ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

偶然

2010年03月31日 | 雑談
世の中にはこんな偶然ってあるのかしら?と思うようなことがあったりします。実は…所要がありまして、大阪方面に朝から出かけました。JRから阪急に乗り継ぐために、JR大阪駅のコンコースを抜けようと急いでいたら。。。 ん? どう見てもあれは? 滋賀の知人に出会ったのです。大きな駅の雑踏の中、ほんの数メートルずれていたら気づかず終わったでしょうし、第一同じ日の全く同じ時間にそこで出くわすこと自体が、本当に不思議に思えた朝でした。

所要を手早く済ませて、午後は大阪の友人と会ってから帰りました。お嬢さんが晴れて大学生になられた…というのでお祝いのランチ。彼女との縁も振り返れば不思議です。元々は子ども達の幼稚園時代に遡ります。当方は3人の子どもを連れて、彼女は2人の子どもさんを連れて、これも某所で偶然出会いました。最初は頭を下げる程度の挨拶しかしなかったように思いますが、そのうち話すようになりました。そして偶然我が家の上2人と、彼女の上のお子さんが同じ学校に通うことになり、出会ってから2年程度で、私達は滋賀に引越してしまいました。それでもなぜかずっと交際のご縁は切れませんでした。特に、彼女には人生の荒波がこれでもか…というくらいに押し寄せ、私はただそれを陰で応援するしかなかったのですが、不思議と本当にツライ時に彼女は電話をかけてきました。友人とはこういうものなのだと…本当に納得の行くお付き合いが20年以上も続いてきたことになります。私達が滋賀に来てから後に誕生した末のお嬢さんの春。あそこで、あの時出会って声を掛け合っていなければ、今日の約束もあり得なかったと思うと不思議です。

そして家に帰ると、はるかスウェーデンよりの封書。こちらも27年くらい前になってしまいましたが、当時スウェーデンに住んでいた時お世話になった方です。昨年のクリスマスカードが届かなかったので、どうしたのかなと思っていたところでしたが、何でも大きな手術をされて入院中との便り。訪ねて来て欲しい…と書かれても、チョットやソットで行ける距離ではないので、一日も早い回復を祈るより仕方ないのですが、人生は不思議です。

全てが偶然の積み重ねでしかないのですが、その偶然を確かな絆に育てることができるかどうかは、私達自身の意思によるものなのかも知れませんね。


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教科書

2010年03月30日 | 社会派らぼ
世の中に絶対などというものはないのですから、間違っていたと思えば、いつでも軌道修正をかければよいし、かけるべきだと思います。けれど一方で、世の中にはやり直すことができないものもあることを、私達は肝に銘じておかなくてはなりません。

来春から、小学校の教科書が大きく変わるそうです。結局は失敗だったとされている「ゆとり教育」を見直すべく、質も量もボリュームアップされています。早くも、果たしてそれだけの指導ができるのかという懸念の声があり、現場で取捨選択をすれば良いという路線にには現場の戸惑いが見て取れます。

個人的には「ゆとり教育」の発想は間違ってはいなかった…と思っています。ただあまりにも短絡した現場はその「ゆとり」を単純な時間的ゆとりだとしか理解しなかったことが、大きな失敗の原因だったのではないでしょうか。振り返られるべきは「人としてのゆとり」だったはずなのに、単純に勉強時間や勉強量を減らせば良いとしか考えなかった現場のせいです。結局は学力低下を招き、何より大切な「人間として」という部分は、相変わらず置き去りにされたままで、社会は一層混迷してしまいました。

今回も、その反省がキチンと出来ていないまま、ただ単純に量的なものを増やしたところで、それは以前の状態に戻るだけでなく、以前よりもっと厳しい意状況を招くような予感がします。人間が本来持っていたはずの、右に大きく振れれば、必ず大きく左に揺れ戻す力に期待したいと思います。


