ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

佳いお年を

2016年12月26日 | 雑談
年中、言い訳は「バタバタしていて…」でした。そんなバタバタ年も無事に終わろうとしています。うん、色々な事がありました。感慨にふけって、新年の活力に…と思うところではありますが、子ども達の帰省が始まって(ありゃりゃ…)、既にまた「バタバタモード」に突入しています。

そんなこんなで、またゆっくり世の中を斜めから裏から、遠くから近くから、思いっきり自己中に眺めるのは、新年明けてからの事になりそうです。

本年の皆様からの多大なお力添えに心から感謝し(ありがとうございましたっ、最敬礼!)、来る新年が皆様にとりまして幸多いものになりますよう、世の中が少しでも明るい方に向かっていきますよう、お祈り申しあげます。どうぞ、佳いお年をお迎えくださいませ。

らぼ

人生を変える本

2016年12月24日 | 雑談
新聞のトップ一面には、良く本の広告が載ります。広告には「サンヤツ」「半三段広告」「半五段広告」といった分け方があるのだそうです。「サンヤツ」というのは新聞記事の三段分を横に八等分したものを言うそうです。トップ一面下に、8つの広告が横並びで掲載されているのを見る事、そういえばよくあります。次に「半三段広告」はそのまま、記事三段分を横半分ずつ、つまり「サンヤツ」4コマで1つの広告になっているものです。更に「半五段広告」は記事五段分を横半分ずつに分けたもの。勿論、広告を出すには広告料がかかるわけですから、かけた広告料に見合うだけの売れ行きが期待できるはずだという事になります。

つまり、そうした広告は非常にたくさんの人の目に入り、脳裏に焼き付いて、購買に繋がっているわけです。でも「半五段広告」に並んでいる広告の本って、なんとなく似ている気がします。「〇〇が一瞬で変わる」とか「人生を変える〇〇」とか(笑)。見た人の潜在的な部分に、きっとスパッと切り込むようなネーミングなんだろうな…とは思うものの、天邪鬼の私はこの手の本は違和感があり過ぎて馴染めません。

大体、人生が一瞬で変わるはずがありません。そのくらい「目から鱗」の内容が書かれているという事なのでしょうけれど、生き方に関するハウツー本のような類は好きになれません。他人が書いている事を見て本当にそうだな…と思う事はしばしばですが、それは新聞に載っている「明日の運勢」かなんかでも同じ(笑)。あれ、意外と金言が書いてあったりします。干支別に並んでいたりするので、ツイ自分の干支の箇所を読んだりしますが、万人に当てはまる事が書いてあるのだと思ってしまいます。テレビの「ラッキーアイテム」みたいなものでしょうか。

人生本気に変える…には、それなりの自身の経験が必要な気がします。

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オブジェクトの色を効果を見ながら選びたい

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自らの中の「悪」

2016年12月23日 | 命の生き方
横須賀市立中学校で技術科の授業中、男子生徒が教諭の指示に従わなかった事で教諭と生徒が口論になりました。教諭は生徒に「デブ」を連呼、拳で顔を殴ったということです。教諭は身の危険を感じたと説明しているそうです。学校側は生徒と保護者に謝罪しました。

市教育委員会は「体罰」として県教委に報告したそうです。但し、体罰というのは、教育的な名目を持って、肉体的な苦痛を与える罰を加える事を指しています。今回の事例は「体罰」にも当たらず、単なる「喧嘩」でしかありません。

教育現場には、真面目で熱心な先生方がたくさんおられます。が、どちらが教師かわからない未成熟な先生がいる事も多分事実です。残念ながらそうした未成熟な先生たちも、結局過去の教育が生み出した人間なのです。人は年齢を重ねれば大人になれるわけではありません。社会の中で、だんだん学んで大人になって行くものですが、「学び」なく年齢だけ重ねてしまった大人も実はたくさん居る事も認めざるを得ません。

戦後からの高度成長期、日本各地で教師が不足した時期があります。そのため教師の採用枠が急増し、容易に就職できたため、安易な考えで教師になる者が増えたと言われています。「先生でも」やろうかとか、「先生しか」なれないなどと言った消極的な教師を「でもしか先生」などと揶揄したものです。時代は移り、採用試験は「狭き門」となりましたが、教師としての素質を備えた者を選別する方法、あるいは採用した教師を人間的に成長させる方策は皆無と言えるかも知れません。

