ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

精神を病む

2016年07月31日 | 社会派らぼ
相模原市で起きた障害者施設殺傷事件では、犯人逮捕後、県警からこれと言った発表が行われているわけでもなさそうで、例によって例のごとく、マスコミ先導であれやこれやの経緯が報道されています。興味本位のワイドショー的な報道は要りませんが、海外からの関心も高く、何らかの対策なりが求められていることは間違いありません。

逮捕された植松容疑者には、精神疾患での措置入院歴があったと報じられています。症状が改善し、退院してからの動向を相模原市は確認していなかった…と指摘され、市の対応に批判が集まっている事に対し、市は「個人情報や人権保護の観点から調査していない」とその理由を説明しています。思い出されるのは、平成13年の附属池田小事件の宅間守元死刑囚でしょう。彼も措置入院をしており、退院後に凶行に走っています。

措置入院までしているのだから、そこで凶行がなぜ止められなかったのかと歯噛みする人は多いと思います。諸外国の例を知りませんが、欧米では段階を踏んで社会に出ていくと言いますから、退院後に何らかのフォローができたのではないかとするのは、当然の意見ではありますが、結果論であるとも言えます。措置入院といったケースが、宅間守と植松聖の二人しかいなかったのであれば、世論が指摘するように、野放しにした市に責任があるのでしょうけれど、恐らくはそうではありませんから。

それ以前に、世の中の「精神病」への理解は、間違っているような気がするのです。医学では、内科、外科、小児科、産婦人科…などと科が分かれ、その一つに精神科といった範疇があるのですが、精神「病」を敢えて「病」と呼ぶところに無理を感じます。精神病ほど、説得力の無い診断は無いような気がします。病原体やウィルス、あるいは病変を起こしている要素などを定量的に測って、数値が○だから病気、数値が△だから平癒といった風に線を引けるものでは無いというところが、根本的に他の病気と異なっています。普通の病は「病気である」状態と「病気ではない」状態が明確に区別できて、境界に線を引くことができますが、精神病の場合は、「病人」と「健常者」がなだらかな坂のようにつながっているように思います。社会生活が普通に送れている人たちの中にも精神を病んでいる人は多分多く存在しますし、病気を発症したからと言ってすぐに日常生活が崩壊するわけでもありません。

精神科は医学部で学んだ医師が研究・治療にあたっていますが、キット他の病と同じくくりで考えてしまうところに、落とし穴があるのではないでしょうか。丁度、料理の味付けの中で「甘い」や「塩辛い」などは数値で測れる客観的情報であるのに対し、「おいしい」が数値化できない主観的な情報であるのと似ている気がしています(飛躍し過ぎですね 苦笑)。精神世界が絡んで来ているこの分野は、恐らく他の病と同列では語れないし、もう少し、異なる視点からとらえない限り、根本的な解決には程遠い気がしました。

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真っ直ぐなもの

2016年07月30日 | 命の生き方
相模原市の障害者施設に男が侵入、入所者19名を殺害。社会は、常識で動いているわけで無く、99%の常識が1%の非常識にかく乱されている…と、理解した方が良いような気がしてきました。報道を見る限り、犯人は、精神を病んでいるようです。いずれ精神鑑定とやらが行われ、責任は問えないなどという結論に至りそうな予感がします。

現行法がそうしか裁けないのであれば、仕方が無いことですが、精神を病んでおろうが、行ったことに対する責任は、誰しもが持たねばならないと思っています。責任が問えない…状況なら、行動にはそれなりに制約が課せられているべきです。自由を持っている限り、人は自らの行動に責任を持たねばならないと考えます。がいずれにせよ、司法の手に任せておくしか、仕方がありません。

