近所の某所、何の工事かよくは知らないのですが、ともかく重機が入ってかなり大掛かりにひっくり返っています。年度末なのでしょうか(笑)。当たり前ですが、線路であっても川であっても橋であっても、永久に持つものはありませんから、定期的なメンテナンス工事は必須となります。
ただ、ここではありませんが、本当はもっと大規模工事をすることで、平生のメンテナンスを省くことも可能なのに、そして長期的にはその方が経済的なのに、相変わらず頻繁な簡易工事を繰り返している事があります。当然、大規模工事には多額の予算が必要です。多額の予算は、それなりの立場にある人が辣腕でも振るわない限り、確保がなかなか難しいものです。首長の公約であっても、議会の賛成多数が得られず、公約の実現が危うくなるようなケースも稀ではありません。まして、一部署から申請を出すような予算に至っては、なかなか多額のものが認められない現実もよくわかります。
よほど大きな会社でない限り、それぞれがカツカツの状況で会計を切り盛りしているのが現実です。物は大量に購入することで安価に手に入れることもできます。が、大量に購入するには、大量の資金が必要で、当面の資金に余裕がなければ大量購入はできません。結局は、最低限必要な購入にとどまるために、コストは高くつくのが現実です。それが、経済の仕組みなのでしょうから。限られた資金をうまく使いまわし、通常より出費を抑える工夫や新発想などで収益を上げることができる人が優秀な経営者なのです。まぁ、仕組みは家計と同じ(笑)ということですね。
一年ごとの予算を組んで、その中でやりくりをすることは大切です。某氏が、収入の範囲の中でしか支出ができないのは、子どもでもわかっている…みたいな事を言われていた記憶があります。ただ、それと並行して、長期的な見通しや計画もとても大切なことのように思います。「国家百年の大計」とでもいうものが、立てにくい時代になっている事を感じます。それができると、実は小さな会計では無く、もっと大きな会計でモノを考える余地が出てきます。それには、キットもっと大きな安定感が必要なのでしょう。流れがよどんで濁りが増すような停滞でなく、大海原のような悠然としたうねりが。
事は、お金の事だけではありません。昨今、目まぐるしく情勢が変わることが日常的で、大きな下絵が描けません。故に、国も人も、その作品のスケールが大きくなりようがないのかもしれません。
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