教師に限らず、ネットの書き込みなどに見られるように、低レベルな生きざまを隠さない人間が増えているような気がします。人は四六時中、聖人君子ではいられません。が、自らの中の「悪」を奥深く眠らせ、表には出さないような我慢もできなければならないと思います。

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四角形の一辺だけを削除したい

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お粗末な話

2016年12月22日 | 社会派らぼ
福岡県飯塚市の市長と副市長が、平日の昼間に店で賭け麻雀をしていたと、西日本新聞が報じました。取材に対し二人は賭けマージャンを認め、「社会通念上、許される範囲」であり、「賭けなかったら面白くない」とも答えていると言います。道義的責任は残るとするものの、職を辞する考えは無いようです。

市長と副市長というのは「特別職」であり、自己の責任で職責を果たすことが期待され、職務には勤務時間という概念がありません。なので、平日午後という時間が「執務時間」として定められている事は無く、公務が入っていなければ、退出する事も可能です。公務に支障が無ければ店で賭けマージャンをしていても咎められるものでは無いというのが彼らの主張です。

一方で、特別職とは言え、一般職員は執務時間内ですから、私用で帰るのであればいざ知らず、遊興に明け暮れるのでは示しがつかない…と主張する人もいます。元々、第三者により店に出入りするところを画像にとられ、交渉を迫ってきた事がきっかけで、彼らは警察に相談もしていたようです。麻雀仲間には、市の施設の指定管理者になる会社社長も含まれており、市民が疑念を抱くのも十分頷けます。脅されるのではないかと、彼らが懸念するのも当然なのです。

賭けマージャンは立派な法律違反です。社会通念上許される範囲内だと主張しているようですが、賭博行為自体が刑法に違反しているわけで、レートがどれだけであっても違反は違反です。但し、警察は全て摘発するわけにもいかず、ほとんどが手つかずになっている事と、摘発したところで実際に現金を賭けていた…と証明する事ができないため、実質的に野放しになっているというのが現状でしょう。普通は賭け麻雀の現場を押さえられても、絶対に賭けてなどいない…と主張するのが常套手段で、彼らのように金額が些少だから許容されるという主張は、甚だ滑稽です。

常々、「正しいことは美しい」と私は思っています。この市長と副市長の振る舞いはどう見ても「美しく」ありません。賭け行為そのものを認めるのであれば、法律違反ですから、罰金刑か何かに相当し、罷免に十分値するものかと。何ともお粗末な話で、コンビニのおでんに指を突っ込んで見せるのとさして変わらない、いやむしろ悪質だと思うのですけれど。飯塚市の市民の方々はさぞかし怒り心頭ではないでしょうか。あちこち、お粗末な話が多すぎます。

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パスワード考

2016年12月21日 | 社会派らぼ
マイナンバー制度が運用され始めて以来、カード業務のトラブルはあちこちで起こっています。新しいシステムが導入される際には、様々なトラブルはつきもの…でしょうか。

横浜市が、パスワード変更を怠ったままで業務を続けており、明らかな内規違反だと問題視されています。私たちが日ごろ利用する様々なサービスでも言われていますが、パスワードは定期的に変更するよう求められます。より確実なセキュリティを保つために、強固なパスワードの設定と共に必要な事のようです。が、実際私たちが参加しているサービスの数は非常に多く、他所で設定したパスワードの使いまわしを避け、しかもそれを定期的に変更するよう求められても、なかなかそこまでは手が回らないのが現状です(苦笑)。

が、だからと言って、自治体がマイナンバーカード交付の為のパスワードを内規通りに変更しなくても良いという理由にはなりません。横浜市はこのパスワード再設定作業の際に誤った操作をしてしまったために、サーバーのファイルにアクセスできなくなってしまったそうです。そのため、交付業務が滞り、窓口の混乱を避けるために、サーバー内の記録を障害発生前の状態に戻したとか。結局、パスワードは旧いままで交付業務を行っていると報道されてます。

つまり、あってはならない事なのですが、自治体のシステム管理もしくはパスワード管理の実態は、私たちの日常とほぼ変わりないズサンさの上に成り立っているという事になります。何度パスワードの管理を!と声をかけてみても、実際の日常生活のおびただしいパスワードを寸分違わず管理する事は至難の業なのです。でも、それがマイナンバーを管理するシステムでも同様だと、いつかSFまがいの飛んでも無いことが起きるのではないかと、妄想を強くしてしまいます。自分の番号だと思っていたら、いつの間にか全く別人になってしまっていた…なんて。

