JR東日本が、夜間勤務の駅員にウェアラブルカメラを配備することを検討していると報じられています。乗客とのトラブルに遭うリスクを減らすのが狙いだと言います。
ドライブレコーダーは、タクシーや運送トラックなどには以前から装着されていたかも知れません。が、2000年代に入ってから一般ドライバー向けの商品が開発され、高画質記録が可能で安価で手に入るものが増えて来るにつれ、多くの人が関心を示すようになりました。国土交通省の調査によれば、装着により事故率の低減効果が見られるとのことです。事故が起こった時の事実確認がスムーズにできる事に加え、何より安全への意識向上が顕著だということです。
昨年秋、京王線の特急列車内で、乗客が刃物で他の乗客を切りつけ、液体を撒いて放火するという事件がありました。これを受けて、国土交通省は、鉄道事業者に対し、新規の全車両に防犯カメラの設置を義務付けることを定めています。ドラレコ同様、万一起きた事件の一部始終が記録されると共に、防犯カメラが設置されているとの意識が、抑止力に働くことを期待しての措置かと思われます。
今回の駅員のカメラ装着もその抑止力に期待する部分大かと思われます。
京都アニメーション放火殺人事件が起きたのが2019年夏。以来、先日の北新地ビル放火や東大前での受験生殺傷など、無差別に多くを巻き込もうとする身勝手な事件が続きます。抑止力に期待するカメラの装備も想定の範疇でしょうか。いずれ(既に?)、街なかや建物内のあちこちにカメラが設置され、そうして確保された安全の中で暮らすことが普通になるのでしょうか。
そうではない抑止力というものは、既に意味を持たないものなのでしょうか。「人として」どのように襟を正して生きるべきか…といった事を各自がが模索する時代…というのは訪れることがないのでしょうか。「悪いことをしてはいけない」のでなく、どうすれば「より良く生きられるか」を目指されなければならないと子どもたちに教えることはできないのでしょうか。
自分自身をどうしたら演出できるのかと考えるのではなく、自分の中身を高めようとすることが求められます。自分らしさをどうしたら貫けるのかではなく、もっと純な想いにどうしたら自分を活かすことができるかを考えられたらいいなと思います。
ドライブレコーダーは、タクシーや運送トラックなどには以前から装着されていたかも知れません。が、2000年代に入ってから一般ドライバー向けの商品が開発され、高画質記録が可能で安価で手に入るものが増えて来るにつれ、多くの人が関心を示すようになりました。国土交通省の調査によれば、装着により事故率の低減効果が見られるとのことです。事故が起こった時の事実確認がスムーズにできる事に加え、何より安全への意識向上が顕著だということです。
昨年秋、京王線の特急列車内で、乗客が刃物で他の乗客を切りつけ、液体を撒いて放火するという事件がありました。これを受けて、国土交通省は、鉄道事業者に対し、新規の全車両に防犯カメラの設置を義務付けることを定めています。ドラレコ同様、万一起きた事件の一部始終が記録されると共に、防犯カメラが設置されているとの意識が、抑止力に働くことを期待しての措置かと思われます。
今回の駅員のカメラ装着もその抑止力に期待する部分大かと思われます。
京都アニメーション放火殺人事件が起きたのが2019年夏。以来、先日の北新地ビル放火や東大前での受験生殺傷など、無差別に多くを巻き込もうとする身勝手な事件が続きます。抑止力に期待するカメラの装備も想定の範疇でしょうか。いずれ(既に?)、街なかや建物内のあちこちにカメラが設置され、そうして確保された安全の中で暮らすことが普通になるのでしょうか。
そうではない抑止力というものは、既に意味を持たないものなのでしょうか。「人として」どのように襟を正して生きるべきか…といった事を各自がが模索する時代…というのは訪れることがないのでしょうか。「悪いことをしてはいけない」のでなく、どうすれば「より良く生きられるか」を目指されなければならないと子どもたちに教えることはできないのでしょうか。
自分自身をどうしたら演出できるのかと考えるのではなく、自分の中身を高めようとすることが求められます。自分らしさをどうしたら貫けるのかではなく、もっと純な想いにどうしたら自分を活かすことができるかを考えられたらいいなと思います。