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鳩山元首相の生みの親

2015-03-15 23:24:31 | マスメディア
 "あの"鳩山元首相が政府の反対を押し切ってクリミアへ出かけて行き、ロシアによる編入を肯定するようなあきれた発言が話題になっています。この人のあきれるような行動は今に始まったことではありませんが、このような国益を損なう行動を止める方法はないようです。

 "あの"人が国際的な影響力を持つのは元首相という肩書きのおかげですが、困ったことにこの肩書きは過去のことを表しているだけなので取り消すわけにはいきません。1000円札を拾ってネコババするだけで罪になりますが、国益を大きく損なった場合は何の罪にも問われません。某新聞による虚偽の慰安婦報道と同じです。このような事態は予想困難であり、法治主義の弱点と言えるでしょう。お近くの国のように人治主義なら簡単に対応可能ですけれど。

 元首相という看板が重みを持つのは首相に選ばれたほどの人物なのだから、見識や能力も一流に違いないという常識があるからでしょう。鳩山氏はその世界の常識を見事にひっくり返した人物ということになります。短期間とはいえ、このような人物がかつて首相として君臨した事実は日本の恥辱であり、世界には知られたくないことです。

 非常識な人物を首相に選んだのは日本国民ですから我々の見識も疑われます。しかしそんな人物を党首にもつ民主党への投票を促したのは左派系のメディアであり、彼らの見識・判断能力が疑われます。

 そしてもっとも見識・判断能力が問われるべきは民主党でありましょう。彼らは間近に"あの人"を観察できる立場にありながら党首に選んだわけですから。つまり「生みの親」である民主党とそれを持ち上げたメディアは"あの人"の行動に責任を感じなければならない立場であります。

 左派メディアも共犯と言えるでしょうが、民主党は元首相という看板を"あの人"に与えた張本人です。「関知せず」と言って逃げるのは卑怯というものです。せめて「あれは間違って首相に選んでしまった人です」と声明を出されてはどうでしょうか。そして共犯者のメディアはそれを世界に大きく報道するのが筋というものです。


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2 コメント

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恥知らずの鳩 (onecat01)
2015-03-18 12:03:08
 いつもながら、スッキリと、一本筋の通ったご意見に、胸のつかえが下りました。

 もし許して頂けるなら、「生みの親」という比喩に、「生んだ土壌」と、追加させてください。

 意味するところは貴方と同じです。ピント外れの売国の民主党と左派メディアです。

 公平ということを大切にするのなら、「恥知らずの傭兵」を「生んだ土壌」である自民党と、左派メディアにも言及したいと思います。

 いずれの場合にも責任を持つべきなのは、こんなものに騙されて来た「お人好し」である、私たち国民でありましょう。

 深い反省とともに、拝読させていただきました。
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Unknown (okada)
2015-03-19 11:36:44
うれしいご意見、ありがとうございます。
『こんなものに騙されて来た「お人好し」である、私たち国民』
まったくその通りだと思いますが、同時に国民はメディアに与えられる情報によってどうにでもなる存在である、ということもわかりますね。
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