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日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

震災雑感 3 ~ 残念な決定「フィギュア世界選手権」中止

2011-03-18 | その他あれこれ
21日から予定されていたフィギュアスケート世界選手権が、中止決定(秋への開催延期を検討中)されたそうです。

これは実に残念。
今日本が世界トップレベルで戦える数少ないスポーツ種目です。
浅田真央ちゃんや安藤美姫さん、高橋大輔くんらが素晴らしい演技で最高峰レベルの世界大会で優勝争いをすることが、何よりもの被災地支援、ひいては災害に負けずに「ガンバレ、ニッポン!」の旗印になったと思うからです。

開催に向けた最大の問題点は「原発」であったと、主催者側も発表しています。
すなわち海外から一流選手を招へいするに際して安全性の確保に問題あり、と考えたからであると。
ここもまた悩みどころですね。
中止決定はもう少し各方面や世論の動向を探ってからでも遅くはなかったように思うのですが・・・。

読売新聞のナベツネ氏が、早々に開幕延期を決めたパ・リーグに対して、セ・リーグは何としてでも25日の開幕を曲げるなと、激昂気味に押し切ったそうです。
パ・リーグは、被災地仙台に本拠地を置く楽天があり、仮フランチャイズへの移行など物理的な状況もあった訳で、セ・リーグはそんな状況もなく何よりも「真剣勝負で選手が一生懸命頑張る姿は必ずや、被災地を元気づけることになる。だから予定通り開幕せよ」と。
普段からなにかと物議をかもす“ナベツネ発言”ですが、これには「ごもっとも」と思わず膝を叩きました。

大災害が起きると、どうも何事もいち早く「自粛」の表明をすることが美徳であるかのような受け止め方をされる傾向が強いように思いますが、果たして全てそうなのでしょうか。
特殊な能力を持った人たちは自分の持てるモノを最大限に発揮すること、周囲はそうさせることが、被災者を勇気づけ元気づけることになるのではないか、とも思えるのです。
ちょうど震災時に来日していたシンディ・ローパーも、この時期に自身のライブがぶつかったものの、「むしろ、自分が予定通り歌うことが皆を元気づける」との判断で決行したと聞きます。

「自粛」が美徳と言うのは、「おくゆかし」を大切にする日本人古来の性分なのかもしれませんが、ものによっては本当に「自粛」が良いのかは判断の難しいところではないでしょうか。
フィギュア・スケートの日本選手たちも、自分たちの演技で「被災者を元気づけたい、勇気づけたい」と思う気持ちで一杯のハズです。
世論との十分なやりとりもないままの早々の「中止」決定によって、今だからこそより役に立つ彼らの特殊な力を封印してしまったことには、本当に残念に思います。

今後予定されているあらゆるイベントの主催者は、単に「自粛」のみを美徳とするのではなく、被災地、被災者を元気づける、勇気づける観点からも、イベント実行の可否検討を慎重におこなって欲しいと願うところです。

震災雑感 2~“大停電”阻止に向け民放は計画停電に協力せよ!

2011-03-17 | その他あれこれ
熊谷は午後計画停電中です。
先ほど海江田大臣が、「寒さで電力消費が増え、このままでは予測できない大停電になる恐れがある」と話しました。

民放は一刻も早く放送自粛すべきです。

政府、電波管轄の総務省は民放に放送自粛を即刻指示すべきです。
要するにテレビ局も計画停電に協力すべきということです。
再び交通網に影響が出れば大混乱は必至。
毎度申し上げていますが、政府は「優先順位」をしっかり考えろと言いたい。

23区への計画停電拡大も議論されそうですが、北関東での交通事故状況を見る限り23区は停電すればかえって混乱があり得策ではないかもしれません。

NHKがあれば、民放は今生きていくうえでいらないでしょう?
そろそろくだらない番組放映も始まっています。
このまま自主的な放送自粛が期待できないなら、政府はそういう局から強制的に放送を止めさせるべきです。
テレビを見ている人の消費電力も含めて、かなりな節電が期待できると思います。

日中は交代自粛。少なくとも消費電力ピークの夕刻は、全民放は放送自粛すべきです。
偉そうなことを言う前に、そのぐらい自分で分かれよ放送メディア!