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組織

2010年03月29日 | 社会派らぼ
北朝鮮・拉致被害者の家族会から、蓮池透さん(蓮池薫さんの実兄)が退会されると報道されました。事実上の除名処分のような形のようです。家族会の方針は北朝鮮に拉致されていると見られる家族を日本に帰すために、強い制裁措置を求めていますが、蓮池さんは圧力一辺倒でなく対話も必要との立場を持たれていたようです。これだけの年月が経っても、ただ時間だけが経過していく空しさの中で、諦めず活動を続けておられるご家族達の胸中を思うと、一刻も早く可能な限りの被害者が帰国の途につける日が来ることを強く願わずにはいられません。

大体が、複数の人間が1つの組織として集まった時、その考え方が一糸乱れずに1つであろうはずがありません。逆にそれが全く1つの1枚岩になることは、強さである反面、怖さも伴うものだというその功罪を双方押さえておくことが大切だと思います。様々な考え方が混在してこそ、その方向は歪まずにいられます。異なる意見がぶつかり合って、反発しあって、妥協しあって、協力し合うところに、歪まない方向が生まれるのではないでしょうか。

自分の考えを持つことは大切で、固く信じれば信じるほど、妥協し難いものになるのは当然ですが、それ以外を一切認めない…という立場は団体活動にはふさわしくありません。それなら1個人として、ソロで活動をすべきです。世の中のことに「絶対」というものはありません。真実(TRUE)とそうではないこと(FALSE)がハッキリと分かれて揺ぎないのは、論理的思考の中です。排他的に異なる異分子をはじき出し行こうとするものの考え方は、組織の成長を阻害するような気がしてなりません。


エクセル2007での関数の取扱変更点
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原点に戻る勇気

2010年03月28日 | 社会派らぼ
トリノで行われていたフィギュア世界選手権では、浅田真央選手が念願の金メダルを獲得してくれたようです。おめでとうございます。…と言うより、多分有難うございます、なんですよね。前評判の高かったバンクーバー五輪では、多くの日本人選手が活躍してくれたにもかかわらず、(前評判が高すぎて?)日本人は何となくフラストレーションを抱えてしまっていましたから。男子の高橋大輔選手の「金」と併せてのアベック優勝は、私達日本人の心の中の何かを少し和らげてくれるものであったような気がします。

世の中の殆どのことは、常に変化し続けています。一定で変わらず存在し続けるなどということは、人間の営みには多分あり得ないことです。上がれば必ず下がり、下がれば必ずいつかは上がってくる。それが世の中のバイオリズムとでも言うべきものなのでしょう。ですから「低い」ということは、あながち絶望的なことばかりではなく、いつかそれが「上昇」に転じるという期待感を持つべきなのかもしれません。がともかく、今の日本は、何もかもが「底」を目指しているような閉塞感に満ちています。

それでも今回の真央ちゃんの金メダルが、結局はキム・ヨナ選手の不調によるものであることを、誰しもが知っていて、そしてそれには気づかない振りをしていることも事実でしょう。それはきっとそのまま、今の日本の姿とダブルような気がします。技術にパーフェクトを目指すことでは埋めることのできないものがあります。原点に戻らなければ気づくことのできない、大きなボタンのかけちがえがあるような気がするのです。原点に戻る勇気さえ持てば、キットそれは全てを好転させるものであるような気もします。

太古の昔、物々交換から経済は出発したはずです。「物」にこそ値打ちがあるわけではないにしても、私達の生活はそれなしには成立しないものですから。それなのに、フト気づけば、私達は「物」を介しての経済を忘れてしまっているような気がします。具体的な「物」の見えないマネーゲームに翻弄され、パフォーマンスや感性で生計を立てようとする若者が増え、挙句に心を病む人の数が増えて行く恐ろしさを感じます。

良く考えもせずに、世の中の流れ…とやらに押し流されて、それが自分の考えた結果だと勘違いをしていることがあるような気がします。自分の身だけは安全なところに置いていると思っていると、キットそれは違うような気がします。原点に戻る勇気が要るはずです。