私たちはコンピュータというものは、人間のように疲れて勘違いを起こしたり、初歩的ミスの取り違えなど起こさないものだと信じています。が、それは少し違うように思います。人間は、書類に不備が無くても、窓口に来た人の様子が変だとか、明らかに本人ではないなどの小さな異変を感じる能力を持っています。が、機械にはそれはありません。そしてシステムトラブルという名のとんでもない勘違いも起こします。現状のように、人が機械に振り回されている状態では、いつか致命的なトラブルが起きるような気がしてならないのです。あくまでコンピュータは人の能力を補うために使うもので、その取扱いが日に日に複雑に面倒になっていくのは本意ではありません。

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喫煙発言

2016年12月20日 | 社会派らぼ
西宮市主催の「中高生ミーティング」での市長の発言が物議をかもしています。「中高生の頃に授業を抜け出してたばこを吸っていた」。これを聞いた女性議員が、市議会の一般質問でこのことを取り上げ追及したそうです。が、市長は自身のブログで、この議員を愚弄するような発言をし、市議会が発言の撤回と謝罪を求める決議案を全会一致で可決するに至りました。

市長発言には、批判的な意見が多く寄せられていると言います。が、市長は、参加した中高生には真意が伝わっているとして、発言の撤回は拒否しています。ブログについては修正をしたそうです。

市長のブログには、事の顛末を長文で載せてあり、だから謝罪も撤回もしない…という趣旨の事が書いてありました。この報道に興味を持った方は一読されても良いかも知れません。彼の真意はよくわかります。ブログには、当日は話さなかったという後日談も掲載されており、願わくは当日参加した中高生たちにも読んで欲しいとは思います。

ミーティング中での市長発言を生で聞いていませんので、軍配の上げようがありません。報道だけ聞いていれば、市長が悪い。多分、結論から言うと、市長の発言の仕方と、報道が悪い…ような気がします。もっと「未成年者の喫煙は法律で禁じられている」「喫煙はしないように」と強調して話されれば、女性議員の反発をこれほど食う事はなかったのかもしれません。ブログに書かれた後日談とセットで聞かなければ、市長の真意は伝わらないかも知れないと思うからです。

中高生を対象に、市長が自身の高校時代の喫煙体験を話すのはご法度です。発言にはTPOがありますから。繰り返しになりますが、当日の市長の発言を聞いていませんから、わかりません。ただブログに書かれた主旨の事を伝えたかったのであれば、言い方が大切です。そして、この件を単に「喫煙発言をした」という内容に短縮してしまった女性議員と、そしてそれを報道したメディアにも責任の一端はあります。

最近は政治家も、ブログやSNSで発信をする人が増えています。次期米大統領のトランプ氏も相変わらずTwitter発言がニュースを賑わせています。彼らが個人の立場でブログやSNSを利用する事をとやかく言う権利は私たちにはありませんが、少なくともそれらを使わずに真意を伝える義務があるのでは無いかと思います。

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範囲名をつけたはずなのに設定できていない

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タブレット

2016年12月19日 | 社会派らぼ
先日、小学校でタブレットパソコンを活用した授業を見学させていただく機会をいただきました。中高齢世代が右往左往している間に(笑)、次世代の教育現場にはしっかりとタブレットが導入され、子ども達はすいすいと機器を使いこなしています。これからの時代には、こうしたツールは避けて通れないわけですから、それらを活用した教育というのは、それだけで意味があるかと思いました。

但し、機器に慣れるという意味合いなら、もう既に目的は果たしているわけで、現場ではより教育効果を上げることを考える必要があると考えます。タブレットを使うというだけの授業では意味がありません。タブレットを使うことが、そうではない場合に比べて、より教育効果を上げなければならないはずです。

タブレットなどのツールを現場に持ち込むことによって、教師の質を補う事ができると考えているのであれば、キットそれは大きな間違いです。確かに、タブレットの中のアプリに準備されている教材を使えば、先生は復習用のプリントを作る必要がありませんし、どの先生が使っても同じ効果が得られるはずです。…が、それは、タブレットを教師にするという誤りの第一歩のような気がするのです。

パソコンは私たちの日常生活の中に必須アイテムとして、その立場を得ました。パソコンが使えなければ、就職にも不利とされています。(現代は、スマホに頼る比率が高くなっており、若い人のパソコン離れが指摘されているようですが。。。。)一時ほど、パソコンスクールも華やかではありません。当たり前のツールになって来たからでしょう。スクールでは人件費の節減目的で、「ビデオ学習」が取り入れられているケースが目立ちます。受講者はモニター2つの前に座り、一方のモニター画面に表示される「説明」を見ながら、もう一方のモニターでパソコンを操るというやり方です。勿論教室に先生は配置されており、質問があればいつでも聞いてください…という体制が取られています。