震災雑感 1 ~ 都会のバカが被災地を泣かせている

2011-03-16 | その他あれこれ
首都圏の食料や電池、ティッシュ、ガスボンベ等の買い占め、やめさせてくれ!
うちの近くでも、買い物かご一杯にして我がもの顔のバカ主婦が闊歩しています。
政府はもっと声を大にして言ってほしい「恥を知れ!」と。
首都圏で買い占めがおこりモノが不足すれば、その分被災地へのモノが遅れたり減ったり。
自分たちの行動がどんな影響を及ぼすのかよく考えて行動してほしい。
あなたのために被災地が泣いています。

ガソリンも同じこと。
政府は国内の石油備蓄量は十分であると宣言しています。
ガソリンスタンドの行列は何?
たまたま交通状況でタンクローリーに遅れが出ているだけ。
皆がいつもと同じ感覚で給油をしていれば不足は生じないはずです。
被災地でガソリンが全く足りていない現実を分かっていますか。
必要以上の車使用は控えましょう。
まだガソリンが入っているのに行列に並ぶのはやめてください。
あなたのために被災地が泣いています。

amazonではマーケットプレイスで、ごく普通の電池が2本で軒並み2000円以上。
中には1万円以上で売りに出されているものもあるとか。
呆れてしまいます。
そんなのビジネスでもなんでもない。
amazonもそんな人の足元をみたような公序良俗に反する商売、即刻厳しく取り締まるべきです。
本当に悲しい気分にさせられます。

おい日本人よ、もっとしっかり生きてくれよ!
これじゃ、あまりに情けなさすぎないか?

震災テレビを考える

2011-03-15 | その他あれこれ
これまでも触れてきた震災テレビの件、さらに少し考えたいと思います。

人気お笑い芸人サンドイッチマンの伊達クン、仙台出身でたまたま石巻で営業をしていたそうで、震災後もしばらく当地に残ってできることはないかと頑張っていたと聞きます。私は直接見ていないのですが、今日テレビで「被災者が今一番欲しいものは“家族の安否情報”」と話していたと。さらに「テレビはもっと力を貸して欲しい」とも。ごもっともです。災害情報を一方的に流す時期は過ぎたように思います。現段階で被災者を必要以上に取材し追いかけるのも見ていて忍びない、辛いものがあります。伊達クンが言うようにテレビで、離ればなれになっている家族が家族を探し呼びかけたり、遠く離れた家族に無事を伝える番組があっていいと思います。国家レベルで消費電力削減が叫ばれている今こそ、毎度申しあげるように民放がその存在意義を示すためにもぜひ取り組むべき番組ではないでしょうか。

民放各局は共同して役割を分担したらいいのです。そして、どこかの局が「呼びかけ」を担当し避難所を巡回して、被災者の呼びかけをまとめて流す・・・。いやむしろ、膨大な避難所の数から考えれば、各局が分担して各県の避難所を回り繰り返し「被災者呼びかけ番組」を実施するのがいいのかもしれません。避難所で不安な日々を過ごしている人たちに、少しでも希望の灯をともすことができるのではないかと思う訳です。なんとなく連日特別枠を組んではいるものの、日がたつにつれやや惰性になり始めた感のある「震災特番」。民放各局は同じような番組をどこも垂れ流すばかりでなく、本当に現場で何が求められているのかもっともっと地べたに近い感覚で受け止め、電波媒体の優れた特性を活かして欲しいものです。サンドイッチマン伊達クンの発言は、自ら被災し現場を自分の足で歩いたからこそ分かる訴えかけなのです。計画節電が続く今、民放が進んで放送自粛するか国民の役に立つ電波の使い道に踏み出すか、幹部自らが自局が岐路に立たされているという自覚の下メディアの責任全うに取り組んで欲しいと思います。

計画停電~交通機関より民法放送自粛を。政府は優先順位を見直せ!