容疑者は「障害者は幸せでない」と考えていたと言っています。「周りを不幸にする」だけだと。…だから、彼は障害者、特に重度の障害者を選別して、大量殺害を計画していたようです。不幸せを取り除くことによって、社会の幸せを求めた…と言えなくもありません。が、言わずもがな…彼の大きな間違いは、「幸せ」というものは、他者が判断をするものでなく、当事者本人が決めるものでなければならないという事の見落とし…でしょうか。おそらく、障害があるが故に幸せではなく、本当ならもっと幸せだったはずなのは、彼本人であって、殺害してしまいたかったのは、自分自身だったのかもしれません。

誰もが、この1%の非常識が起こした事件に絶句しています。と思いきや、中には彼の思想に理解を示す意見も見られたりする事に、戸惑いを覚えています。そのような意見は、大半が匿名で、好んで過激な言葉を選び、饒舌に語る場合が多いようです。人間には思想の自由というのがあって、自分が感じる事が、そのまま唯一絶対に正しいと信じている人が(私も含めて)殆どです。「感じ方」というのは、人間が育った環境と、これまでに形成した自らの精神世界とが相まって完成すると思いますが、過程が偏っていると自ずと偏ってしまう危険性があります。今回のような大事件を起こす犯人だけでなく、誰もが「自分軸」の歪みに自ら気づかなければならないのでしょうけれど、価値観が多様化したと言われる現代にあっては、なかなか「気づき」に至りません。

それは「真っ直ぐなもの」が少ないからのようにも思えます。「真っ直ぐ」の基準があれば、歪んでいることが明白に見えるけれど、その「真っ直ぐ」が存在しなければ、歪んでいることに気づかない。大体、成長してくる過程の中で、人は「良い手本」よりも「悪い手本」を見る事の方が殆どで、こうありたいと強く願うものを持ちません。昔も今も、人の本質がそう変わったわけでは無いのでしょうけれど、現代は「他者の粗探し」に終始する風潮が強く、他人の「良いところ」から学ぶ機会が持てない事も、非常識をはびこらせる一因を作っているかもしれません。

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選挙

2016年07月29日 | 社会派らぼ
都知事選が明後日に迫りました。残念ながら(笑)私たちには投票権がありません。新しい都の顔に、誰が選ばれるのか、もう少し待ちたいと思います。

ここに来て、選挙戦のマスコミ報道に異を唱える動きが出てきています。コレコレ。これまでも色々な選挙で気になりつつ、改めての論点にすることができなかった視点です。都知事選には21名の候補者がいます。その中でマスコミが報道するのが3名だけというのが、おかしいのではないかとする指摘です。こうした報道の偏りは、これまで色々な選挙で常に行われて来ており、誰も正面切って、おかしいのでは…と言えなかった問題でもあります。

選挙は公平でなければなりません。正当に認められている選挙運動以外は、してはいけないはずです。21人の立候補者は、皆対等でなければならない…にもかかわらず、テレビや新聞で報道されるのは鳥越俊太郎氏、増田寛也氏、小池百合子氏の3氏ばかりではないかというのが今回の指摘です。告示日の第一声の報道に始まり、日々の街頭演説・選挙戦の動向、その主張など、3氏の写真が大きく並ぶ新聞記事も、違和感なく眺めつつ、これって選挙違反にならないの?と誰もが思っていたはずです。主要3候補といった言い方で、他の候補は主要ではなく泡沫候補、当選するはずも無い候補者としてニュースが報じられることは、ますます「その他」候補がその他に甘んじて行く事になります。

それは、恐らく統計学上?選挙戦の見通しとして、正しい状況判断なのです。その他候補であれ彼らには、当選の可能性は勿論ありません。…が、それを天下の新聞やテレビがそのまま報じて良いのか?という点です。

いつも選挙の度に気になることがもう一点。選挙は告示が済まなければ、選挙運動をすることができません。にもかかわらず、フライングの選挙運動はいつも見かけます。そして、それを見とがめる人がおらず、半ば認知された事といった振る舞いにすら見えます。○○選の候補者であるということを言わなければ良い、個人の宣伝カーではなく政党の宣伝カーであれば良い。何となく、だからあれも良いんだろうと無理に思ったりしていますが、選挙違反です!よね。


