Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

チーム監督としての一日

2008年07月27日 | 超級山岳
去年は6人で開催した大弛峠OFFでしたが、今年はなんと3倍近い人数が。二年目にして、超級山岳祭りに昇格しました。勇躍日本のガリビエ峠を登り始めましたが…


(写真提供:Shigemixの重力に逆らう部屋)

スタート後100mで、メカトラでリタイア。
この呪いは、本当です。
魚師さんを日本海に連行しなくては…

チーム監督も楽しいですが、やはり楽しそうに苦悶している皆さんを見て、一緒に苦しめない苦しみに苦しみました。
苦しみたかった~


帰路。中央高速の渋滞をさけ河口湖へ山道を抜けると、雲海の富士のお出迎え。


道の駅牧丘を出て、3グループにわけてスタートです。まずはA部閣下が先頭を牽いて、長い直線を登り始め、あっというまに視界から消えました。


第二グループでスタート。快調に先頭を走りますが、あまりリアの変速が調子よくありません。よく外れる感じ。おかしいなぁ?と思った矢先

「グォワシャ!」

リアディレーラーがチェーンを巻き込み、ありえない方向に骨折し、関節からもげています。リアエンドも曲がってしまい、走行不能です。とうとう私にも怨嗟が襲ってきたか…


とにかくもう走れないので、これから2kmくらい駐車場までシクロクロスダッシュです。
(どうやら前日自前で交換したチェーンのコネクティングピンが完全にこじられていなく、極小ミリピンのお尻がはみでていたらしく、そこが巻き込まれたみたいです)

駐車場に戻り、補給用の麦茶を買って車で登り始めます。

林道に入ったところで第二集団の生協さんと苦労人さんを捕獲。麦茶サービスをします。その後、さくぞうとニョホホさんを捕獲。その前を第3集団のShigeさんとカズノさん、その尻にKiyaさんが喰らいついています。炎天下のワンちゃんよろしく、Kiyaさんの息づかいが激しいです。「ハッハッハッハ-ァウアウ」と頑張っていやす。

その後、車のアクセルをグイーンと踏み込んでどんどん先行ライダーをパスしていきます。林道をぬけ、視界が開けると第一集団のK内さんが。
…ということは、先頭はA部閣下か。無茶なペースだ…
そして水場にいくも閣下の姿は見えず。休憩なしで30kmを突っ走るつもりか…
乙女湖を抜け、一直線の登りを過ぎても閣下の姿が見えない。いよいよ道に迷ったか?と不安になり始めた矢先、以前の未舗装区間の前方に、蒼い影が視界に入った!

なんちゅうペースだ。

この後、平坦区間を終え、山頂まで8km地点で全員を待つことにした。


山の懐
鳥のさえずり
蝉の声
山際から入道雲

いつもは心拍数180で登る山の稜線を、心拍70でぽけ~っと眺めるこの
し あ わ せ。


閣下が先頭で残り8km地点にやってきました。


猛追するクライマーデュオから逃げ切れるか?


その6分後、時速20~25kmくらいでかなりペースアップした例の二人がキタ!


速度域が違う!


スーパーマンひらひらになる速度だ。先頭吸収は時間の問題か?
(結局shigeさんは2時間をきったそうです。おそろしや~)


ほどなくしてKiyaさんも通過


K内さんと仙人も追い上げる


第2集団のさくぞうが、下ハンダンシングでやってきた!


山頂までまだ8kmだぞ~。過剰サービスですよ~


口が
ハヒー
と言っています。


前方の生協さんを追い上げる、苦労人さん。


↑アンクリング発覚(汗)


ぐるぺったーの二人は、この後私の車のピラーにしがみついて山岳20km走行を楽しんでいました。̀(ˆˆ)́


30kmお腹一杯になるまで登り、お腹ぺこぺこの皆さん。
腹減った~と通りすがりの食料を持っているハイカーにハイエナのようにたかります。


あまりにも高速でステーキを食べるため、周辺の空間にズレがおきてしまった若旦那氏。お疲れ様でした。