確かに人件費の節約に繋がります。インストラクターによって教える事に差が生じません。ですが、ビデオ学習は、学習者のどこに原因があるとか、操作過程に不味い部分があるといった事は、判別できません。結果さえ正しく導くことができていれば、それはその単元を「理解できた」という事になってしまうのが、一番の落とし穴です。

小学校の教育現場でその愚を再現してはならないと思います。教育現場で第一に求められることは、試験の点数を上げる事に集約されています。単元が理解できていれば、試験には正答することができると考えるからです。国内・国際を問わず学力テストで何位であったといった事が取り沙汰されます。そしてそれは恐らく大切です。理解の不十分な子ども達は、試験に高い得点を取ることができないからです。

…が、教育で一番大切なのは、得点の先に繋がる世界だと私は思っています。ん十年生きてきて、日々様々な事に接していく中で一番大切な事は、物事を「順序立てて理解」し、物事を「順序立てて正しく伝える」能力ではないだろうかと思うのです。事に接して、ただ感情的に声を荒げるだけでは、事は解決しません。順序立てて物事を理解し、解決に導く正しい道筋を描いていける事と、それをきちんと筋を通して伝えていける事。それらが欠けているために、事態が混乱している現場を何度も見ています。瞬時に正しい答えを選択できることを教えるのが教育ではありません。理解力と表現力を養うことが、小学校の大切な教育の本質だと、そう思っているのですけれど。

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メールが送信できずに英語のメールが来る

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コンビニの無人レジ

2016年12月13日 | 社会派らぼ
コンビニのローソンが無人レジの実用化を目指しているそうです。最近のコンビニは便利で買い物以外に、公共料金の支払いやアマゾンなどのネット通販の決済、フライヤーを使った商品の販売、加えて住民票などの発行と仕事が増えています。(私などはコンビニがもっと地域の核になって、宅配受け取りや商品宅配などのサービスを導入し、高齢化や地域の状況に対応するのもありと思っています。)仕事量の増加もあってか、コンビニバイトは敬遠されており、人手不足に陥っています。

そうした人手不足を補うと同時に、客側からするとレジ対応時間が減るといメリットがあるというのが、無人レジの考え方の基本のようです。商品に貼り付けた薄い電子タグをレジ内のロボットが読み取るため、客はカゴをレジ台に乗せるだけで良いと言います。タグを貼れない商品だけをは手作業とします。支払いを済ませると、カゴの下が開き、下にセットされた買い物袋に商品が詰められるようになっています。卵などの商品が破損しないようにというコンビニ側の注文に、システム開発を担当しているパナソニックが技術を開発しました。電子タグの導入にコストがかかるため、ローソンは他のコンビニと共同導入で経費を安く上げる事を目指すそうです。

人手不足・経営困難に悩む店側と、レジ時間の短縮につながり客側のメリットを同時に満足させる、新しいコンビニの姿…というわけです。手法が確立すれば、コンビニだけでなくスーパーなどにも導入の余地があると思われます。人手が軽減されるのは社会の為にはキット良いことなのだと思いますが、同時に人は働かなければ収入を得る事はできません。ロボットの導入は大歓迎の裏に、代わって職の確保も必要になってきます。そして、仕事量が多くて大変だから…という気持ちも良く分かりますが、労働の対価としてお金を得る以上、労働は楽ばかりではない事も人は心得るべきではないでしょうか。本当はアルバイトなどという安易な労働力で済ませようという事がいびつなのかも知れません。カジノ法案が雇用を数万人生み出すと言われてはいますが、もっと「モノを生み出す」生産的な分野で雇用が増大できると素晴らしいと思います。

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排除デザイン

2016年12月11日 | 社会派らぼ
排除機能をデザインするのが仕事の方もおられる…という指摘をされている方がおられました。公園のベンチは、元々腰かけて休憩をするために設置されているのですが、わざわざ座り心地の悪いベンチを設置している自治体が都内には結構ある…という指摘です。公園のベンチは、ともすればホームレス達の生活の場になってしまい市民からの苦情が寄せられることがよくあると言います。そこで、それらのベンチをわざわざユックリ座れないようなデザインにしてあるのだと。

