこ分厚い雑誌を毎回印刷する手間と経費は相当のものがあります。加えて郵送にも手間と経費が掛かっています。ペーパーレスが叫ばれる世の中ですから、当然と言えば当然の流れかと思います。

ただ、ネット閲覧になると、恐らく見る人は激減するのではないかと想像します。手元に雑誌が送られて来るから、何気なくペラペラとページをめくる事はするけれど、わざわざURLを入れておまけにパスワードを入れて(毎回変わるそうです)、閲覧するとなると、意味もなく見なくなるでしょう。

デジタル情報は便利ではありますが、ピンポイントで情報を探す事に長けていて、余分な情報が目に入る事がありません。本をめくって探す…という作業は、無駄なようで周辺情報を無理なく獲得することができる利点があります。例えば英和辞典を引く…として、電子辞書であれば綴りを入力すれば瞬時にその英単語にたどり着き、和訳を知ることができます。が紙媒体の辞書を引くとなると、アルファベットを順にたどりながらページを探しあてねばなりませんし、該当のページまで来ると、その前後には似た綴りの英単語が並んでいるのを目にすることになります。そこで派生した言葉を知ったり、良く似た綴りの単語を知る事ができます。デジタル…というのはアナログに勝るとは思えないのです。

ある脳科学者は「紙の資料を見るのと、パソコンやタブレットで資料を見るのとでは脳活動に差がある」と言っています。「全体として業務のパフォーマンスは紙の方が高い」というのがこの先生の意見です。ディスプレイ上で見る資料内容は、紙よりも頭に入って来にくいという結論を実験から導いておられます。

近い将来、紙媒体は押しやられて、何もかもがデジタル化してディスプレイ上に存在する事になると予想できます。子ども達の教科書もそうでしょう。文学や文献もデジタル化され、瞬時に目的の情報にジャンプするような効率の良い読み方になるはずです。それに応じて人間の能力も進化するのでしょうけれど、あまり脳を通過しない(笑)ものの読み方が横行するような気がしてなりません。

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yahoo!メールに迷惑メールが来て困る

エクセル起動時、読み込んでいるファイルが無いか調べる

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