静聴雨読

歴史文化を読み解く

ある日の集荷依頼

2010-11-15 10:13:02 | 社会斜め読み
「もしもし。料金後納のゆうパック1つの集荷をお願いします。」
「お客様のお名前をお聞かせください。」
「xxxxです。」
「はい、yyyy様。お客様の住所をお聞かせください。」
「いや、yyyyではなくxxxxです。」
「失礼しました、zzzz様。」
「そうではなく、xxxxです。」
「すみません。お客様の電話が遠いのですが。」
「xxxxです。」
「わかりました、xxxx様。それでは、お客様の住所をお聞かせください。」
「aaaaです。」
「はい、aaaaですね。アパートやマンションの屋号などはございませんか?」
「bbbbです。」
「お客様の電話番号をお聞かせください。」
「ccccです。」

「集荷はゆうパックですね。」
「初めに、そういったでしょう。」
「いくつでしょうか?」
「1つです。初めに、そういったでしょう。」
「大きさはどのくらいですか?」
「100サイズです。」
「みかん箱くらいですか?」
「そうです。」
「台車が必要なくらいの重さですか?」
「それは、集荷する人によりけりでしょう。」

「伝票はお持ちですか?」
「もう、書き終えました。」
「お支払いは、現金ですか? 切手ですか?」
「料金後納だって、初めにいったでしょう。」

「集荷に伺う時間のご希望がございますか?」
「午後にお願いします。」
「2時、4時、6時のどれを希望なさいますか?」
「2時でいいです。」
「それでは、2時にお客様宅に集荷に伺います。」

以上は、ある日の、郵便事業会社のある支店とのやりとりだ。ケイタイからの通話料は160円。
 (2010/11)