・・・会社を辞めた時に、一番、新鮮で、幸せに感じたのは、世間が明るい時間からの入浴でした。
お風呂が好きだったので、本当なら、会社で働いている時間に、風呂に入って、良い気持ちを味わうのは最高の贅沢と感じたのです。
それから、10年経った今でも、毎日、早くから風呂に入る習慣は続いていますが、感動はそれほどでないか、殆どは感動を感じなくなりました、しかし、お湯に浸った気持ちの良さはずっと同じです。
先日の新聞に「入浴で急死 交通死の5倍、 意識失い 声あげる間もなく」と云う見出しの記事が有りました。
入浴中に亡くなる人は高齢者が多く、その理由はヒートショックや熱中症、心筋梗塞、脳梗塞などで、意識を失い湯船に沈んで死亡する。
その理由について、 湯船に入ると血圧はいったん上昇し、その後、急に下がる、 この時、身体は、心拍数を挙げて脳への血流を保とうとする。 この機能は高齢者は劣っていて、その結果、意識を失うことになる。 その他の危険に、高齢者は温度を感じるセンサーも鈍っており、血圧が上がりやすい高温の湯に入りがちだという。
上にあげたような記事の中で、一番自分自身も気を付けなければと思ったのは、湯船のなかで寝るということは危ないことらしい。
入浴による、血圧低下により、意識障害の可能性があり、ウトウトして、そのまま意識を失い、気持ちが良いまま、湯船に沈み、死んでしまうことがあるらしい。
よって、風呂で寝ることもある私も、これからは、風呂でウトウトした時に、眠りに入ることは止めるようにしなくてはいけないと思った。
そのほかの注意事項として、風呂温度は41度以下、湯に浸かる時間は10分以下、家人が居る時に入浴する、などの注意事項も気を付けたいものです。