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別ファイルの情報をクローンブラシで再現することはできますか

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逃げる

2016年07月28日 | 命の生き方
13歳のお嬢さんが書いた…という詩に、動物は本能で逃げなければ生きていけないのに、どうして人は逃げてはいけないの?といった行がありました。もちろん、詩にも著作権がありますから、そのままの文面でここに引用することは、避けました。本当はもっと、13歳のみずみずしい感性で、魅力的に綴られた詩です。

確かに…ね。自然界では、強弱が定まっていることが多く、弱肉強食の掟がありますから、身を守るには、気配を察して賢く逃げる事がとても大切です。それなのに、人間は「逃げる」事を非難されることが多々あります。もっと素直に逃げてもいいじゃない…という思いがそのまま綴られていて、好感を持ちました。まじめなお嬢さんだと思います。

あのね、動物には「生きる」という命題しか無いからだと思います。(動物になったことがありませんから…笑、もしかするとモット高尚な事を考えているのかも知れませんけれど。)人間は、動物のように「ただ生きる」だけでは満足ができない生き物のように思います。単に空腹が満たされればそれでいいのではなく、味付けにも食器にもテーブルにも雰囲気にもこだわって、満たされた食事をしたいと思うのが人間じゃないでしょうか。単純に睡眠が足りたらそれでいいのではなくて、快適に質の良い穏やかな眠りを求めるのが人間です。死ななければ良いのではなくて、「どんな風に生きるのか」「何を大切にして生きるのか」「自分の究極の価値はどこにあるのか」…そんなこんなを、嫌でも考えてしまい、そして「より良く生きたい」と願うのが人間だから。だから、「逃げてはいけない」といったストイックな考え方にたどり着いたのではないでしょうか。

危険や悪意や打算からは、思いっきり逃げれば良いと思います。そこで、判断を誤ったり、タイミングを逸したりすると、後で後悔する羽目になります。本能に従って、一目散に逃げましょう。それでも「ここだけは譲れない」といった「自分のあり方」に関わる場合は、逃げずに真正面からぶつかってみましょう。そこで安易な道に逃げると、後になってキット後悔するような気がします。時に、人は自分の大切なものをいくつも犠牲にしてでも、自分の想いを全うしたいと無条件に願う場面に行き当たります。そんな「想い」に巡り合うことが、人としての大きな「幸せ」なのだと思います。

だから、「逃げたくなる」心を踏ん張って、自分の中の大きな壁に立ち向かう事があるんだと、そう思います。自分の「幸せ」を見つけられた人は、どんな困難に直面しても、豊かに濃く輝いて生きることができるはずなのだと、そんな風に納得してみませんか。

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不法侵入

2016年07月27日 | 社会派らぼ
解禁になったポケモンGO絡みの事故や事件が相次いでいるようです。交通事故の報道もありますし、夢中になっていて至近距離にクマがいるのに気づかなかったとか、危険な立ち入り禁止区域ポケモンが登場するとか、何しろ話題に事欠きません。

東京電力の原発内にポケモンが表示されることが分かり、原発構内に無断で入ろうとする人が現れる可能性があることから、表示区域から原発を除外するように申し入れています。勿論保安上の問題が指摘されています。更に、広島市は平和記念公園内のポケモン出現をやめるよう申し入れをしており、長崎市も原爆資料館周辺の削除を要請しています。静かに思いを馳せ、平和を祈念する場所であり、聖域としての静けさや雰囲気が失われるというのがその理由のようです。最高裁場所は、全国の裁判所を除外するよう、申し入れたということです。

こうした事は、これまでの経験というものがありませんから、全てが未知なる世界です。首相官邸は、今のところ除外要請をするつもりはないと言っていますが、除外してもらえるのであれば、除外して欲しいという要望はあちこちから沸き起こるはずです。除外要請に対して、開発会社は受け容れるのか否か、受け容れるとした場合、判断基準はどこがどのようにして持つのか? では、そもそも実際の敷地内に人が入り込んだ場合は「不法侵入」などの罪に問われるわけですが、バーチャルな空間に「不法侵入」が主張できるのか?