Smart Art を図形にばらしたい
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センバツ

2010年03月27日 | 社会派らぼ
気がつけば春休み。甲子園では春の選抜高校野球大会の熱戦が繰り広げられています。先日、島根の開星高校が和歌山の向陽高校に敗れて、甲子園から姿を消しました。その際の開星監督のインタビューが物議をかもしました。

リアルタイムで聞いていたわけではありませんが、何でも「21世紀枠に負けたことは末代までの恥です」などと語ったそうです。他にも「負けたことは恥ずかしい。立ち上がれません。」「切腹したい。」「死にたい。」などの発言が報じられています。

結局、監督は辞任をされたそうです。「21世紀枠」の高校を1段下に見下げた言動が取り沙汰されているようですが、懸命に戦ったに違いない自校ナインを傷つける発言でもあったのではないでしょうか。

敗れて敗戦の因を語ることはよくあります。力が及ばなかった点を分析して省み、次の舞台への力にすることも必要です。時に厳しく叱責する場合もあるかもしれません。それでも負けたこと自体が「恥ずかしい」という発想で指揮を取られるのは考え物だと思いました。「死にたい」「切腹したい」などという発言も、教育者としてはあるまじき発言です。

どんな世界であれ、その1事にさえ長けていれば、それで通用するのかと言うと、そうではありません。野球は勝てば良いわけでなく、栄光を勝ち取るまでのひたむきな練習が、人生と言うものと相まって、選手一人ひとりの人間性を高めてこそ本物の力に通じて行くべきなのです。まして高校野球という現場では、「勝負」と「教育」が並行されていなくてはならないはずです。単に「言葉」がまずかったのだと、ユメ思わないでいただきたい。


アクセスで「1年に満たない日数」を数えたい
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裁判

2010年03月26日 | 社会派らぼ
栃木県足利市での女児殺害の犯人とされ、無期懲役の判決を受けて服役された菅谷利和さんが釈放されたのが、昨年6月。ようやく再審判決公判が宇都宮地裁で開かれ、無罪判決が言い渡されました。勿論検察側は控訴しない方針ですので、これで菅谷さんの無罪が確定しました。逮捕から18年と言います。

殆どの人が感じている通り、この事件は「再審無罪」をただ良かった、良かった…とすればそれで済むものではありません。この菅谷さんが奪われた18年と言う年月はどんな風にしても償えるものではないからです。このような法律を良くは知りませんが、何でも抑留・拘禁は1日あたり1,000円以上12,500円以下の補償と言う風に定まってらしく、仮に最高額が認められたとしても8,000万円程度の補償費用が支払われるものと思われます。

過ぎてしまったことは、たとえそれが何であれ、時計の針を巻き戻すことはできませんから、どんなにそれが菅谷さんに失礼なことであっても、補償費用を支払い、今後の生活のすべを支援するといった程度のことしかできはしません。だからこそ、18年前になぜそれが有罪になってしまったのか?という検証が要るはずなのです。伝えられているのは自白を強要したに違いない取調べの経緯と、当時の未成熟なDNA鑑定にあります。現在は数兆分の1の確率にまで特定できるDNA鑑定技術ですが、当時は1000人の1人確率程度までの精度しかなかったそうです。それは「統計学的には十分な確率」であったとされるのですが、人の一生を左右する案件で、その程度の数値がまかり通ったことに恐ろしさを覚えます。

つまり当時のDNA鑑定技術は、菅谷さんを犯人とする「必要条件」であったかもしれませんが、「十分条件」ではなかった…にも関わらず、それ以外の証拠(自白)を、無理に引き出して、誰もがそれを信じたところに間違いがありました。実は秘かに「毒物カレー事件」の裁判に疑問を感じています。あの事件では全てが状況証拠でしかなく、本人の自白もないまま、死刑が確定しています。裁判ですら為す術のない問題を素人がどうこう言うのも気がひけますが、有罪だと断定する「十分条件」がキチンと揃えられないままの判決に見えて仕方がありません。10のうちの9までの状況が、そうに違いない…との結論であっても、「十分条件」が揃わない限り、刑を確定するのは早計だという風に思ったりするのです。

