アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

「アイヌとキツネ」

2007-03-22 09:11:15 | インポート
昨日は道北地区総会があり、霧立峠を往復しました。
総会ではセンターの活動報告も行なわせて頂き、支援をお願いしてきました。
「よく動いておられるね~」と信徒議員のNさんが声をかけてくださり、ブログの紹介までしてしまいました(^^;)

霧立峠は豊かな自然がいっぱいあり、通るたびに野生動物と出会えます。
昨日は行きに峠手前で雄大に羽ばたくオジロワシを見ました。大きいですね。
冬の海岸線でいつも見ているオオワシに比べて尾の形が扇状だったのでオジロだとわかりました。
(木に止まっているところを古いカメラで撮ったので現像して確認します)。

帰りは、待ちんぼキツネがえさをくれると思って寄ってきました。
冬毛でもこもこっと可愛く、なにかあげたいとも考えましたが、良くないことと思い挨拶だけして別れました。

昨年の2月に故萱野茂さんの絵本「アイヌとキツネ」の英語版が出版されました。
翻訳はプロジェクト・ウエペレケ。アイヌ民話を英語教室と英語圏へ紹介することを目的として作られた会で、代表者は函館ラサール中学・高等学校の英語教師のピーター・ハウレットさん。わたしたち道北地区の仲間であるロバート・ウイットマーさんもメンバーのひとり。
CDまでついています!

http://u-ko-usaraye.cocolog-nifty.com/blog/


以前に撮った待ちんぼキツネ。首にはスナック菓子の袋が巻きついていました。
袋ごと誰かがあげたのでしょう。どうにもできませんでした。