2011-03-14 | その他あれこれ
昨夜突然発表された「計画停電」。しかも実施は今日から。混乱必至です。

今朝はいきなり電車が走っていない。日本経済を支えるサラリーマン諸氏は大変なことになっています。こんなやり方をしたら日本経済はマヒ必至です。物事には順序というモノがあって、まず大口電力消費先に軒並み政府レベルで相談を持ちかけ一時操業中止等をお願いし時間を稼ぐ、その間に当面どのように首都圏の電力消費を抑えるかその影響と対策を各省庁および業界に検討させる、その上で実施に踏み切る・・・。少なく見積もっても徹夜作業で3日程度は検討・準備期間が必要でしょう(あるいは、日曜日は電力供給が足りたのですから、政府はとりあえず今日から3日間を“国民の休日”扱いとし国内の企業活動を停止させ、その間に綿密な計画停電対応策を検討するということも可能でしょう)。大地震による電力不足も十分分かります、被災地を思って国民が痛みを共有することにも理解できます。しかし問題はやり方。今回の管政権のやり方はあまりに性急でバランスを欠いたやり方であり、日本経済を崩壊させかねないという恐怖心を抱かせられます。これではまるで社会主義国です。半日の準備もない突如の停電は、病人の切り捨てや交通事故や犯罪をも引き起こしかねません。あらゆる面で、このままでは日本は大変なことになるでしょう。政治はもっと国民生活の安全性確保と国民経済への影響を最優先で考えた対応順序を再検討すべきです。

電力の使い道に関して言うなら、電力消費先に関し必要な順序と言うモノがあるはずです。まさに「優先順位」というものです。国民生活、経済活動における国家的利益を優先するなら、交通インフラは「優先順位」の最上位に位置するでしょう。今朝のテレビの民放でキャスターが、「皆さんも家庭での電力消費を控えるようにしてください」などともっともらしいことを言っていました。民放のテレビ局こそ、視聴者宅での電力消費も含めて「優先順位」がもっとも低い大量電力消費元です。交通機関を停止させる前に、民放はすべて放送を自粛すべきでしょう。昨日の話題ではありませんが、こんな時こそNHKが国営放送であることの意義が発揮されるべきなのです。政治のだらしなさがこんな常識的な「優先順位」さえも鈍らせている訳で、国民の一人ひとりが「優先順位」を意識しながら電力消費を抑えることに知恵を働かせ、国民生活を守るために必要な電力とインフラの確保を我々の手でしなくてはいけないのだと思います。頭の良い官僚たちはこんな時こそ、バカな政治家のバカな思いつきを正して、本来あるべき順序に沿った施策を打ち出して欲しいと思います。とにかくこのままでは日本経済、国民生活は崩壊します。今は危機感で一杯です。

大地震報道に思う

2011-03-13 | その他あれこれ
11日東日本広域を襲った史上まれにみる大地震。正確な情報を迅速に伝えられるか、という災害時の情報伝達手段としてテレビメディアの果たす役割の大きさは改めて思い知らされました。テレビというメディアが日本に登場して約50年、今回の災害報道を見るにつけいろいろと考えさせられる部分も多くあります。そのあたりを、災害発生2日間の報道から思うところを少し記してみます。

まず、地震発生当日の11日。当然どの局も準備体制など整っているはずもなく、入手できた情報を片っ端から流し続けるといった状況で時間が経過します。なにしろ被災地にしろ、交通手段を失った都心部にしろ、とにかく情報の質よりも量という段階であり津波に対する警報伝達も含めNHK、民放問わぬ必至の情報提供姿勢には頭の下がる思いで見守りました。特に民放は、大半の局で本日までCM放送は一切カット。これは民放連の申し合わせがあったものか、政府からの要請があったのものなのか全く分かりませんが、災害による国家的危機状況下においてあるべき報道の姿であると思いました。

同時に思ったことは、逆にこうなるとNHKの存在は何であるのかということです。50年前のテレビ放送スタート時においては、民放電波が日本各地に活き届かないという「ユニバーサル・サービス」の観点、および今回のような災害発生時にスポンサーに支えられた民放が迅速に正確な情報御伝えることに専心できるかといった懸念、からの必要性が、国営放送局の存在を肯定してきたわけです。しかし今回の民放の災害情報伝達機能を見るにつけ、果たしてNHKが国営放送として存続する必要性がどこまであるのか、財政再建が叫ばれる今こそ膝を詰めた議論をする必要があるのではないかと思わされました。

