・・・七月ごろから、庭のプランターでヘチマの苗を育てていた。 予想以上に大きな実が十個以上も収穫でき、それを活用する方法として、ヘチマタワシを作ることを思いついた。
私たちの年代では、子どもの頃、ヘチマタワシを使用した覚えがある。 昔は時間をかけて、収穫した実を水中で腐らせてヘチマタワシを作っていたようであるが、ネットで調べると、最近は、簡単な方法として、鍋で煮込めば簡単に作れる、と書いてあった。 早速、トライしてみた。
30センチくらいに成長した実を二種類収穫した。 一つは写真のようにヘタが枯れた状態の物と、もう一つはヘタがまだ枯れてないものです。
実を適当な長さに切って、寸胴鍋に入れ、30分くらい煮込み、冷ましてから皮を手で剥いた。
ヘタが枯れていた方のヘチマの実は、果実は煮込むと水に溶けて、繊維部分は、写真右下のように、上手くヘチマタワシになったが、ヘタが青い実の方はタワシ部分となる繊維部分も煮こまれて、残らないので、上手くいかなかった。
後は、種を取り除き洗って、庭先に干して、ヘチマタワシが出来上がった。
今回、ヘチマの実を煮込んで作ったヘチマタワシが写真の右の三個で、左の二個は樹上で枯らした実の皮を剥いだだけで作ったヘチマタワシである。 樹上で枯らした実から作ったヘチマタワシの方が、色は少し黄色いが、キメが細かく、使いやすそうである。