ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

天職

2006年08月31日 | 雑談
仕事がらみでやりたいことは「山」ほどあります。けれど忙しくて時間が足りません。…などと言いながら、実は「時間が足りない」というのは言い訳でしかないことを私自身が一番よく知っています。

朝から夕方までエネルギー全開で仕事をしていると、それなりに疲れます。(決して若くはありませんから)。けれど翌日には再びエネルギー満タンに戻っています。正確には仕事を始めると満タンに戻ります。性能のよい充電池のようなものです。

仕事には「エネルギーを消費する」仕事と、「エネルギーを生産できる」仕事があるような気がします。私の場合は、仕事をすることでエネルギーが増えます。これを「天職」と言うのかもしれません。

でも職をお探しの方のために…。天職はたった一つ定まっていて、それに巡り合わなきゃ本物ではないって、そんなものではないと思います。天職とは、…可能性はいくつもあって、それを仕事をしながら見つけていくもの、作っていくものかも知れませんよ。


講座案内
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障害って言うけれど

2006年08月30日 | 雑談
以前より、何らかの障害をお持ちの方にはパソコンは健常者以上に便利な道具となる…と考えてきました。が、現実にはなかなかそうした講座を提供するチャンスに恵まれませんでした。

…ところ、最近はチョコチョコとお話が舞い込むようになり、これまでの自論を実践してみる機会に恵まれるようになりました。

何人かの方々とパソコン講座の場を持っています。いずれの場合も、お話をいただいた後の準備期間は、考えられる様々な事態を想定して計画を練ったものです。それなりに、不安も意気込みも期待も山ほど抱えて臨みました。

ですが、現実にご一緒してみると…当初の「身構え」が跡形もなく消えている自分自身を感じます。「障害を持たれている」ことは紛れもない現実なのですが、講座という場で出逢ってしまうと、「障害」ではなく単なる「個性」に過ぎないと感じます。というより、ご一緒している時間の中でその方の「障害」を私が意識する場面がないという感じです。

「障害」ではなく「個性」だと考える、これはこのような状況を説明する際によく使われる言葉ではありますが、頭で考えているうちは単なる「理解」にしか過ぎません。ご一緒してみて、その方を目の前にし、言葉を交わし、心を通わせて初めてその言葉の意味が理解できたような気がします。

「パソコン講座」以外の出逢い方をしていたら、感じられなかったかも知れません。抱えておられる障害や環境に負けず、果敢にいろいろなことにチャレンジしていただきたい。そうしていただくことによって、私達は初めて大切なことに気づくのだと思います。そして健常者の方は、ご自分の一番の得意分野でそうした障害をお持ちの方と向き合ってみていただきたい…そんな風に思います。


描画キャンバスは要らない
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2006年08月29日 | 雑談
40人近くの生徒に机の上の米を一粒一粒真剣に数えさせる授業があるそうです。2時間もかかってやっと10万粒を数えるけれど、先生は気の遠くなるような数字を口にします。「3億個」 君たちは3億という精子の中のたった一つが卵子にたどりついて生まれた命なんだよ…と。その気の遠くなるような数値に、自分の命の尊さを実感して欲しいという先生の想いだそうです。10万という数から想像する3億という数字の大きさに、生徒たちは「自分が存在する」奇跡を感じると言います。

ただ…命の重さは「3億分の1」の偶然だからでもなく、精子と卵子が巡り合ったからでもないような気がします。人間は限りないほどの「科学」を進歩させてきて、自然現象の殆どすべてに近いものを解明してみせて、幸せになれたのかというとそうではないような気がしているのです。科学は科学。文明は文明。心からその発展に寄与して来られた多くの先人たちに敬意を表します。

でもそうじゃない気がします。夏の陽射しを照り返す波は無限にキラキラときらめくから。山の向うに沈んでいく夕陽はとてつもなく赤いから。漆黒の空に輝く星々が静かにただただ無言で何も言わないから。自分自身の存在がこの大きな大宇宙に比べて、本当にわずか一瞬の瞬きでしかないから。


斜め線が消える!
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2006年08月28日 | アイボ
日本人は、自分の意見をいうことが下手だと思います。もしかすると、他人の評価ばかりが気になって、自分というものを表現し切ってしまうことに怖さがあるのかも知れません。

