フランスでは、コロナ感染拡大で2度目のロックダウンが行われていると報じられています。ドイツでも飲食店や劇場が閉鎖と発表されています。新型コロナウイルス感染第2波は、第1波より厳しく致命的なものになるといった報道も見られます。
これまでもサーズとか鳥インフルエンザとか、大流行してパンデミックになったら…という心配は何度もありましたが大事に至らず、今回の新型コロナもここまでの騒動になるとは誰も想像していなかったかもしれません。
感染症には最大の注意を払いつつ、一方で経済を回して行かねばならないとの配慮から「Go To」キャンペーンが叫ばれています。正直、自粛すべきなのか、日常を取り戻すべきなのか、誰もが迷いながら暮らしているのが現実です。国は、新型コロナウイルス感染防止を日常生活に取り入れた「新しい生活様式」を呼びかけています。
生活もそうですが、経済面で追い込まれている職場も珍しくはありません。日本経済が瀕死です。JALやANAといった航空会社やJR各社は外出自粛の影響をモロに受け、苦境に直面しています。勿論そんな大きな会社だけでなく、飲食業や観光業、小売業、それぞれに大打撃を受けています。病院すら、病院で他の病気に感染しないかなどの懸念から、患者が激減していると言います。
コロナが収束し、それぞれの場に人が戻り、経済が戻ることが待たれます。が、少し立ち止まって考えてみる事も必要ではないでしょうか。飛行機や新幹線に人が乗らなくなりました。本来なら、仕事で行き来しなければならないはずのところ、コロナ禍のせいでビジネスはリモートで済ませる事になったのでしょうが、逆に考えるならリモートで済ませることのできる仕事はたくさんあるのだという事ではないでしょうか。出勤せずにテレワークで仕事をする人も多かったようですが、逆に言えば仕事の仕方を見直すべきだという事ではないでしょうか。病院の受診者も減った…と言いますが、些細な症状なら、病院に行く事を我慢したわけで、つまりはこれまでが病院に行き過ぎだった…という見方もあります。
例年ならバスをチャーターして遠足に行っていたという保育園で、今年は歩いて近所の公園巡りをした…と言います。その方がずっと良くありませんか? 地域を自分の足で歩いて、秋の風を肌に感じ、金木犀の香りをかいで、ドングリを拾う。その方がずっと人間らしい…と思います。
新しい生活様式というのは、単にマスクをしてビニールカーテンをひく事ではなく、割愛できる不要な行動を省き、文明の利器に頼らずに人の生きる力を見直すという事ではないでしょうか。
資本主義社会では、経済が全ての基盤としてシッカリしていなければなりません。ですから、一日も早く経済を立て直さなければ、国が傾いてしまいます。その一方で、資本主義は人間がたどり着いた最後の理想の制度だとは思いません。どう変化していくのかが問われているはずです。
これまでもサーズとか鳥インフルエンザとか、大流行してパンデミックになったら…という心配は何度もありましたが大事に至らず、今回の新型コロナもここまでの騒動になるとは誰も想像していなかったかもしれません。
感染症には最大の注意を払いつつ、一方で経済を回して行かねばならないとの配慮から「Go To」キャンペーンが叫ばれています。正直、自粛すべきなのか、日常を取り戻すべきなのか、誰もが迷いながら暮らしているのが現実です。国は、新型コロナウイルス感染防止を日常生活に取り入れた「新しい生活様式」を呼びかけています。
生活もそうですが、経済面で追い込まれている職場も珍しくはありません。日本経済が瀕死です。JALやANAといった航空会社やJR各社は外出自粛の影響をモロに受け、苦境に直面しています。勿論そんな大きな会社だけでなく、飲食業や観光業、小売業、それぞれに大打撃を受けています。病院すら、病院で他の病気に感染しないかなどの懸念から、患者が激減していると言います。
コロナが収束し、それぞれの場に人が戻り、経済が戻ることが待たれます。が、少し立ち止まって考えてみる事も必要ではないでしょうか。飛行機や新幹線に人が乗らなくなりました。本来なら、仕事で行き来しなければならないはずのところ、コロナ禍のせいでビジネスはリモートで済ませる事になったのでしょうが、逆に考えるならリモートで済ませることのできる仕事はたくさんあるのだという事ではないでしょうか。出勤せずにテレワークで仕事をする人も多かったようですが、逆に言えば仕事の仕方を見直すべきだという事ではないでしょうか。病院の受診者も減った…と言いますが、些細な症状なら、病院に行く事を我慢したわけで、つまりはこれまでが病院に行き過ぎだった…という見方もあります。
例年ならバスをチャーターして遠足に行っていたという保育園で、今年は歩いて近所の公園巡りをした…と言います。その方がずっと良くありませんか? 地域を自分の足で歩いて、秋の風を肌に感じ、金木犀の香りをかいで、ドングリを拾う。その方がずっと人間らしい…と思います。
新しい生活様式というのは、単にマスクをしてビニールカーテンをひく事ではなく、割愛できる不要な行動を省き、文明の利器に頼らずに人の生きる力を見直すという事ではないでしょうか。
資本主義社会では、経済が全ての基盤としてシッカリしていなければなりません。ですから、一日も早く経済を立て直さなければ、国が傾いてしまいます。その一方で、資本主義は人間がたどり着いた最後の理想の制度だとは思いません。どう変化していくのかが問われているはずです。