日本における企業は、一般的にどこかの企業系列にある。
そのつながりはとても強い つながりの会社と 、単なる取引関係でのつながりとがある。
今回、新聞を賑わしているトヨタ自動車の系統である ダイハツ自動車 及び豊田自動織機と日野自動車などは同じ自動車という関連でつながっている。
このつながりは会社の大きさによって トヨタ自動車の資本でダイハツは吸収され 子会社になり、自動織機は株式の持ち合いではあるが資本力の強さから、今はトヨタ自動車の方が、元々の親会社である自動織機より 立場が強くなっている。
今回の自動織機の不正の根源は新聞によれば部下が上司に言っても無駄だという関係になって不正が状態化したと書かれている。
こういう会社内の風土っていうのは社長が親会社から派遣される会社に多い組織病である。
社長が親会社から派遣される 子会社では社長の考えがその会社の組織風土に根付いてない 考えを部下に押し付けるやり方が多い。
従って 社長の下の経営者は社長の考え方を、自分の部長以下の社員に押し付けてくる。
そうなると元々のその会社の考え方の仕事のやり方から発生した考えは全て否定されて、なかなか自由な考えを上位の役職の人に言うことは難しくなってくる。
そうなると 今回起こったような不正が長年 状態化することになってくる。
そして会社のトップは違う社風に基づく 問題は敏感に感じとることができない。
考えるに 親会社から人材を派遣する場合は 、トップではなくてトップを支える 経営層以下の人材を親会社から派遣するべきである。
会社のトップは、その会社のことを風土、成り立ち、社員、などその会社を すべてを熟知している人がやるべきだと思う。