その道のプロですら今回の足利事件のような失態を犯すものだとしたら、素人の集まりでしかない裁判員裁判でどんな風に真実を見極めるのでしょうね。



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日本列島の涙

2010年03月25日 | 雑談
トリノでは、フィギュアスケート世界選手権が行われています。バンクーバーオリンピックから1ヶ月、全ての照準をバンクーバーに合わせて、気力の限りを振り絞った選手たちが、再び試合に全神経を傾けることは本当に大変なことだろうと想像します。高橋選手がSP1位に立っているようです。これからは女子の浅田選手の試合も始まります。「メダル!」「優勝!」でなく、若い彼らの頑張りに本当に心からの暖かな声援を送りたいと思います。

一方、バンクーバーオリンピックでかなり気を吐いた韓国は、世論も非常に意気上がるもののようです。先日「日本列島の涙」と題するコラムが新聞に掲載されました。かいつまんで言えば、オリンピックでの日本勢の結果や最近の日本の動向を評論したもので「気質が弱々しい」といった内容です。キム・ヨナ選手に敗れて涙を流した浅田選手に象徴されるように、高橋選手の銅メダルに涙を流し、上村愛子選手のモーグル4位に、カーリング8位に…泣いていると指摘しているのです。シューズの靴紐がほどけては泣き、「メダルが全てではない。入賞するだけで大したものだ。」と慰めて全てを流しているというのです。トヨタの騒動も然り。「日本は社会全体がしばしば涙を通して互いを慰め合い、そして結束する。…涙が多すぎる。」

この韓国の鼻息の荒い指摘に、言い返せないところに、悲しいかな日本の現実はあるのかもしれません。純粋な若いアスリートのしのぎを削った闘いを、国と国の威信のおもちゃにすること自体が彼らには失礼です。けれど、以前の日本では「是が非でも」と過度なストイックさが求められたのに対し、追い詰めてはいけないという配慮で社会はその枷を緩めたかも知れません。日本の鉄道は世界中に「時間励行」で知られていたのに、尼崎の脱線事故以来、まるで遅延していることを誇るかのように(?)平気で列車が遅れます。多分、日本人気質には思い詰めるところがあるのでしょうが、最後の猶予は心の中に残しつつ、厳しく自らを(←くれぐれも他人をではありません)律することも必要です。


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社会訓練

2010年03月24日 | 命の生き方
世の中、実に多くの人がいます。いつも書いているように、考え方は千差万別なのです。そして、誰もが自分の考えこそが間違っていない…と信じていて、他人のことなど眼中にも置いていなかったりします。それが、今流行の言葉で言えば「○○モンスター」と呼ばれているものの実態でしょう。自分の権利にばかり敏感で、必要以上にその権利が侵されたと、怒りをあらわにする場面がそこここにあります。

かと思えば、そこは怒るべきところでしょう?…という時にも関わらず、キチンと事の次第を説明し、自己主張できない人も少なくありません。自分が矢面に立って何か事を構えなければいけないような気がして、それが面倒だったり自信がなかったりするせいで、「話にならない」といった捨て台詞をつぶやくだけでキチンと自分の意見が述べられないのです。

どちらも、典型的な日本人なのだと言う気もします。育ってくる学校生活の中で、必要以上に「平等」ということが意識され過ぎています。小学生の教室では、満遍なく人数を振り分けなければならないような場面では、必ずと言ってよいほど「ジャンケン」や「くじ」が持ち出されます。それ以前の「話し合い」や「譲り合い」などが促されること自体が皆無に近かったりするのです。それでは、人は他者との兼ね合いの中で、譲るべきところは譲り、譲れないところはキチンと主張する…といった社会訓練ができません。

