大阪市では、橋下市長の意向を受けて、11人の公募校長が誕生しました。うち、一人はわずか3か月で、「体験を活かせる職場ではなかった」という理由で退職しています。今一人の退職者が出たようです。児童の保護者へのセクハラ行為で更迭された校長は、懲戒処分を受けて、市教育センターに異動して研修を受けていたと言います。が、市教育委員会では、面接の結果、現場への復帰はさせられないと判断し、校長は自主退職の意向とのことです。
人間は皆不完全で、誰しもが過ちを犯すことはあり得ます。その過ちを深く悔いて、再度人生をやり直す機会は与えられて然るべきだと思います。人間は、それほどに意志の弱い存在でしかありません。ですが、今回の市教委の判断が行き過ぎているとも思いません。むしろ、これまで現場への復帰を前提としていた…事の方に違和感を覚えたくらいです。
職業に貴賤はありません。が、その職業にふさわしい器というものはあると思います。教育者という立場の、しかも校長という立場は、そのくらいの厳しさが求められるべき職場であるような気がするからです。ご本人にその非があるのは明白なのですが、人選に問題はなかったのでしょうか。
「人を見る」ことは、トテモ難しいものがあります。だから、面接の練習と言ったモノが良く教育現場では行われていたりします。面接の練習と言うモノがもしあるとしたら、それはその人の真価をどうしたらより表現できるかというアドバイスであって、取りあえず本質を隠して見せかけの取り繕い方を指南するものでは無いと思います。が勿論、面接受験者は、自身を良く見せることに心を砕きます。だからこそ、面接をする側は、受験者の本質を見抜き、その職場にふさわしい人間かどうかを判断する能力が要求されると思うのです。
人間は、それぞれに良いところとそうではないところを持ち合わせています。一方で、各職場には求めるべき人物像、ふさわしいタイプというのがあるはずです。いわゆるマッチングでしょうか。人選とはいうものは、安易なものでは無いはずです。
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