パソコン業界の技術は、常にゲーム業界が一歩先んじて開発されてきたと言われています。ポケモンも、これまでにはない新たな問題を提起しているのでしょう。いずれ同じ発想のゲームや何らかのアプリが登場するはずです。バーチャルな世界での法作りが急がれているということになりそうです。

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2016年07月27日 | 社会派らぼ
夕刊の見出しが一段抜きで報じたのは、障害者施設に男が押し入り、次々に入所者を刺したというものです。19人が死亡、26人が負傷しました。犯人のおことは出頭し、緊急逮捕されています。一人が19人を殺害するというのは、異常な事件です。(殺人という行為は、そのどれもが、多分異常なのだとは思いますが。)

逮捕された男は、この施設の元職員だといいます。「障害者なんていなくなればいい」という趣旨の供述をしているそうです。また、10日ほど前、衆議院議長公邸を訪れて無理やり手紙を渡しています。内容は、障害者470名を抹殺することが全人類の為に必要不可欠であるといった支離滅裂なものだったと言います。文内には、標的の施設名も書き入れてあり、職員を結束バンドで縛るなどの具体的な手口も書いてあります。更に、彼の名前や住所などの連絡先も書かれていたという事ですから、結果論ですが、何故事前に警察官が急行しなかったのでしょうか。明らかに常軌を逸しており、単なる悪ふざけだと判断したのでしょうか。

恐らく、彼自身が「障害者」なのでしょうか。「障害者なんていない方がいい」という彼の理論は、自身に向けられているような気がします。これから司法の場で裁かれることになりますが、例の「精神鑑定」の末に「責任能力」が…という落ちかもしれません。

「命」の尊さを教える授業…といった掛け声で、教育現場では、子ども達の精神面にも指導の手が差し伸べられているはずです。ですが、本当の琴線には触れるような授業はできていない…のではないかなどと、想像をめぐらしています。


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福祉国家

2016年07月25日 | 社会派らぼ
悲惨な事件なんて、世の中にはたくさん転がっています。同情する余地も、怒る要素もたくさんあって、個人の力量を超える事も多いのが現実です。1つひとつのストーリーに私情を寄せてみたところで、何一つ解決などしない事も、十分に分かっています。そして、たまたま目に触れるニュースなど、氷山のほんの一角で、社会は出口を持たない悲しみで溢れかえっていることも、残念ながら周知の事実の1つです。

たまたま目にした事件は、87歳の父親が精神疾患の43歳の長女の顔面をハンマーで3回叩きつけた上で、母親も加担してベルトで絞殺した…というものです。やり方も陰惨で、これだけを見ると、なんという親だと言わざるを得ません。長女は小3頃からチック症状を発し始め、学校でもなじられ、高校を中退、就職も続かず、症状は一層進んで、家にこもりがちになったとのこと。転機が訪れたのは22歳。障害基礎年金が過去の分も合わせて支給され、多額の現金が入りました。本来生活費や治療費に充てられるべきお金を、長女は「自分の金だから」と浪費に走り、次第に唯一の家の収入である父親の年金まで、長女の遊興費に消えていき、預金を取り崩す生活をしていたというのです。病気は親の責任だ…という長女に両親は逆らえぬまま、長女の「攻撃と依存」に追い詰められた結末でした。

事態の打開に手を差し伸べることのできる医療や福祉が「あった」と言っても、この家族が救いに至る事が出来なければ、意味を持ちません。社会では様々なケースに姿を変えて、(当事者にも責任があったとしても)救いのない暗闇で自滅せざるを得ない事件は後を絶ちません。し、その殆どは、社会の関心すら向けられないままに、「無かった」事になって行っている気さえしてしまいます。

