・・・7/26の奴国の遺跡の銅鋳型の遺物出土について、先日書いた。
今日は、7/28の記事に、同じ弥生時代中期の槍鉋の遺物が完成品の形で出土した。
出土したのは木製品や建築材の表面を滑らかにする槍鉋の実物です。
刃の鉄部分は先端5センチくらいで後は木製の柄で、ほぼ完品として出土した。
私が興味を持ったのは、北陸は意外と早くから、文化が発達している地方であるからです。
古墳時代の先駆けになった弥生後期の方形墳丘墓の四隅がヒトデのように飛び出した特異な形の、四隅突出型大型墳丘墓があることで知られている。
以下、インタネットから転載した記事です。
四隅突出型大型墳丘墓は出雲地方を中心に、日本海側を中心に約90基が確認されている。
北陸地方(福井県・石川県・富山県)では現在までに計8基が知られている。
規模は後の前期古墳の規模に近づくなど、古墳時代以前の墓制では、もっとも土木技術が駆使されており、日本海沿岸という広域で墓形の規格化が進んでいた。