さて、1日目はそれぞれが情報の補完をし合い複数報道機関の存在意義を十分に果たしてくれたNHKと民放各局ですが、2日目はやや様相が違ってきました。夜が明けて災害の全貌がすこしづつ分かり始め、緊急を要する情報提供面が落ち着いてきたことで、民放局の“悪いクセ”が目立ち始めました。一番気になったのは、不要なヤジ馬的取材。1日目はまずは待ち受け状態の中、大量の情報の整理・伝播に精一杯だった民放各局ですが、2日目ともなると各局独自色追及や特ダネ入手活動的な動きが目立ち始め、眉をひそめたくなるものもいくつか目にしました。

その最たるものはヘリ取材。各局相当な数のヘリを飛ばしているようで、熊谷上空も北上するヘリが盛んに通過するなど、日本中のチャーターヘリは全部出払っているんじゃないかと思うほど。確かに各局が相当数のヘリを飛ばすことで、自衛隊だけでは手が足りない上空から助けをもとめてる孤立被災者の発見ができるなどのメリットもあります。ところがテレビを見ていると、平気で自衛隊ヘリの救助活動をそばで収録したりしていて、もちろん望遠を使っての至近距離撮影ではないとは思いますが、ヘリは少しの気流の変化などにも弱く同じ地域に複数のヘリが複雑に交錯するような状態は二次災害防止の観点からは絶対に避けたほうがいいはずです。この辺はテレビ局の取材クルーのモラルにかかわる部分ですが、「やはりそうか」と思うとともに非常に腹立たしく、こういう点では国営放送としてのNHKのモラルの高さには一定の評価ができると実感、先の観点とは裏腹にその存在の必要性を感じた次第です。ちなみに先のヘリ取材も含め、特にマナーが悪かったのはフジテレビです。

余談ですが、フジテレビはアナウンサーの質も低い。昨日昼間のメインキャスターを務めていた青嶋アナ。解説のゲストとのやりとりや現場中継を見ながらの説明が、まるでスポーツ中継状態。要するに大袈裟な表現とリアクション。そんな軽薄な先輩を持った若手アナはヘリからの中継で「おっと、このガレキの山に人がいるぞ!」なんて言う始末。災害はイベント中継じゃない!ほんと胸クソが悪くなって即座にチャンネルを替えました。以前同局は「楽しくなければテレビじゃない」とか言っていたような気がしますが、「常識がなければテレビじゃない」を局内に徹底された方がいいように思います。電波免許の取り消しがあってもいいんじゃないのと思われるほど、あまりにお粗末なテレビ局です。

大地震

2011-03-11 | その他あれこれ
東北、関東全域を大地震が襲いました。熊谷も大変な揺れでした。

私は自宅マンションの駐車場で、まさに車で出掛けるその時、エンジンをかけたら異常な揺れに「おやっ?エンジン調子悪いか?」と一旦エンジンストップ。それでも止まらぬ揺れに「なんだ、この揺れ?」と思った瞬間、外で「危ないですよ、逃げて!」と若い人に言われ「なにっ?」と車外に飛び出しました。上を見上げてみれば、なんとマンションがすごい揺れでタイルが一部飛んで、まさにビルごと倒れるんじゃないかと本気で思いました。「逃げて」と言われたものの、経験したことのない恐ろしい光景に足がすくみ動けません。気をただしてなんとか敷地から逃げ出し、しばらく待ってようやく揺れが収まりました。

本当に恐ろしい体験でした。皆様、ご無事でしょうか?
連絡手段として、お役に立てることがあるなら当ブログのコメント欄等もご活用ください。

皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。

いい加減止めれば?「目的」をハキ違えた“隠れ白バイ検挙”活動

2011-02-21 | その他あれこれ
たびたび同じ話題ですいません。毎度おなじみ“隠れ白バイ検挙”行動の話です。初めに言っておきますが、私はこの手で捕まったことはありません。腹いせや悔し紛れで言っている訳ではないので、誤解のありませんよう。