日常目にするたっくさんの幸せな家庭とその笑顔から、想像もしない世界がある事を、私たちは心のどこかに留めておく必要があるし、結果論にはなりますが、障害年金がもし現金で支給されずに、適切な医療や福祉的な意味合いを持った就職口のような形で実現していれば、救いの糸口は見つかったかも知れない…と思います。様々な給付金を「現金支給」して、福祉国家だと勘違いするのは、もう止めにしませんか。

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表が結合しません

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ポケモン

2016年07月24日 | 雑談
世界中で話題になっていますが、ついに日本でも「ポケモンGO」が解禁になりました。殺到し過ぎて、なかなかダウンロードも進まない…という風に聞きます。話のネタに落としてみようか?と思いつつ、この騒ぎのさなかにすることもないか…と、未だ保留中(笑)。

それにしても、解禁早3日(かな?)で、ゲームをしながらの運転で検挙が相次いでいると言います。道路に子どもが飛び出して来たり、事故寸前の話も聞きます。注意の貼り紙を出すところや、禁止の貼り紙を出すところも相次いでいるようで、楽天などに「ポケモンGO禁止の札」などが出店されたり、一大ブームが起こっています。ある病院では「病院内にいるポケモンは、病気療養中なので、捕まえないで欲しい」といった粋な貼り紙を出したとか。

価値が多様化した社会では、皆の好みがバラバラで一つに集約しにくい反面、SNSなどを中心に火が付くとあっという間という場合も多く、ポケモンはまさに全世界的にこれでしょうか。(やっていないのでわかりませんが)キット、面白いのでしょうね。

要するに、ゲームの世界の中で「ポケモン」が無数にいて(笑)、タップすることでそれが現実の目の前の世界の中に出て来ると言ったもののようです。出て来た様々なポケモンを捕獲するらしいのですが、レアなものを見つけたり、捕獲したポケモンを育てたり、チームを組んでゲームをしたり、色々な要素が詰め込んであるようで、位置情報を利用しながらゲームを進める国盗りやコロプラに似ていると言えば、似ているかもしれません。が、もう一歩、禁断の世界に近づいたようにも思えます(笑)。

楽しければ良いのでしょうけれど、検挙者が相次ぐように、スマホの画面を見ながら歩く、運転するなどの行為が続出するところから、危険だと警鐘が鳴らされています。ポケモンをやりたいとせがむお子さんをお持ちのご家庭では、また頭の痛い問題が増えたのかもしれません。

そもそも、この「ポケモンGO」が一番問題なのは、リアルな世界とバーチャルな世界の区別がつかなくなってしまう点のようです。と言うか、優れているのがそこなのでしょう。GPS機能とカメラ機能を駆使して、リアルな世界の中に、バーチャルを組み込む技術。ポケモンがすぐそこに居るのに、ボールがうまく当たらないから、もう一歩、もう一歩と足を進めたら、人の庭に入ったとか、道路に飛び出したとか、…といった事が相次いでいます。

元々、リアルな世の中しか私たちにはなかったのですが、ネットの技術によって、バーチャルな世界への入り口が開いてしまいました。SNSに犯罪予告など投稿してしまう人たちは、現実の世界で多くの人の注目を浴びるような活躍ができず、バーチャルな世界なら簡単に何万というフォロワーを獲得したり、注目を浴びたりできる快感に負けてしまうようです。熊本地震の後、ライオンが町に逃げた…とツイッターに投稿した男が逮捕されました。最近は、SNS上での軽率な発言も逮捕されるケースが徐々に増えてきているようです。自分の行動は、何であれ、現実のリアルな世界の中の出来事です。くれぐれも、バーチャルな世界に惑わされませんように。

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ワードアートの「枠線に合わせて配置」と「形状」の違いは何?

