映画の感想をざっくばらんに、パラパラ読めるよう綴っています。最近は映画だけでなく音楽などなど、心に印象に残ったことも。
パラパラ映画手帖
音楽の散歩道74「project-P DEMO Songs & 2018Mix」リリース
7月28日に開催された「project-P Decade Meeting」の際、
project-Pさんの新しいアルバム
「project-P DEMO Songs & 2018Mix」が
リリースされましたので、お知らせします!
9th album「Play the music for me」がリリースされたのが、
2017年2月ですから、1年半ぶりになります。
今回は、今までのアルバムに収録されている
発表済みの10曲を、
パンチョス氏が、今の技術で、さらにミックスを
レベルアップさせた「2018年mix」版のほかに、
パンチョス氏が作曲、オケ、歌詞を完成させ、
ボーカルのまりなっちさんに歌ってもらうために、
自ら歌った「仮歌」(DEMO Songs)が10曲(同じ曲)
入っています!!!
(仮歌は、1番だけで短め)
10曲が、それぞれDEMO版と2018Mix版と交互に入っていて、
パンチョス氏の一オクターブ低い仮歌に続いて、
まりなっちさんの歌が聴けるような構成です。
パンチョスさんの歌ってる仮歌について、
イベントの時、
まりなっちさんは、
「録音の前は、これを、毎朝通勤で聴いて、
朝からめっちゃ暗いんですよー!」と紹介。
パンチョスさんも、
「自分で聴いてても、『怖い!』って思いますw」
と言われ、お客さんがみな爆笑していましたが、
こうして、初めて、仮歌を聴かせてもらって、
懸命に歌っている感じが伝わり、すごくすてきで、
とても身近な感じがして、あったかい声に癒されます。
そもそも仮歌というのは、
楽譜の代わりに、音程やリズムを正確に歌って、
わかりやすく伝えるためなので、
上手に歌おうとしていないと思います。
まりなっちさんが、
初音ミクとかルカとかの電子合成音で聴くよりも
パンチョスさんの仮歌のほうが、
自分のオリジナリティが広がって、
録音の時、歌いやすくていいとほめておられました!
仮歌が終わったかと思うと、
同じ曲が、衣装を変えたかのように、アレンジも新しく、
まりなっちさんのふくよかで、やわらかな歌声が
キラキラと舞い降りてくるみたいに流れてきて、
曲の変わりぶりを味わえます。
パンチョスさんは、サウンドクラウドでも、
作成中の曲を0.1とか、0.3とか、
そのプロセスも公開されているので、
その延長上の取組みのように思います。
小室哲哉さんもglobeの時に、自分で仮歌を歌って、
KEIKOさんに渡していたとか?
ほんとファンにとっては、垂涎のアルバムです♪
アレンジも、仮歌は、キラキラ音が入っていたり、
微妙に違ったりして、
「self-addiction」とか古い曲になると、
10年以上前に、録音したものらしいです。
このアルバムのジャケットも、
今までのアルバムのジャケット写真を合成して重ねられていて、
今までの道のりを感じる仕上がりです。
ジャケットの裏のQRコードから
歌詞カードのほか、セルフライナーノーツもダウンロードでき、
貴重です。一枚千円とのことで、ぜひ聴いてほしいです♪♪♪
パンチョスさんを知ってる方なら、きっと
楽しく聴いてもらえると思います。
私は、project-Pさんの曲に漂う切なさが
とても好きなのですが、
こうして聴いてみると
“不安定さ”や“あやうさ”が
どの曲にもあることに気付きました。
人間のこころは、いつも揺れていて、
不安でいっぱいな中、
それでも、精一杯、懸命に、誠実に、
自分の道を歩きつづけている。。。。
「on the tight rope」のイントロは、
まさにそうで、お気に入りの一曲です。
ほんとうに、音楽に助けられ、励まされ、勇気をもらって、
今まで、やってこれましたが、
これからも、静かに、こころおだやかに
自分の道を丁寧に歩いていきたいと思います。
→project-PさんのHPなどなど
(ここから、project-Pさんのツイッターや、フェイスブック、
曲が聴けるサウンドクラウドや、
ライブ動画が見れるYouTubeにリンクが貼られています)
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