ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

法の怠慢

2012年11月30日 | 社会派らぼ
12月4日には、衆院選が公示されます。と共に、日本中が選挙に突入する予定です。今はまだ、インターネット上での選挙運動は認められていません。

が、日本維新の会の代表代行である橋下氏は、公示後もツイッター投稿を続けるとしています。橋下氏自身は立候補する予定はありませんし、投票して欲しいという意味の呼びかけでなければ構わないというのが、橋下氏の考え方のようです。

ネットを使った選挙運動は認められていないのですが、法の対応が遅れているというのが実際のところです。一方で、相変わらずネット上での運動を規制したとしても、既にネット上には「成り済まし」が横行しているようで、厳密には選挙違反には問えないように思われます。現在、ツイッターの運営会社は、本人と認定した場合に青色のチェックマークを名前の横に表示しています。が、認定の手続きが要るようで、まだ完全に制度化されているわけではありません。

時代は既に、先を行っています。法整備が遅れていることは、多分法の怠慢です。



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今を認める

2012年11月29日 | ぱそこん道
何にせよ、上達のポイントは「今の自分を認める」こと。そんな気がします。

講座中には、様々なご質問が飛んできます。「○○が消えました!」「○○が壊れてます!」…。その都度、笑いながら、「日本語は正確に使いましょう」。 「?」 「『○○を消しました』『○○を壊しました』だよね」 (爆笑) 勿論、緊張されていたり、テンパってしまっていたりされるのを、和ませる意図もあります。ご本人以外の方まで、顔が緩みますから。

が、まんざら、そればかりではありません。本当に、このほんのチョットした気持ちの差が、上達の明暗を分けます。一度説明を聞いたところで、すぐにスイスイとできるか?と言うと、そんなことは誰であっても無理です。実はそんなことは、どうでも良いのです。全ては時間が解決します。ただ、どうしても上達を妨げるものは、責任を転嫁することです。「前に欠席したるので…」とか、「さっきまではチャンとできてたのに」「何もしていないのに」「私もそうだと思ったんですけど」等々。それぞれ、その時のみなさんの偽らざる本心ですし、一生懸命取り組んでおられることなど、百も承知です。それでも、それは上手になれないパターンなのです。

できない自分を許してやりましょう。と、そんな風に言うこともあります。「できなければいけない自分」にがんじがらめにされていると、概して上のような感想に至ります。だからと言って、もう一つの歓迎しないパターンが「全然ダメ(/_;)」「私は、バカだから」「どうせ無理なんです」みたいなことを口にしたがられるタイプ。これは、できない自分を認めているのではありません。できない自分から目を背けて、「どうせ…」と言ってしまうと、とても本人としては楽なのです。

今、何がダメなのか。どこがどうダメなのか。その一つ一つと向き合う姿勢が大切です。具体的に原因がどこにあるのか。あれもこれも…とあったとしても、一つずつ順に解決をしていくしかないのです。…だから、全否定や言い訳に力を使うことを止めて、「今、○○ができない自分」を一旦認めてみましょう。そうすれば、解決が見えてきます。



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言葉の力

2012年11月28日 | 雑談
「ペンは剣より強し」と言ったのは、確かイギリスの小説家だったように思います。おおもとで使われた言葉は、私たちが想像している事実とは少し異なっているらしいのですが、今ではスッカリ「武力」に訴えるよりも、ペンで書かれた文章で人に訴える方が、はるかに人の心を動かすことができる…と言う風に使われています。思想の力を訴えるフレーズのようです。

「言葉」は力を持つ。私はそう思っています。但し、言葉は紡がなければならない…と言う風に思ってもいます。ただ言いっ放す言葉は、武器に近いものでしかありません。他人を攻撃し、自分の立場だけを主張する言葉は、キット言葉にはふさわしくありません。言葉に込められる力…というのは、そういうものではありません。言葉に込められる力というのは、大きな世界観なのだと思います、多分。それなくしては、ただ拡声器でがなり立てているようなもので、単なる騒音にすぎません。

美しくて強い言葉を操る人に憧れます。



書式のコピーをしても反映されない

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雨後の…

2012年11月27日 | 社会派らぼ
某コラムには「雨後の筍」とありましたが、何だかよく分からない名前の政党が乱立していて、しかもそれが、解党と合体を繰り返しており、単なる数ゲームのような様相を呈しています。なぜ、それとそれが…?と思うような組み合わせが、単純に「力」を得るためだけに、「一つ」を目指したりしています。元々、某政党が「寄せ集め」だったために起こったような「先人の轍」が、また繰り返されたりしなければ良いのですけれど。

