更なる ときめきを求めて!

「七色唐辛子+一味唐辛子の会」は、卒業しました。

墓に布団は着せられぬ

2020年03月10日 | 日記

 リフ-ムで神谷町で寝泊まりすることになって5日目。落ち着かない。柿の木坂で生活するようになってほぼ20年。柿の木坂が”生活の場”。 すっかり”気”が入っていたのですね。

 私たちが柿の木坂へ引っ込しをした後、家族同様の存在だったN氏に神谷町に住んでもらっていました。神谷町で睡眠をとることになって、この5日間毎晩のように、N氏の声も聴ける実在感ある夢を見ています。

 彼は5年間の闘病の末、7年前に63歳での鬼籍入りでした。

今回、神谷町の家のあちこちに、彼の孤独な厳しい最後を物語るかのような痕跡に触れることになり、胸を抉られる様な思いに苛まれています。

 残されている飲み残しの安定剤の薬。霊能者から告げられた病を克服すると言われた”赤富士”の写真、書きかけの保険請求の書類等々。

 独り闘病生活をする彼に、私はどの程度、寄り添えていたのだろうか・・・・。「🙇 御免なさい”!」

  

 

「人の、水を飲んで冷暖自知するが如し」 これからは、少しでも人の痛みに寄り添えるように 精進していきたいと。

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