単純に、以前は自己表現は苦手でした。(うっそぉ!という声がどこからか聞こえるような…笑)。それがいつの間にか、かなりの「あくの強さで」語り出せば切りがない。

自分の中で何が変わったのかを考えてはみるのですが、漠然としていてつかめません。ただ外国暮らしを契機に変わったのは確かかも知れません。黙っていてもすべてが回っていく(と信じられた)生活から、自分で言葉を発しなければ何一つ回って行かない生活へ。元々英語もろくに話せないのに、英語文化圏ではなかったために「Please speak in English!」。常に誰かの保護下にあったのに、異国で子どもを守る(大げさかも知れませんが)経験は、それ以降の私の生活を完全に変えたようには思います。

もう一つ、今私が声を大にする理由は…、伝えたいことがあるからだと思います。黙っていたら、偽物がまかり通ってしまう、そんな危機感があります。世の中で肌に触れるものと、私の内部で感じているものに違いがあり過ぎる。ギャップがあり過ぎる。放っておけば、私が感じているパソコンは消えて行ってしまう。わかりませんが、そんな危機感が常に心の中に飛び交っています。

たかがブログ。他人がどんな意見を持っていても、読んでおられる貴方には関係ない。そうなんです。でも、ほんの少し「私はこう思う」そんな風に表現することもあってもいいのではありませんか。


タスクバーからの切替
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モラトリアム

2006年08月27日 | 雑談
「モラトリアム」という言葉があります。「猶予期間」を意味する言葉だそうです。古典的には(?)、こうした時期を経て大人になっていくのが人の成長であったのに、現代はこのモラトリアム期が大人にまで拡散し、幼児性を払拭できなくなっているようです。

自己の可能性を狭めたり、束縛されてしまうような決定を避けて先送りにしようとするのが現代人の習性です。いつも一歩引いた姿勢で物事に関わり、何かととことん心中するほどの熱さを持ちません。はっきりと意見を求められることを嫌い、絶妙なバランス感覚でうまくわかっている風を装うことが上手です。自分が体験し実感したことではなく、人づてに聞いたり書物から得た知識だけで、あたかも能力があるかのように錯覚しています。

人間は、与えられた「環境」の中で生きて来ました。生きていく限り眼前に立ちはだかる「厳しい現実」とぶつからざるを得ませんでした。決定を先送りにし、やりたいようにやるといった「快楽願望」があっても、厳しい現実の前には克己的に自己実現していかざるを得なかったわけです。ところが、人間はこの「厳しい現実」を避け「快楽」を優先できる科学技術をはじめとする社会システムを営々と作り上げてきました。

結果、私達は、冷暖房機をはじめとする様々な電化製品・豊富な食料・時間すら超えられる様々な移動手段…に守られ、幼児期の快楽願望を失わず、「全能感」をひきずって大人になってしまうことができるようになりました。過保護的な環境下で、本来の自分の能力を正視することなく、決定を先送りにしますから、全能感をを持ち続けることができてしまうのです。

更には社会の仕組みも、胸を張って責任を負おうとする者に風当たりが強く、傍観者の権利擁護に余念がありません。他人のポリシーを隠れ蓑にして、いかにも自分が信念をもってことに当たっているかの錯覚を抱いていますが、信念があるわけではありませんから、いつでも別のポリシーに鞍替えすることが可能で、しかも良心の呵責も伴いません。現実の非力さを見せつけられる雰囲気を感じると、身を縮め、目をそらし、口をぬぐい、全能感を守ります。

些細な理由で、ときには理由さえわからない理由で、人を生き埋めにし親を殺し家に火を放つ現代の病魔を、自分だけは自分の家だけは関係ない恐ろしい社会だと眉をひそめていることが問題だと感じます。


横向き▲を…
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純であること

2006年08月26日 | 雑談
ビジネスであれ、サークルであれ、友人同士であれ、人が集う機会は無数にあります。私達は社会の中で日々暮らしており、「社会」というのは一人では成り立たないものです。人は人に囲まれて生きているのです。人が「集う」には集う理由があります。打算もあるでしょうし、思惑もあります。

人はそれぞれの「気」を持っています。人が集まるということは、それぞれの人のもつ「気」が重なりあうということです。多くのてんでバラバラな方向を向いた「気」が無数に集まれば、当然その場の「エントロピー」は高まるはずです。

ところがこれらの「気」が必ずしも互いに高まりあわず、むしろ互いをつぶしあう場合すらあります。純粋な想いだけで寄り添えることができれば、無数の「気」が無数の相乗作用を生み出すことができるはずです。