一時は「いじめ」「いじめ」と、かなり問題視されていたのが、最近あまり言われなくなりました。いじめがなくなったのか?と言うと、恐らくそうではありません。逆に言えば「いじめ」はあるものだという社会の共通認識ができあがったのかも知れません。子ども達の「いじめ」の認識が低下しているらしいです。自分達のしている行為を「いじめ」だと認識しなくなっているというものです。集団に紛れてしか、ものを言えない子も多くいます。時に善悪の判断もできず、集団に流されていたりします。きちんとした自分なりの判断があって、その判断に基づいてキチンと話すことができていません。

もう少し、「社会訓練」というものが必要だと感じます。



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訃報

2010年03月23日 | 命の生き方
夕方、いつものようにパソコンを開けると、いつものようにメールが幾つか届いていて、いつものように(殆どが最初からごみ箱に入ってしまうようなメールですから)何気なく見ていた時に「訃報 ○○さん」のタイトルを見つけてしまいました。最初は、うっかり悪質なメールかも…と思ったのですが、開いて息を呑みました。それは同級生の訃報を知らせるメールだったからです。

特別日頃から親交の深かった友人ではありませんでしたが、同級生と言うのはどこかで密接に根っこが繋がっていますから、ショックな知らせでした。1年半ほど前の同窓会では幹事として、会を仕切ってくれていた姿を悲しく思い出しました。深くは知りませんが、彼は温厚な人柄でした。どちらかと言うと、目立ちたがらない性格だったかも知れません。ですから、その会で、司会進行を担当してくれていた彼が、何とも印象的だったのですが、受け取ったメールによれば既にその時は病気の治療を開始されていた…とのことでした。

当たり前ですが、人は必ず死にます。たくさんの人に祝福されて、生まれた時から文字板の見えないカウントダウンが静かに始まります。恐らくそれはいつ訪れたとしても、納得のいくものではなく、やり残したこと・やらなければならなかったことばかりで、悔やんでも悔やみきれぬもののはずです。だから、私達は「今」を手抜きせずに精一杯生きることでしか、納得する方法はないのだと言う風に思っています。

宇宙はビッグバンによって100億年以上も前に始まったとされています。が、ビッグバンより前にも宇宙は存在し、宇宙の時計は果てしない過去から無限の未来まで、永遠の時を刻み続けているという説もあります。ともかく、その悠久の時の流れから見ると、私達の人生はどんなに長く生きても瞬きほどのものでしかなく、だからこそいとしいほどの値打ちがあるものだと思ったりします。

どんなに長く生きても、全てやり尽くせぬほどに、やりたいことがあるような気がしています。だから、いつどこでそれが絶たれても、それはそれ…としか思いようがありません。キット彼も、まだまだやりたいことや遣り残したことだらけで、悔しくは思いながら、誠実に重ねた人生に自信を持って逝ったと信じます。心からご冥福を祈ります。


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卒業

2010年03月22日 | 雑談
卒業式のシーズンです。それぞれがそれぞれの思いを抱いて、学び舎から巣立っていきます。そんな中、学費未納の理由で、卒業式に出られないケースが起きているとのことです。

学校や都道府県によって対処は異なるようですが、卒業式には出席させ一旦は渡した後に回収したり、元々卒業式には出席させなかったりしているとか。いずれも学費完納されれば、卒業が認められるようです。

ただ、誤解を承知で書くとしたら、今現在高校は選択して希望者だけが進学する学校であり、学校に通うには授業料の支払い義務があるのは当然のことではないでしょうか。勿論、各家庭にはそれなりの事情と理由があるでしょうから、そのような事態に対処する相談窓口があって当然ですし、それは卒業のシーズンを迎えるまでの時期に解決されているべきだという気がします。

給食費未納とか、授業料未納といった悪質なケースが指摘されますが、それを見逃しておくシステムそのものに問題があります。対処ができなければ一律、給食は廃止しても構わないとさえ思ったりします。


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