写真は熊谷市内我が家近くのモール脇の直線道路にぶつかる路地に、隠れている白バイの姿です。モール前の横断歩道(この写真には写っていません)を渡ろうとしている人がいる際の歩行者優先停止違反なんかを主に捕まえているようで、週に2回はやっています。特に週末。この写真は昨日日曜日午後のスナップです。何が言いたいかですが、「隠れて違反をさせて捕まえる」というやり方がそもそもおかしいと、私は常々申し上げている訳です。違反をさせないためにパトロールをするのが警察の役目な訳で、違反をさせない活動ができる状況にありながらそれをせず、わざわざ違反をさせてから捕まえるというのは絶対におかしいのです。違反頻発場所で法規遵守を訴えるでもなく隠れてジッと違反をするのを待って「ハイ、アウト!」ですから、極論するなら、怪しい男が歩いていても「職務質問」ひとつせず尾行を続け、いきなり隠し持ったナイフで誰かを刺した途端に「逮捕!」てなものです。これは市民生活を守る警察としておかしい。もしそんなことが起きたら、なぜ尾行段階で「職務質問」して未然防止しなかったのか、という非難は免れ得ない訳で、違反頻発場所に隠れてあえて「違法行為」をさせてから捕まえる白バイもやっていることは同じだと思うのです。間違ってます絶対に。

警察が交通法規を皆に守らせるためにするべきは、違反頻発場所近くで「白バイがパトロールしているぞ」と皆が見えるように常に姿を現して、「いけね、いけね、ちゃんと交通法規守らなくちゃ」って抑止力効果を生んで違反行為を未然防止する行動こそが正しいやり方であるハズです。すなわち、このあるべき行動こそが先の例の「職務質問」にあたる訳で、彼らのパトロール活動の最大無二の目的である「違法行為の未然防止」につながるのです。現状の“隠れ白バイ検挙”行動には、「目的」と「方法」の錯綜が完全に起きてしまっていると言えるでしょう。企業でも似たようなケースはよくあることですが、「この目的って何だったけ?まぁでも儲かっているからいいか」てな具合に、目先で得るモノがあればそれにごまかされてしまい本来あるべき「目的」を見失ってしまう。得るモノが金であるならなおさらと言う一種の催眠効果的事象です。聞けば、警察では毎月の罰金獲得目標なるものまであるそうですから、「目的」と「方法」のハキ違えも甚だしい状況な訳です。

私は以前から、この警察の「目的」をハキ違えた誤ったやり方をか何とか正したい、そのために世間でこれを大きな話題にしたいと、マスメディアにも投書をしたりもしているのですが、どうもうまく盛り上げてくれません。しかたなくこうして年に1回程度のペースで当ブログで訴え続けている訳です。どうかこのブログを読んで共感された皆さん、特にメディアの皆さん、ぜひ声を大にして“隠れ白バイ検挙”行動はおかしいと世間に言い放っていただきたく思います。一日も早く警察が自分たちの「目的」をはき違えた誤った行為に気がつき、「違法行為の未然防止」と言う本来の警察パトロールの「目的」を全うされんことを願ってやみません。その日が来るまで、当ブログはこの問題に言及し続けます。

投稿原稿 ~ 金融危機と「ベイスターズ定期」

2011-02-01 | その他あれこれ
私の出身企業のOB会が、会社が今年創立90周年を迎えるにあたって、記憶に残るエピソードをお持ちの方はぜひ投稿をというお話があったので(実は募集の事実を知らず締め切られていたのですが、まだ追加でOKというので)、以下のような原稿を書いてみました。思い出しながら書いてみたら意外に面白い出来事で、広くお知らせしてもいいのではと思いここにも掲載してみることにしました(Webでは一部固有名詞は伏せさせてただきました)。