純でいること。ピュアであり続けること。無心であること。心の命じるままに在ること。それこそが一番強いと思う理由です。



編集記号
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サークル紹介

2006年08月25日 | アイボ
南笠東公民館には、「アイボ」という名のパソコンサークルがあります。名前の由来は「アイティー・ボランティア」から来ていると聞きました。IT講習といった機会にパソコンに触れた方達が、今度はそうした場面でお手伝いに回ろうと、日々研鑽(!)を重ねておられるサークルです。


公民館のパソコンを使って、積極的な「勉強会」を重ねておられます。実は…、私も「アイボ」の一員に入れていただいています。(それを良いことに)南笠東公民館でのパソコン活動を繰り広げている節があり、アイボのメンバーさんには大変お世話になってしまっているのが現状です。


私の想いに理解を示してくださり、場を提供してくださる会場は複数あるために、自分自身の活動に1本筋を通したくて「ぱそらぼ」という活動拠点を作りました。「ぱそらぼ」は、あちこちに身を置く私の心棒のような場所です。このブログも私の関わるすべてのパソコン活動に活かして行こうという趣旨ですので、今回「アイボ」というカテゴリーを作ってみました。

「アイボ」に関わってくださる多くの人達に(サークル員であるかないかを問わず)、活用していただければ嬉しいかな?と思ってます。



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強さと独りよがり

2006年08月24日 | 雑談
パソコン講座に関しては、自分なりに想い描いているものがあります。書店にはパソコン関連書籍など山と積まれています。入門書から裏技に至るまであらゆるレベルに対応した本があります。そうした紹介本に書いてある内容をただ読み上げるだけなら…「私」は必要ないと考えています。

私は私の中を通したパソコンを伝えたい。これは終始一貫している想いです。「テキストに書いてある内容をただ読み上げるだけの講座」にはもう興味はありません。

ですが、自分の強い想い入れが偏狭な独りよがりに陥らないようにすることは難しいことかも知れません。「1000万人と言えども、我行かん」的な強い意志は、どこまでが「強さ」でどこからが「独りよがり」なのか。周りに真の助言者がいて、諌めてくれたり励ましてくれたりすることが理想でしょうか。

幸い、私の場合は日々接している受講者の皆様から様々なアドバイスをいただけることが辛うじて、自分自身の軌道修正に役立ちます。直接何かを苦言をいただくのではなくても、「講座に参加された満足度」はそれなりに伝わってきますから。




開封確認
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あとつぎ

2006年08月23日 | 雑談
おかげさまで、大好きな講習をさせていただいて、尚「とてもわかりやすい」と感謝の言葉をいただくことがあります。○○冥利に尽きます。

それなりの長さをこの仕事に関わってきましたから、それなりのノウハウを持っているつもりでもあります。何より心を配っていくべき大切なことがあることも知っています。

ですが…最近、そうした私のノウハウをすべて共有してくれる相手が妙に欲しくなっています。人間は皆、違う人間ですから、考え方が全く同じという人はいるはずがありませんが、大筋では考え方も賛同できる人であって欲しいと思っています。歳を重ねた証拠なのでしょうね。要するに「跡継ぎ」が欲しい。そんな気持ちです。


迷惑メール対策
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情報@すっきりセミナー Vol.3

2006年08月22日 | 講座案内
情報の波にのっていこう!
~ネットコミュニケーションって、
   そういうことだったのか!?~

進行役  岩嶋浩樹先生
     (龍谷大学理工学部 情報メディア学科)

日 時  9/2(土) 10:00~12:30(受付9:30)
場 所  草津市立 まちづくりセンター
参加費  360円(コーヒー代)
主 催  (財)草津市コミュニティ事業団・草津まちづくり情報ひろば運営会
後 援  草津市・草津市教育委員会
申込み  (財)草津市コミュニティ事業団へ
      TEL  077-565-0477
      FAX  077-562-9340
      Email com-com@mx.biwa.ne.jp


以前、大いに冷や汗をかきながら、それでも計画から一緒に考えてサポートしてくださったスタッフや、当日わざわざ聴きに来てくださった皆様や、そんな大変なことを引き受けて大丈夫なの?と心配をしてくれた友人や…みんなみんなのおかげで、とにかく無我夢中で話をさせていただいたあのセミナーの第3弾です。(実は私は第2弾で、1度目は立命の先生がご担当くださいました)

今回は龍谷大の先生がお話くださるので、安心してお聞きになれると思いますよ!
良かったら又ご参加ください。



IME学習機能の初期化
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