世界中のアスリートが「オリンピックの金メダル」を目指したところで、それはそれで構いません。やる以上は「てっぺん」を目指すというのが、ある種のポリシーである人たちも多くいらっしゃるでしょうし、「夢はでっかい方が良い」とも言います。ですが、現実はオリンピックの候補に入る事さえ至難の業で、いつか!いつか!と言いながら、その99%は単なる「夢物語」で終わるものです。それも爽やかな夢だと思います。一方で、どのアスリートたちも、自分の「記録」や「実力」は把握していますから、実現する可能性がどの程度ある夢なのかを理解もしています。

今、手を挙げている多くのポリティート(←これ、今勝手に造語しました)たちは、自分の「実力」というものをどのくらい把握なさっているのでしょうか。やる以上は「てっぺん」を目指すゲームか何かと勘違いをされると、困るのは私たちです。もっと、冷静にご自分たちが、日本の政治の中でどういう役割を果たせば、一番うまく行くのかを、考えていただくわけにはいかないものでしょうか。自分が!自分が!と、声高にアピールしている人ではなく、本当に日本の未来を案じている人に舵を取っていただきたいと、国民は切望しています。

誰もが、「望んでいた」総選挙です。結局のところ、衆愚に至らないようでありたいと思います。




行列番号ごとコピーしたい

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1・2人称

2012年11月25日 | 社会派らぼ
「民謡は、日本人の風土・地面から生えているような歌」と、加藤登紀子氏は語っています。それに比べると、今うたわれている歌の大半は、連帯感とか宇宙とのつながりのようなものを歌い上げるのではなく、個人の感情を歌うものです。それはそれで、現代人の心に深く刻み込まれるのですが、そこに登場するのは「僕」「私」と、「君」「あなた」。1人称と2人称の世界です。

歌に限らず、多分現代という時代は、1人称と2人称の世界なのかも知れません。人の興味は、常に1人称と2人称にとどまっているせいで、それ以上の付き合いが上手にできません。ひいては、その世界観で全てを推し量ろうとするために、随所で広い視野を失うような気がします。

学校現場での「いじめ」、子どもの「虐待」。それらは人の歴史の中にいつもまとわりついていて、人間とはそういう浅はかな生き物なのかと思わざるを得ませんが、もっと3人称の世界が上手であれば、もしかするとこれほど陰湿にならずに済むのかも知れないとフト思います。

私は長くパソコン講座に関わっていますが、未だに「マンツーマン」というやり方に馴染めません。「あなた」と「私」しか居ないところで学習をすることが、良いことのようには思えないことと、私自身がその距離感に長けていないせいです。

大切にすべき「私」と、いとおしむべき「あなた」は、もっと広い世界の中を生きているはずだと思うのです。



行単位の範囲指定ができない

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100年先

2012年11月24日 | 社会派らぼ
公示はまだと言っても、世は総選挙モードです。各陣営は、それぞれに時間が無いと大わらわのようです。

マニフェストという言葉も使われだした時は、何それ?という感があったものです。が、日本人はそういう目新しいものを自分流に取り込んでしまう事が上手なようで、いつしか猫も杓子も「マニフェスト」。今では口をそろえて「マニフェストが実現できていない!」など、民主党への批判が集中しています。

ここに来て、マニフェストはどうやら印象が悪いのか、「アジェンダ」という言葉が使われ出しました。「マニフェスト」は「宣言書」といった意味合い、「アジェンダ」は「行動計画」といった意味合い…だそうで、結局のところ、以前は「公約」と呼んでいたものを、オシャレに小粋に言い換えただけの話のようです。

選挙は「無党派層」と呼ばれている人々をどれほど取り込めるかにかかっています。そして、その「無党派層」と呼ばれている大方が、雰囲気によって右へも左へも大きく傾ぐようなつかまえどころのないもののようですから、雰囲気作戦に走らざるを得ないこともよく分かります。ですから、マニフェストだの、アジェンダなどの呼び名に惑わされることのないようにしなければならないと思います。

小党が乱立するのも分かりにくいばかりですが、だからと言って、ただ人数を確保すればそれで良いものでない事もまた明白です。100年先を描くことのできる政治が欲しいと思います。