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2016年07月23日 | ぱそこん道
今朝、立て続けにメールを受け取りました。「不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとご報告」は印刷関連会社、もう一通は「○○運輸を名乗った不審メールにご注意ください」。そう言えば、少し前に、添付ファイル付きの連絡が来た事がありました。荷物を出してもいませんでしたし、届く予定もなく、タイトルを眺めただけで、一直線に迷惑メールフォルダーに運んで処分した覚えがあります。

あるいは、銀行を名乗ったメールもしばしば舞い込みます。実在銀行の名前なのですが、大抵、タイトルを眺めて不審と判断したら、迷惑メールとして開封せずに処理しています(勿論迷惑メールは自動判別させていて、最初から迷惑メールと判断されるのですが、すり抜けて受信ボックスに入ってきます)。当初、不正アクセスによる個人情報流出は、新聞1面の大きな記事になりました。が、いつの間にか中面の数行の記事に格下げ。今では、記事にもなりません。上記の2社、そこそこ大きな会社ですが、ニュースには出ていません。日常茶飯事過ぎて、ニュースにもならないのでしょう。

連絡が来る以前に、不審メールと判断して捨てたのは、実在の会社名であっても怪しいという勘が功を奏しました。かと思えば、今回の「不審メールにご注意ください」のメールは躊躇なく開封したわけで、ここの判断は説明のしようがありません。「勘」です(笑)。

私は「パソコンを使う」ということは、当てずっぽうでもなく、やみくもに覚えるものでも無いと思っています。「ルールを理解して、その理由を知る」事が全てです。但し、いつまでも「ルール」「理由」と操作をするのでは、正直まどろっこしいわけで、理屈にあった操作を繰り返してる中で、生まれて来る「勘」を磨くことが必須なのだと、考えています。

パソコンを「学ぶ」のは、それが流行りだからするのではなく(ポケモンとはわけが違います)、必要なツールを理解するための作業だと思っています。理解が無くてもある程度は使えるものですから、それで用が足りる向きの方は、敢えて「学ぶ」必要もありません。「勘」を磨くには、キット「学ぶ」事が重要です。

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だからこそオリンピック

2016年07月22日 | 雑談
リオデジャネイロで開かれるオリンピックまで、後2週間ほどに迫っています。ロシアが国家規模で、ドーピングに手を染めているといったニュースが報じられ始めたのは、1年半ほども遡る一昨年の暮れあたりからでしょうか。21日には、スポーツ仲裁裁判所が、国際陸連の示したロシア陸上チームの除外を支持する発表をしています。更に24日に、IOCが再協議をすることを定まっています。下手をすると、陸上チーム以外にも出場停止の措置が広がる可能性が指摘されています。加えて、治安状況への不安もささやかれています。

オリンピックは「平和の祭典」として、スポーツを通じ、世界が一つになれるという「夢」を、世界に発信してきました。人種や色、宗教、政治の違いはあれど、同じスポーツという場に立って、正々堂々と力を競い合えば、あらゆる差別と困難を乗り越えることができる…と、私たちは信じてきたはずです。

…が、実は、そんなものは「幻想」に過ぎないのかも知れません。近年、世界地図のあちこちで流血の惨事が起きています。テロリスト達は、見境なく、銃の引き金を引きます。リオでも治安問題は大きな懸念になっています。

人間は…本来、本能的に争う性を持っているような気がします。国家間の争いは、戦争への引き金をすんでのところで止めていはしますが、オリンピックの場は、決して理想の平和の祭典では無くて、国威発揚の戦いの場であったりするようです。そのための国家を挙げてのドーピングだったと疑われても仕方は無いでしょう。

そんな時代だから、きれいごとを口にして、世界から集うことに意味があるのかも知れません。でも、なんとなく、オリンピックの精神というのは、とおの昔に、ただの置物になってしまっているように思えます。

…そんなこんなを撥ね退けて、いや、だからこそのオリンピックでしょ!の話題を残して欲しいと思います。

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図形を中央揃えにしたい

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