座面が斜めに傾いていて座りにくいとか、横に寝そべることができないよう幅を狭くするとか、座面に突起をつけて横になれないようにするなどの工夫が凝らされているのだそうです。パッと見には、人を拒むような拒絶感を感じないように、排除機能をうまく滑り込ませるデザインが、腕の見せ所というところでしょうか。

実際、それなら地面に新聞紙を敷いて寝た方がまだマシだと言ったホームレスの声もあるらしい。ベンチのデザイン…というのは、座り心地を追求するものだと勝手に思い込んでいましたが、難しいこともあるものですね。

ベンチに限らず、地下道の壁際とか、地下駅前の広場など、ホームレスが点在するところは多くあります。そう言えば、梅田などを歩いていると、以前はホームレスの姿を多く見かけましたが、最近はあまり見なくなっています。こうした排除機能が功を奏している…ということでしょうか。

子ども達の安全を守るために、声をかけられたら答えずに逃げなさいと教えている地域があると、こちらも以前少しニュースになりました。実際、不審者が子ども達に近づく時には、まず興味を惹きそうな話題で声をかけて来るようですから、そうした指導も子どもの安全の確保のためには、已むを得ないのかもしれません。

ただ、町に排除機能を持たせることも、子ども達に人を信じないよう教えることも、心の中のどこかが痛むのは確かです。本当はもっと違う視点から問題を捉えない事には、事は解決しないはずなのです。ホームレスの人達が寝そべる事ができないようなベンチを設置するのではなく、彼らがゆっくりと寝そべっても構わない箇所を設けなくてはならないのです、キット。でなければ、「座りにくい椅子」をデザインするというそのコンセプトが悲しすぎるように思います。やみくもに人を疑う事を教えるのは大切な安全指導ではあるのですが、人との間に保つ距離感を教える事の方が大切のようにも思います。

いつか、こうした事象に、心が痛まなくなる時が来るのが怖いと思うからです。

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条件付き書式に配列数式は使えるのか

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やさしさ

2016年12月10日 | 社会派らぼ
俳優の成宮寛貴氏が、週刊誌フライデーに薬物使用疑惑を報じられたことがきっかけで、芸能界引退を発表しました。週刊誌の記事は、コカイン吸引疑惑という内容で、現場写真などを掲載したという事です。(現物の週刊誌は見ていません。報道の受け売りです。)成宮氏は、信頼していた友人に裏切られたとし、芸能界から去るしか方法は無いと結論を出されたようです。氏の薬物使用疑惑については、黒かも知れないし白かも知れない。その決着をつけるまでドロドロと闘う事を選ばなかったわけですから、本人退場で幕が引かれました。

芸能界というのは、多分特殊な世界ですから、プライバシーをあれやこれや取り沙汰される事に、一々神経質になっていたら、多分生きていけない世界なんだろうと想像します。一般の1市民であれば、平和に暮らせるところが、有名税?という名のもとに、意図に反してあれやこれや報道されてしまうようです。真偽のほどは、ゴシックネタに任せておくことにします。

ただ、今のSNSというネットワークは、そのサービスにそれぞれの特徴があって、一言で片づけてしまうことはできませんが、リアル世界の情報を瞬時に拡散する事の出来る不思議な世界です。リアルな世界とは異なるバーチャルな空間を楽しむ人が居れば、リアルな世界をさらにより充実させるためにうまく利用する人も居ます。ただ、自分の情報を自分が広めるのには問題は無いと思いますが、意図せずに自分が関わる情報が広げられることもあります。

そうしたことを好ましく思わない場合は、SNSという付き合い方を絶つしか方法は無いのかも知れません。スマホなどに登録されている「連絡先」を経由して、いわゆる「友だちの友だちは友だち」という発想が、どんどんと情報を拾い上げてきます。「知り合いではありませんか?」と並んで来る顔ぶれは、それこそ「知り合いの知り合いのまた知り合い…」とたどって行くおかげで、怖いほどにドンピシャの知人を拾いあげてきます。そうした人達とことごとく繋がりたいと思っていないのは、恐らくそれが受け身だからです。

様々なプライバシーを守る方法は用意されてはいますが、どこか土足で人の生活の中に踏み込んでくる厚かましさを感じているのは事実です。人には、そうっとしておいて欲しいこともあるはずです。「消えてなくなりたい」と吐露した成宮氏の思いは、形が違って私たちの胸のどこかにも眠っているかも知れない思いです。もっと想像力を働かせて「他人の想い」を受け止めるやさしさが必要です。

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