ホームタブが開いて来ない

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伝わる

2012年11月23日 | 命の生き方
「伝えること」と「伝わること」は違う。本当はそうならないための論理立てた説明力と、勘違いを起こさないためのキチンとした読解力を持たなければならないはずですし、そうしたズレを補って余りある他者への思いやりを、私たちは持たねばなりません。

ですが、残念ながら現実は、「伝えたはずの事が伝わってはいないこと」など、日常茶飯事です。し、伝わらない事を百も承知で、それでも「伝えたはず」だと突っぱねることも平気で行われます。基本に、善意があるとは限らない寂しい世の中です。

中国系のIMEが知らない間に組み込まれていた…という経験をされた方がおられます。これは他のソフトをダウンロードする際に、同時にインストールすると記載されていた画面を見落としたため、インストールされてしまったようです。が、その確認事項を見落とすことは、あらかじめ計算に入れられているほどの小さな記述なのです。それでも、会社側ば、「同時にインストールする」という客側の希望によって入れたまでだと、嘯くのです。

私たちは、第一に、そのような小細工にはひっかからないように、世の中のことは石橋を叩いて渡らないとダメなうえに、逆の立場になった場合は、「伝えた」からと言って、「伝わった」と思ってはならないのです。伝える側にも、伝えられる側にも、それなりの言い分はありますし、歩み寄るべき余地もあるはずなのですが、伝わった事実だけが世の中では意味を持ちます。


時刻の入力が面倒で…

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メール

2012年11月22日 | 雑談
この頃ですから、仕事のやり取りなど、メールが手軽で便利です。入力は、圧倒的に携帯よりパソコンが楽なので、基本「パソコンメール派」です。多分、他の方より、パソコンの前に居る時間が長いもので、返信も結構素早い方だと思います。

が、微妙なニュアンスや、キチンとやり取りしたいことは、メールでは事足らない気がします。電話でやり取りをした方が確かだと思う事もありますが、一番確実な伝達法は、やはり直接出会って話すことです。

仕事上のトラブルの多くは、巧く意思疎通ができていないために起きます。言葉というのは、時に厄介なもので、それがどのような状況で、どのような感情で発しているものであるかを理解しておかないと、真意を測りかねるということは、よくある話です。

ですから、面倒であっても、実際に会って話をすることが、一番の解決になると思います。世の中は便利になったために、かえって誤解や行き違いが増えているのかも知れません。



複数シートに通しページ番号を付けたい

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アナログ復権

2012年11月21日 | 社会派らぼ
今や世の中はデジタル化一辺倒かと思いきや、最近は随所で、アナログ復権の動きを見聞きすることがあります。

例えば、活版印刷。職人が一つ一つの活字を拾い集めて版を組み、インクを付けて、ギュッと紙に転写。勿論、大量生産で日々印刷されていく大量の新聞や雑誌・本類が、再び活版印刷される日が来ることは無いと思います。それでも、体験イベントが行われたり、わざわざこだわって活版で印刷をしたりする方もおられたりするとか。力の入れ具合でムラが出たり、紙に凹みが出たりする不揃いさに人気があるようなのです。魅力は、何よりも紙の凹みにあるとか。昔はそれが敬遠されていましたが、希少になった今では、手触りの魅力として支持を集めているようです。

例えば、アナログレコード。米国の統計によれば、アナログレコードのアルバム販売は、ここ数年増加しているということです。こちらも、今はデジタルの時代で、CDが当たり前なのですが、中には将来的にはCD売上と逆転するといった予想も聞かれるほどなんだそうです。CDの音は、多分均一で雑音も省かれており高品質なのでしょうけれど、アナログレコードの方が音が良いと評価する人も増えているということです。

効率を云々するなら、完全にデジタルに軍配が上がるのだろうと思います。ムラの無い高品質が大量に保証されること。これがデジタルの魅力です。ですが、それは一方では、一つ一つに表情も深みも無くて、要するに生産者の思いを込めるには、その余地が少なすぎる…ということなのかも知れません。

デジタルなものには、多分軸が少なすぎるのだと思います。X軸とY軸にZ軸があれば、世の中のことを全て割り切れると考えるのがデジタルの世界だとしたら、そこには時間軸も感情軸もバラつきの軸も、もしかすると無駄な軸も必要なのだと思います。


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