=以下原稿=

98年は前年11月の山一証券廃業のショックを受けて、年初から金融危機の嵐が吹き荒れていました。私はその年の4月に出向先の全銀協から戻り、本部の支店推進部と言う営業部門で広報グループのチームリーダーを拝命していました。毎週金曜日に開催される、担当常務を囲んでの推進役および各グループ・リーダーでの個人部門会議では、低迷を続ける自行の株価に嫌気して流出を続ける個人預金を、いかに繋ぎ止めるかが毎度毎度中心テーマとなっていました。一方ちょうどその年は、そんな銀行の危機的状況を尻目に、プロ野球の横浜ベイスターズが快進撃を続けお盆前には早くも38年ぶりのリーグ優勝かと、地元は大変な盛り上がりをみせていました。私は当時金曜日の会議では圧倒的若輩者で、いつも隅でおとなしくしていたのですが、あまりに毎週毎週「何か預金流出を止める手立てはないのか」「なんとかしろ」という投げかけばかりで話が進まないので、ある時に思い付きで一言言ってみたのです。

「あのぉ、横浜ベイスターズの優勝応援定期預金というのを商品化して、金利を勝率連動にするとか優勝確定時にボーナス金利をつけるとか、ベイスターズ・グッズを預金誘導の景品で配布するとか、ダメですかね」。

一瞬会議室の時間が止まったのをハッキリと覚えています。同席の推進役や他のグループ・リーダーたちは、「何お気楽なこと言ってやがんだよ、この大変な時に。出向帰りのボケ作が!」という目で私の顔を一斉に見たような、そんな気がしました。私も「言わなきゃよかったかなぁ・・・」とその場の空気を読んで後悔したその瞬間でした。「なんで、それをもっと早く言わないんだ。すぐやれすぐ、仕組みとサービス品を決めて現場では来週から予約券を配布してどんどん預金を集めろ。その手があったじゃないか。うちは地元銀行なんだから、好調ベイスターズの力を借りようじゃないか!」と常務が大きな声で言ったのです。先ほどの皆の冷たい視線は一瞬にして消え去り、部長以下一斉に「すぐ商品とキャンペーンの内容を決めてくれ」「頼むぞ、銀行の浮沈がかかっているんだからな」「とにかく現場を盛り上げてくれ」と皆が激を飛ばし始めました。

こうして、私の思いつきの一言から「ベイスターズ定期」は突如猛スピードで動きだしました。ところが思いつき故、何の準備もありませんからそこからが大変でした。金利をどうするか等の商品スキームは個人企画と市場部門に任せたものの、ベイスターズの名称やキャラクター「ホッシーくん」を使ったグッズやポスターの製作には限られた時間の中で球団事務所の了解を得る必要があり、これが大変な難問だったのです。連日ベイスターズの球団事務所へ足を運ぶ日々がスタートしましたが、先方は「地元銀行だからと言って特別扱いはできない」「商品名への名称使用の可否は親会社の判断が必要」「ポスター・サービス品へのキャラクター使用はダメ」等々、折衝事項の隔たりは大きく、その間にもどんどん時間はなくなっていきました。実はこの折衝の最中、行内的にはすでにキャンペーン内容は決定済みで、ホッシーくん入りのポスターも通帳ケースも記念プレートも大量に発注済みだったのです。万が一先方のOKが取れなければ、これらはすべて無駄になってしまう。これは大変危険な賭けでありましたが、ノロノロしていればベイスターズの優勝が決まってせっかくのビジネスチャンスを逃してしまう訳で、止むにやまれぬ決断だったのです。連日プレッシャーで押しつぶされそうな状況下、“ベイスターズ詣”を続けまずがなかなか色よい返事はもらえません。

そして今日がリミットというまさにその日でした。いつも以上のこちらの追い込まれた雰囲気に、先方の責任者である取締役のT部長が異常を察知したのか、突然若い担当者に席を外させてこう言いました。
「分かりました。私の責任ですべて了解します。好きにやってください。やったことの報告だけ、直接私にください」
「本当ですか!ありがとうございます」
涙が出るほどうれしい一言でした。
「本当によろしいんですね」と念押しする私に、
「私も親会社の大洋漁漁業で苦労しましたから、苦境に立たされた企業の大変さがよく分かります。また同じ地元企業として御行には、がんばってもらわないといけませんから」
あの当時の先方の部長さんの男気と、地元を持つ我々の生業のありがたさを痛切に感じさせられた瞬間でした。

