・・・ジョギングの時に通る道そばの畑で、人が農作業をしているのを、しばしば見る場所がある。
その畑に目をやると人がいるのに、何時も駐車している車が無かったので、おかしいなと思い、よくよくその農作業をしている人を正面から、見ると、実は、人ではなく案山子だったことを気づきました。
柿の樹に顔が少し隠れるので、横から見て、人と見誤ったが、正面からよく見ると案山子です。
最初から、冷静に考えると、服装からして柿色のはっぴはおかしいと思いましたが、横から見ると人と見間違ってしまいました。
私も家のプランターで野菜を少し作っていると鳥が来て食べてしまう腹立たしさは経験したことはあるので、案山子を作る気持ちはよく理解できます。
次の日に、そこを又通ったら女性の案山子が一体増えていました。
今度は畑の真ん中に正面向いていたのですぐに案山子とはわかりましたが、案山子の腕に柿(?)の実をぶら下げて、鳥に対して、何かを伝えようとしている作者の考えの面白さを想像して、この案山子を作った人の気持ちが、ついほほえましく感じてしまいました。