「ベイスターズ定期」のキャンペーンは各店で行列ができるほどの大ヒットとなり、TVの「ニュース・ステーション」はじめ複数のTV取材も受け番組内で取り上げられました。その効果もあり流失した預金は戻り始め、金曜日の会議でも「この大変な時期に信頼感№1の都銀M銀行の帯封現金で窓口にご来店されるお客様が増えて、自信を持って仕事ができるようになりました」などの現場からの声が聞かれるようになり、本当にうれしく思ったものです。この効果もあって、株価も徐々に落ち着いていきました。銀行90年の歴史の中で、あれほどまでに会社存続の危機を皆が感じさせられた経験は他にないでしょう。その危機脱出に力を貸してくれたベイスターズ球団が、昨年来「経営不振で球団身売りか?」とのニュースを耳にするにつけ、今度は銀行があの時の恩返しする番?と思う今日この頃です。

今年の寒い冬をもたらした「ラニーニャ」という名の“女の子”

2011-01-27 | その他あれこれ
先日の地球温暖化話の続き的なお話です。ホント寒い日が続きます。日本海側では大雪で新潟県内は電車が軒並み不通とか。今年の厳冬は長引くとの予報も出されました。

今週読んだこの「今年は寒い冬が長引く」というニュースの中で面白い話を見つけました。なんでも今年の冬の寒さ、「ラニーニャ現象」と言われるものが原因であると考えらるそうです。一時期前に地球温暖化とからめて盛んに取り上げられた「エルニーニョ現象」と名前が似ていますが、中身は180°異なっているようです。「エルニーニョ」が地球温暖化により南方沖の海面温度が上がり暖かい空気が太平洋を包み込むため、オーストラリアなどでは高温による干ばつが、ヨーロッパやカナダでは暖冬が、日本では高温多湿の暑く湿った夏が来るとされています。一方、今回話題の「ラニーニャ」は全く逆で、ペルー沖の海面温度が下がって遠く離れた日本近海に対しては乾燥した空気を運んでくることになるそうで、梅雨が短く夏は猛暑になり逆に冬は厳冬になるそうです。今回はペルー近海で海水温が基準値よりも5度以上低下する状態が半年以上続いたため、「ラニーニャ」と認定されたそうです。

つまり昨年の夏の日本の異常なほどの猛暑も、どうやらこの「ラニーニャ」が原因であったと思われるフシが強いのです。海水温が上昇して起きる「エルニーニョ」が騒がれた折には、「地球温暖化の影響で海水温が上がってこんな異常気象が起きている。地球がSOSを発している大変だ、大変だ!とにかく温暖化防止!温暖化防止!」といった感じのトーンで語られていたように思います。今回発生が認定された「ラニーニャ」は、「エルニーニョ」とは逆で海水温が低下することで起きる異常気象ですから、素人目には地球温暖化を否定する材料なのではないかとも思えるのですが、どうなんでしょう。いろいろ調べてみましたが、「ラニーニャ」の発生とその影響(猛暑や厳冬)はある程度論理的な説明がつくもののその発生原因については未だよく解明できていないのだそうです。本当はこのような一見温暖化を否定するような事象までもが温暖化との関連で明快かつ科学的な説明ができれば、地球温暖化に対して最も説得力ある説明になるようにも思うのですが…。

昨年の稀にみる猛暑と今年の厳冬の原因と思われる「ラニーニャ」も、「地球温暖化の影響である」と説得力ある説明をいただけるならこの冬も少しは暖かく感じられるのではないかと思うわけでして、地球温暖化主張派の専門家の皆さんにはぜひとも頑張っていただきたいところです。ちなみに「エルニーニョ」はスペイン語で「男の子」、「ラニーニャ」は「女の子」だとか。どこの世界でも、「男」より「女」の方が一筋縄でいかなくて難しいってことですかね?